人生にゲームをプラスするメディア

エマージェント、ゲームエンジン「Gamebryo」の新シリーズ「Gamebryo LightSpeed」をリリース

Emergent Game Technologiesは2009年3月2日(月)、ゲームエンジン「Gamebryo」の新シリーズとして、デザイナーのニーズに焦点を合わせた製品である「Gamebryo LightSpeed」を発表しました。

ゲームビジネス その他
エマージェント、ゲームエンジン「Gamebryo」の新シリーズ「Gamebryo LightSpeed」をリリース
  • エマージェント、ゲームエンジン「Gamebryo」の新シリーズ「Gamebryo LightSpeed」をリリース
Emergent Game Technologiesは2009年3月2日(月)、ゲームエンジン「Gamebryo」の新シリーズとして、デザイナーのニーズに焦点を合わせた製品である「Gamebryo LightSpeed」を発表しました。

公式サイトでの告知


「Gamebryo LightSpeed」は、従来の「Gamebryo」におけるレンダリングを中心とした機能に加え、プロトタイピングの効率化、イテレーションの効率化、ワンワークフロー、リアルタイプアップデートなどの新機能も付加され、よりいっそう、ゲーム開発の現場での有効性を高めています。またリアルタイムのアップデートをデータドリブン型フレームワークによって実現し、ゲーム開発をシンプルにすることが可能となっています。

現在のエンジンソリューションでは縦割り型のオプションが提供されるのに対し、「Gamebryo LightSpeed」では、使用するコンソールやPCプラットフォームを問わず、任意のジャンルのゲームを作成できます。「Gamebryo LightSpeed」では、プロトタイプから最終製品に至るクリエイティブなプロセスがすべてサポートされるため、チームはプロジェクトの時間とリスクを低減しながら、より優れたゲーム作成を進めることができるとのことです。

また「Gamebryo LightSpeed」で作成したプロトタイプはワーキングモデルとなるため、実際にプロジェクトが始動した場合、そのままプロトタイプを実際の製作に流用することが可能です。

データドリブン型アプローチでは、ゲームオブジェクトの動作、パラメータ、および外観を作成・変更できる一方、コンパイルし直すことなくリアルタイムに結果を確認することが可能です。

「Gamebryo LightSpeed」は、PLAYSTATION3システム、Xbox360、Wii、PC、およびダウンロードタイトルで利用できます。

なお、2009年3月25日(水)〜27日(金)にカリフォルニア州サンフランシスコで開催されるGame Developers ConferenceのEmergent Game Technologies社ブース(北ホール、ブース番号5818)において、「Gamebryo LightSpeed」のデモならびにプレゼンテーションが行われます。
《池本淳》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 【DEVELOPER'S TALK】ロード時間の劇的短縮!エイチーム『ダークラビリンス』が追求するサクサク感とリッチ化の両立

    【DEVELOPER'S TALK】ロード時間の劇的短縮!エイチーム『ダークラビリンス』が追求するサクサク感とリッチ化の両立

  2. 【CEDEC 2012】『シェルノサージュ』はどのようにクラウドサービスを導入したのか

    【CEDEC 2012】『シェルノサージュ』はどのようにクラウドサービスを導入したのか

  3. 秋葉原の洋ゲー専門店を調査・・・その2「メッセサンオー カオス館」

    秋葉原の洋ゲー専門店を調査・・・その2「メッセサンオー カオス館」

  4. UDKを使ってみよう!【導入編】・・・「Unreal Japan News」第40回

  5. ゲームプロモーションは何が大事? ネクソン最新作「カウンターサイド」担当が語る“今やるべきプロモーション術”

  6. 爽快なアクションと壮大な物語がロンチから楽しめる、PS Vita『ロード オブ アポカリプス』

  7. 任天堂ミュージアムに行ってきました!

  8. Mobageと共に世界を取りに行く・・・DeNAサポート事例の場合

  9. アバターの口の動きがより滑らかに!音声認識リップシンク「CRI LipSync」が「Animaze」に標準搭載

  10. ポケモンUSAの社長が交代

アクセスランキングをもっと見る