人生にゲームをプラスするメディア

2007年の米国No.1パブリッシャーの地位はアクティビジョンに!?

米国の大手ゲームパブリッシャーのアクティビジョンは、調査会社NPDグループ調べてのデータで2007年の11月までの11ヶ月間を総合したマーケットシェアが16.8パーセントとなり、米国でナンバーワンのゲームメーカーとなったと発表しました。アクティビジョンはFPSなどの得意分野が引き続き好調だったほか、『ギターヒーローIII』が大ヒットし、昨年の11ヶ月間と比べてもシェアにして7.9パーセント増加したそうです。

ゲームビジネス その他
米国の大手ゲームパブリッシャーのアクティビジョンは、調査会社NPDグループ調べてのデータで2007年の11月までの11ヶ月間を総合したマーケットシェアが16.8パーセントとなり、米国でナンバーワンのゲームメーカーとなったと発表しました。アクティビジョンはFPSなどの得意分野が引き続き好調だったほか、『ギターヒーローIII』が大ヒットし、昨年の11ヶ月間と比べてもシェアにして7.9パーセント増加したそうです。

「『ギターヒーローIII』や『コール・オブ・デューティ4』など私達は内部スタジオ、外部スタジオ開発タイトルを問わず消費者から高い支持を受けています。私達は残りの期間もリーダーシップの地位を確保し、まい進していきます。シェアだけでなく、利益成長の面でも歴史上最高の一年である事は間違いありません」とアクティビジョンのロバート・コティック会長兼CEOは述べています。

アクティビジョンは近年好調で、EAやユービーアイソフトとナンバーワンの地位を争ってきました。定番タイトルを多く抱えるEAの優勢が続きましたが、今年は遂にアクティビジョンがトップを取るかもしれません。

アクティビジョンはフランスの複合企業ビベンディグループのゲーム部門と統合し、「アクティビジョン・ブリザード」となることが発表されています。

対するEAはユービーアイソフトの株式の2割を保有する大株主で、何らかの提携策を探る可能性もあります。ただ、取得時にはユービーアイ側から反発があり、『アサシン・クリード』の大ヒットで株価も上昇しており、買収まで至るのは困難だという見方もあります。いずれにせよ、来年以降の競争はますます激しくなりそうで、その過程でユーザーにとって良いゲームが登場することを期待したいですね。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. ゲーム開発は大変だけど楽しい!アークシステムワークス『GUILTY GEAR』開発チームが学生に語る

    ゲーム開発は大変だけど楽しい!アークシステムワークス『GUILTY GEAR』開発チームが学生に語る

  2. 任天堂が65歳定年制を導入

    任天堂が65歳定年制を導入

  3. 9割がお蔵入りする個人制作ゲーム、完成させる秘訣は - IGDA日本SIG-Indie研究会レポート

    9割がお蔵入りする個人制作ゲーム、完成させる秘訣は - IGDA日本SIG-Indie研究会レポート

  4. 「モーションポートレート」で表情豊かに・・・コンパイルハート『アガレスト戦記ZERO』インタビュー

  5. USJのVRジェットコースター「XRライド」がヤバ過ぎる…レールのない空間を走り、前振りなく急落下する

  6. 目黒将司×LAM 無二の個性派クリエイター対談-「目黒サウンド」「LAM絵」と称される“キャッチーさ”はどう育まれた?

  7. 任天堂、ロゴを変更?

アクセスランキングをもっと見る