アトラスは『喧嘩番長3〜全国制覇〜』海外版のネーミングをユーザーから募集しています。修学旅行に行った主人公が日本一の番長を目指すため喧嘩しまくるという内容で、適切な訳語が存在しないのが理由の模様。「Awesome Master of Badass Beating-Up-People Guys」という英語タイトルが長すぎるとして「Kenka Bancho」「Fist of the Bancho」といった候補から投票を受け付けています。
THQは『Marvel Super Hero Squad』のボックスアートにどのヒーローを登場させるかの投票を開始しました。アメコミヒーローの乱闘系ゲームで、スパイダーマンやウルヴァリンといった10人のキャラクターの中から誰をボックスアートに出して欲しいかを投票することができます。
投票はユーザーにとっては自分の意見を表明するチャンスですし、メーカー側には生の声を聞く機会となります。特に人気のキャラクターシリーズとなると、一家言ある=購買意欲が高いことが予想されるため、こうした層からの意見は参考になるのではないでしょうか。また投票自体が話題となりゲームの露出を増やすチャンスともなります。投票したということで愛着が生まれますので、これもプラスになる可能性がないではありません。
「どこまでユーザーの声を聞くべきか」、これは送り手側にとって大きなテーマでしょう。ユーザーの声を聞く手段として投票は良い手段に見えますが、何でもかんでも聞けばいいという訳ではありません。単純に投票して終わり、もしくは売上に無関係な組織票が放り込まれて終わりになりかねません。今回取り上げた投票は、「日本独自の文化がテーマとなったゲームを買うコア層の連帯感に訴える」効果と、「キャラクターもののファンの声を聞く」という点でどちらも興味深いものとなっています。どんな効果を得るために投票を催すのか、これこそが送り手側に求められるセンスでしょう。
投票は情報の受信でありながら、ある意味情報発信の一種といえるかも知れません。情報発信といえば制作者の声を届けるBlogや公式サイトでの情報開示が思い浮かびますが、こうした形式は有効ながらも一般的なものとなりつつあります。ゲームの発売前となれば一人でも多くの人に情報を露出することが望ましいはずで、そこには話題性も必要となるのではないでしょうか。
いかに多くの人にゲームを話題として貰うかは頭を使うところですが、投票を含めたインタラクティブな手段もこれからは検討されるべきなのかも知れません。
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