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【TGS 2010】水口哲也氏が最新作『Child of Eden』をデモンストレーション

『スペースチャンネル5』『Rez』『ルミネス』などで知られる水口哲也氏。その水口氏が久々に放つ新作が『Child of Eden』(PS3/Xbox 360)です。発売元のユービーアイソフトブースでは水口氏が登場し、日本での初披露が行われました。

ソニー PS3
水口哲也氏が最新作『Child of Eden』をデモンストレーション
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『スペースチャンネル5』『Rez』『ルミネス』などで知られる水口哲也氏。その水口氏が久々に放つ新作が『Child of Eden』(PS3/Xbox 360)です。発売元のユービーアイソフトブースでは水口氏が登場し、日本での初披露が行われました。

水口氏によれば新作の話がスタートしたのはちょうど2年前の東京ゲームショウ。ユービーアイソフトとは『ルミネス』を欧米で販売したという付き合いがあり、ユービーアイ本社(パリ)のプロデューサーと食事をする機会があったそうです。そこで「新しいものを、新しいプラットフォームで作れないかと盛り上がり、その成果をようやく発表することができることになりました」

さっそく水口氏による『Child of Eden』のデモンストレーションが行われました。デモは12時と14時の2回行われ、それぞれXbox 360 Kinect、PS3コントローラーを使って行われました。

Kinectでは一切コントローラーを使わず、両腕の動きだけでゲームがプレイできます。デモでは、水口氏の手の動きにカーソルが追従し、ターゲットをロックオン、手首を前方に振るような動作でアタック。両手を開いたり、手を叩くといった動作もゲームに組み込まれているようでした。体の動きが画面とシンクロし、画面の動きが音楽とシンクロする。音と映像にこだわり続けた水口氏の最新作として相応しい、心を揺さぶるようなデモだと印象付けられました。

隣で見ていたユービーアイソフトの辻良尚氏は「色の洪水、音の洪水を見ているようで、日本人的な感覚では花火を見ているような印象を受けました」とコメント。

水口氏は「音楽と映像そしてゲームが絡んだとき、今までにない感動があると思っています。そうした化学反応を作っていくのが自分の使命だと思っています」と話しました。

楽曲は全て水口氏がプロデュースするユニット、元気ロケッツのものです。「このゲームのために育ててきた側面もある」と水口氏。「シナスタジア(共感覚)と呼んでいるのですが、音楽と映像、体全体で感じられるようなライブを元気ロケッツでは行っています。『Child of Eden』のコンセプトはそれとシンクロしています」

今回はKinectでしたが、もちろん通常のコントローラーにも対応。その場合は「振動というまた違った体験もある」ということでした。

現時点では日本での発売は未定となっていますが、『Child of Eden』を早く遊べる日が来る事を期待したいですね。
《土本学》
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