今、ゲームが販売される主要な場所はゲーム小売店や量販店などの実店舗ですが、今後はデジタルダウンロードなどが大きな位置を占めていくと予測されています。今現在、それぞれがどのくらいの割合で占められているのか、英国の業界紙である「Develop」が2006年の世界的な販売金額の統計データを示していますので紹介します。・72%・・・パッケージ販売(ゲーム専門店、家電量販店など)・10%・・・ダウンロード販売(携帯電話などのモバイル)・0.4%・・・ダウンロード販売(PCや家庭用ゲーム機)・3.2%・・・カジュアルなPCゲーム・0.1%・・・ダウンロード可能なカジュアルな家庭用ゲーム・7.3%・・・オンラインのアイテム配信など・6.7%・・・月額契約(MMOのサブスクリプションなど)「Develop」では今後5年以上に渡って実店舗でのパッケージ販売が世界的にも主流であり続けるものの、ダウンロード販売との消耗戦になると予測しています。既に開始されているXbox360の「Xbox Live Arcade」やWiiの「バーチャルコンソール」、今後は「Wiiウェア」で新作のダウンロード配信が開始されます。既に確立していて、大きな販売チャネルとなっている実店舗とどのように使い分け、共存していくか取り組みが続いていくものと思われます。