人生にゲームをプラスするメディア

Junction Point閉鎖のウォーレン・スペクター氏より別れのメッセージ

とうとうスタジオ閉鎖が明らかになった『Epic Mickey』の開発元Junction Point Studios。その創設者でありベテランゲームデザイナーのウォーレン・スペクター氏より、Facebook上で最後の別れのメッセージが投稿されました。

ゲームビジネス 人材
Junction Point閉鎖のウォーレン・スペクター氏より別れのメッセージ
  • Junction Point閉鎖のウォーレン・スペクター氏より別れのメッセージ
とうとうスタジオ閉鎖が明らかになった『Epic Mickey』の開発元Junction Point Studios。その創設者でありベテランゲームデザイナーのウォーレン・スペクター氏より、Facebook上で最後の別れのメッセージが投稿されました。

「Junction Point Studiosは良い8年間を過ごしました。私はいくつかの素晴らしいプロジェクトを素晴らしい方々と取り組んできました。人生の中で最も魔法のような時間のいくらかを体験でき、たくさんの夢が叶えられました。ディズニーファンやディズニーのキャストメンバーと親しくなり、ディズニーの歴史に触れ、ウォルトの歩んだ道を歩きました……。まさに“魔法”としか言いようがありません。(中略)

Junction PointがEpic Mickeyの旅に乗り出したのは、悪くすると、ディズニーの歴史の“ささいな出来事”になりえると自分に言い聞かせています。しかし振り返ると、それよりもずっとうまくやり遂げたと思えます。ミッキーマウスをヒーローに、我々はメインストリームのファンに、いくらかの“コアゲーム”コンセプトを披露することができましたし、何より、“しあわせウサギのオズワルド”を再び注目される舞台に呼び戻すことができたのです」

スペクター氏は、メッセージの最後で、Junction Pointの仲間とその家族、ディズニーの関係者、世界中のファンに感謝の意を述べ、「悲しいけれど、未来に興奮している」と将来の復活に期待を持たせるコメントも残しています。
《Game*Spark》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 【ゲーム×法律】ゲームの利用規約違反で制裁、どこまで許される?

    【ゲーム×法律】ゲームの利用規約違反で制裁、どこまで許される?

  2. 令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】

    令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】

  3. 教育分野へのゲーム的アプローチとは?「PlayStation x IT 教育がつくる次世代エンタテインメント」セッションレポ【CEDEC 2018】

    教育分野へのゲーム的アプローチとは?「PlayStation x IT 教育がつくる次世代エンタテインメント」セッションレポ【CEDEC 2018】

  4. 9割がお蔵入りする個人制作ゲーム、完成させる秘訣は - IGDA日本SIG-Indie研究会レポート

  5. ゲームのナラティブはどうして議論がわかりにくい? 立命館大学ゲーム研究センターの研究員が徹底議論

  6. 桜井政博氏が「ムシキング」の携帯電子ゲームをデザイン

  7. 先月お引っ越ししたイメージエポックへ会社訪問に行ってきました。

  8. 【Autodesk×Unity】セガが語るUnityで作るiPhoneゲーム、そしてコンテンツ工学

  9. 【CEDEC 2014】知っておきたいゲーム音楽著作権、JASRACが教える有効な利用法

アクセスランキングをもっと見る