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【そそれぽ】第43回:3DS『夜の魔人』の前に予習!自由過ぎるWiiウェア『王だぁ!』をプレイしたよ!

任天堂 Wii

インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート、第43回を迎えました【そそれぽ】のお時間です。

今週、ポイソフトの石川泰社長と中川智之氏がインサイド編集部にいらっしゃった所に、筆者も同席させて頂きました。【そそれぽ】第1回が同社の『ひゅ~ストン』だったこともあり、3DS新作『夜の魔人といくさの国 ~さまよえるヴァンピール~』を一足先に少しだけプレイさせて頂けるとのこと。これは超光栄!・・・しかし、勉強不足ではせっかく招かれたのに失礼ではないですか!

というわけで、今回プレイするのはポイソフトのWiiウェア『王だぁ!』です。

実はこの『王だぁ!』、雰囲気やゲーム内容は筆者の超好みっぽいのに、これまで未プレイだったのです。3DSの新作は、この『王だぁ!』の続編的な存在であるとのこと。なので、未プレイの方、プレイしてから時間が経っている方、ぜひ筆者と一緒に『王だぁ!』がどんなゲームだったか振り返ってみませんか?それでは、早速プレイしていきましょう。

尚、今回のプレイで筆者はクラシックコントローラーProを使用しています。

※画像はiPhoneで無理矢理テレビ画面を撮影したものです。

■ファンタジーRPG世界の王様になる
ざっくり表現すると、そういうゲームなのですが、想像よりも遥かに自由度が高く、文字通り「何でも」できるようです。どんなことができるのかは実際にプレイしながら試すとして・・・まずは、プレイヤーの分身となる王様の設定からスタート。名前はもちろん、ドット絵も魅力的な容姿もパーツの組み合わせによってけっこう自由に決定できます。そんなこんなで「そそそ王」は「そそれぽ国」を建国。どんな王様っぷりを発揮していけるのでしょうか・・・?


■「シナリオ1」は「でんせつのけん」がポイント・・・だけど?
本作では、世界にさまざまな「勇者」たちが存在し、自由気ままに旅をしています。自国を慕う献身的な「勇者」もいれば、自国のことを良く思っていない「勇者」もいます。「シナリオ1 伝説の武器」では、そんな「勇者」に「でんせつのけん」を授けて、世界に恐怖を与える「魔王」を討伐させることが目標です。


■「でんせつのけん」、どうやって手に入れる?
まず、自分の国の場所を自由に決定することができます。・・・って、アレ?「でんせつのけん」を所有している国も選択できちゃうようですよ(笑)。最初から「でんせつのけん」を持っているという状況は有利か不利か、すでに本作の魅力である「自由度」の高い選択が始まっているように感じますネ。筆者はこの状況に逆にビビってしまい、少し離れた大きめの国をチョイス。

この場合「でんせつのけん」を手に入れるには、所有している国を滅ぼしたり、装備している勇者を捕縛したりする必要があります。しかしながら・・・


■手に入れないという選択を決断する筆者
その「でんせつのけん」ですが、必ずしも「手に入れる」必要があるわけではありません。例えば、「でんせつのけん」を装備した勇者の出現を待って、その勇者の自国に対する好感度を上げ、冒険サポートし、間接的に「魔王」を倒させれば、それでも目標達成なのです。あるいは「でんせつのけん」なしでも、「魔王」を倒せさえすれば、目標自体は達成することができます。

プレイを始めてからしばらく経ち、「むしろ、でんせつのけん、要らなくね?(笑)」という結論に達した筆者は、大きな転機を迎えます。


■世界征服への道を歩み始める筆者
スタート直後は確かに「でんせつのけん」を求めて隣国に攻め入り、所有国への到達と制圧、「でんせつのけん」入手を目指していたのですが、やがて何かに取り憑かれたように、声高に「でんせつのけん不要論」を唱え出す王様(=脳内の筆者)。「世界を征服する」ことを新たな目標に、都市発展や外交よりも軍備を整えることに集中します。確保する人材も「兵力」重視。オートで行ってくれる各部署への人材配置は最低限に留め、王様が直接命令を下せる「直属」に優秀な人材を回します。

「宣戦布告」もなしで、隣国へ大軍勢を送り込み、一気に制圧する数で勝負のスタイル。他国からの好感度は下がるものの、もはや筆者の目的は「世界征服」なので、ガンガン無視します(笑)。


■邪魔する勇者は牢屋へブチ込む筆者
圧倒的な軍事力で次第に巨大になっていく我が「そそれぽ国」。そこに収められたアイテムを狙って「勇者」は盗みに入ってきます。貴重なアイテムを盗まれたらかなり悔しいのです。しかし、盗みに失敗した勇者は残念ながら牢獄行き。牢獄に入った勇者をどう処分するかも王様の自由。なので、筆者は・・・とりあえず放置しました(笑)。「拷問」なんてキツめのコマンドもありますが、生かさず殺さずのヘタレな王様です。

