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テクノカルチャーとゲームの融合点『ルミネス エレクトロニック シンフォニー』水口哲也氏が語る(前編)

ソニー PSV

全世界でミリオンヒットを記録した『ルミネス』、そのシリーズ最新作『ルミネス エレクトロニック シンフォニー』がPlayStation Vitaに登場。光と音楽とパズルが融合した本作について、キューエンタテインメントでの水口哲也氏と本作のディレクターであるデインドン氏にお話を伺った。

―――キューエンタテイメントを設立されてから『ルミネス』『メテオス』『Child of Eden』と続きましたが、本作ではどのような立場で関わっているのでしょうか

水口:今回はメンバーの人選することが大事な仕事でした。『ルミネス』シリーズは2004年にPSPで発売されているグローバルなタイトルで、デジタルダウンロードを含めると世界で200万本ぐらいになります。モバイルでも76カ国で遊ばれているので、チームも国際色豊かとなりました。

ここにいる本作のディレクターのデインドン、僕らはDDと呼んでいますが彼も上海出身のゲームクリエイターです。『Child of Eden』で彼と仕事をしたときに、僕が惚れ込んでしまいました。非常に天才的なゲームデザインとレベルデザインをするので、彼の功績というのはすごく大きいと思います。

DD:僕は約13年前に上海のUBIに入って、コンセプションデザイナーとして活動を始めました。そのあとUBIのパリで仕事をするなかでいろんな業務をして、その時に『Child of Eden』という素晴らしい作品を水口さんと作ることができました。その後にまた水口さんと一緒に新しい作品を作りたいと思ってキューエンタテイメントにやってきて、今回では大切な『ルミネス』シリーズの監督を任せてくれて実に嬉しかったです。

―――PS Vitaについてはどう感じられましたか
水口:やっぱり僕らはハードの進化からくるインスピレーションというのが絶大で。くすぐられるわけです。クリエイターとして腕をふるいたい、こういう技術を提示されたら何をやろうかなと瞬時にして考える人たちなので。

DD:今まででできないことを全部やりたいと思いました。キーワードはいくつかあって、「ダイナミズム」は一番大きなキーワードになっています。今回の『ルミネス』ではポリゴンを使っているので3D空間を感じてもらえるとおもいます。「エスキュレイション」という仕組みがあって、ブロックを消していくと背景と音とミュージックが同時にどんどん盛り上がるというというものです。

水口:変化も大きくつけたのでハラハラドキドキといいますか、次はどんなものが来るんだろうという楽しみがあると思いますね。

DD:ユーザーの操作によって常にカメラを動かせるというのも1つのポイントになっています。ただ、背面タッチは難しかったですね。

水口:『ルミネス』ってだんだん神の領域に自分が行きかけているんじゃないかという早い流れのなかでブロックを処理する快感というのがあって。そのなかで背面を触るというリスクを犯してまでやりたいと思うのはなんだろうとなった時に、チームが出した答えが背面を触ることによってプレイヤーのパワーが上がってスペシャルブロックを手に入れることでした。

画面左下に数字があって100%になると自分の好きなタイミングでスペシャルブロックを出すことができるんですよね。種類も豊富で、前と同じブロックで繋がるほかにブロックが全部フリックするものや、そこのブロックが何に変わるかわからないというものまで。一見理不尽に見えるかもしれないですが、やってみるとそれがすごくほしい時とそれが来ると困る時があって、その感じがすごくおもしろい。これによってまたダイナミズムが与えられたと思います。

『ルミネス』というタイトルでずっと追い求めてきたのは、ただゲームをやって面白いという以上にやって気持ちがいいということです。やればやるほど、うまければうまいほど自分が紡いでいるような気分になれるマジック感を大事にしています。その部分が『Child of Eden』を経て、DDのチームによってさらに高まったと思います。

(後編に続きます!)

『ルミネス エレクトロニックシンフォニー』は4月19日発売予定。価格はパッケージ版が3,990円(税込)、ダウンロード版が3,300円です。

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《きゃんこ》

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