人生にゲームをプラスするメディア

80cmも画面から飛び出す! 65型の業務用3D立体液晶が発売

3D立体映像技術を手がけるVMJ社は2008年6月5日(木)、6月下旬より世界最大サイズとなる65インチ画面の「業務用3D立体液晶ディスプレイ・システム」の販売を開始すると発表した。

ゲームビジネス その他
3D立体映像技術を手がけるVMJ社は2008年6月5日(木)、6月下旬より世界最大サイズとなる65インチ画面の「業務用3D立体液晶ディスプレイ・システム」の販売を開始すると発表した。

「業務用3D立体液晶ディスプレイ・システム」は、シャープとの技術協力によって商品化され、画面サイズは横1,428mm、縦804mm、最大解像度は1,920ドット×1,080ドットで、裸眼で画面から最大約83cmの3Dポップアップが行われる。

本システムは、ドイツのハイテク企業・ビジュモーション社が開発した、裸眼で鮮明な立体映像を視認できる「パララックスバリアテクノロジー」を応用したもの。液晶パネルに特殊ガラスフィルターを貼り付けることで立体映像表示が可能となっている。

また、本液晶ディスプレイの視野角は120度という広範囲であり、3Dのクオリティーを飛躍的に向上するソフトウエアを用いることで鮮明な3Dコンテンツの提供が行える。

このディスプレイ・システムは、多くの人々が行き交う駅構内や商業施設、公共施設向けのものとなり、新時代の映像広告手法として期待できる。
また、ディスプレイ・システムは、今回の65インチだけでなく、最小で2.5インチまでのラインナップ展開が進められており、今後、ゲームやパチンコ・パチスロ、携帯電話などの分野での活用も想定される。

「業務用3D立体液晶ディスプレイ・システム」の価格(本体・再生用ソフト)は、300万円前後(消費税別)と予定されており、「VMJ」本社内には本システムが体験できる常設ショールームも開設された。

◆「65型マルチユーザー3Dディスプレイ」主な仕様
<本体寸法>
・幅1,572mm×奥行き126mm×高さ約923mm
<重量>
・約65.0kg
Gpara.com
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. ゲーム開発は大変だけど楽しい!アークシステムワークス『GUILTY GEAR』開発チームが学生に語る

    ゲーム開発は大変だけど楽しい!アークシステムワークス『GUILTY GEAR』開発チームが学生に語る

  2. バンダイナムコ、リストラに応募が集まらず・・・期間を延長して実施

    バンダイナムコ、リストラに応募が集まらず・・・期間を延長して実施

  3. 『FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア』を支える中国のデベロッパー・・・バーチャスインタビュー(後編)

    『FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア』を支える中国のデベロッパー・・・バーチャスインタビュー(後編)

  4. 小島監督、コナミデジタルエンタテインメント執行役員副社長に

  5. 17歳の少年、『GTA』を見てタクシー強盗:ゲームは犯罪を奨励しているのか?

  6. 旧インデックス、破産手続き開始決定 ― 携帯コンテンツや「バウリンガル」のヒットなどで一世を風靡

  7. 任天堂ミュージアムに行ってきました!

  8. USJのVRジェットコースター「XRライド」がヤバ過ぎる…レールのない空間を走り、前振りなく急落下する

  9. 令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】

  10. 任天堂がマイクロソフトにレア社を売却した経緯とは・・・3億7500万ドル巨額買収の裏側

アクセスランキングをもっと見る