ちなみに勇者を捕えると、その勇者が持っていたアイテムを入手することができます。なかなか強力な装備や、貴重なアイテムを持っていることもありました。それらはもちろん、最前線の直属の部下たち渡して戦力増強にあてます(笑)。


■残すは魔王の国だけとなった筆者
気付けば「でんせつのけん」は、魔王の国を支持する勇者の手に。その勇者をなんとかするパターンもありますが、もはや武器などには頼っていられません。最前線にいる直属部隊の兵力、装備、兵装をチェック。魔王の国以外を手中にした圧倒的な軍事力で、いよいよ魔王に決戦を挑みます。

その結末は・・・異常なまでに自由度の高い本作は、こんな筆者のパワープレイもしっかりと受け止めてくれました(笑)。


■変化がつかみづらい
勇者や人材、国や街は日々成長し、変化します。が、それがどの程度変化しているか、やや掴みづらいです。全てに共通して言えることですが、それぞれの得意なもの、苦手なものがややわかりにくく、王様が何をフォローしてあげれば良いのか、このフォローでどれほど効果があったのか、実感や手応えがイマイチありませんでした。このあたりの指標をもうちょっとだけ見せてくれたら良かったのになぁと感じました。


■総評:プレイヤーの志向によってジャンルが変わる超フリーダムゲーム
ほぼ説明もなしに、突然「王様」をやらされると言っても過言ではないのですが、そこで何をするかは完全にプレイヤー次第。各シナリオには、一応「魔王を倒す」という目標が漠然とあるものの、これをどういった方法で目指すのか、あるいは目指すか目指さないかも完全にプレイヤー次第です。もちろん、最初は何をすればイイのか戸惑うワケですが、何かやりたいことをテキトーにやってみることで、必ず自分なり目標が出来て、自然にそれを目指したくなります。

ある人にとっては、都市育成ゲームに見えるかもしれません。内政によって街を充実させて収入を大きくして、更に大きな国へと成長させていけばOKです。

ある人にとっては、戦略ゲームに見えるかもしれません。軍事によって世界を制していき、すべての地域を手中におさめればOKです。

ある人にとっては、コミュニケーションゲームに見えるかもしれません。世界を旅している勇者たちのご機嫌を伺い、いかに自分の国の好感度を上げるかを考え、間接的に世界の平和を守ればOKです。

自由度の高いシミュレーションゲームが好きな方にはかなりオススメです。どこかで見たことがあるようなファンタジーRPG風なドット絵と、文字中心で進行する演出面が相まって、レトロゲーム感も高め。これ以上ないほどの「自由」がとにかく魅力的で、1時間程度プレイすればどんなことをしていきたいかが必ず見えてきます。どんな王様になるかは完全にプレイヤー次第。心の趣くままに、国を、世界を動かしてみてください。


■追記:新作『夜の魔人といくさの国』に向けて
というわけで、そんな『王だぁ!』の系譜である新作3DSダウンロードソフト『夜の魔人といくさの国』ですが、少しプレイさせて頂いた感想としましては、『王だぁ!』的な要素も多々感じられるものの、「国同士」というよりも「人同士」という点に重きが置かれているなぁと強く感じました。チマチマと、もっともっと遊びたくなるという不思議な魅力は新作にも健在。「吸血鬼」である主人公の行動と自由度、非常に楽しみです。


【そそれぽ】第43回、いかがでしたでしょうか?同席した編集部の人に新作の見所ポイントを熱く語っていたら、石川社長から「こっち(ポイソフト)側の人みたいですね」って言われました(笑)。さて、『王だぁ!』も無事に振り返れたところで、いよいよ新作『夜の魔人といくさの国』の配信が近付いてきました。・・・ということは・・・ということは!?(笑)次回もどうぞお楽しみに!


『王だぁ!』は、好評配信中で価格は1000Wiiポイントです。

(C)2008-2009 POISOFT Co.,Ltd All Rights Reserved.


■筆者プロフィール
津久井箇人 (つくいかずひと) a.k.a. そそそ
愛内里菜らに楽曲提供をし、VOCALOID音楽のクリエイターとしても有名な作・編曲家。ゲームを紹介するブログ記事が評価され、2011年からINSIDEでライター活動を開始。レトロゲームから最新ゲーム、戦略SLGから格ゲーまで、幅広いジャンルのゲームをプレイする。
Twitter:@sososo291
ブログ:sososo activity
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》

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