◆きっかけは「ジークアクス」
ホロライブプロダクションとしてガンダムシリーズ関連の配信に積極的になったのは「ジークアクス」からでした。それ以前は前述したようにガンダムシリーズ関連の歌枠があったほか、規約に従って配信された『GUNDAM EVOLUTION』をプレイしただけで同時視聴もガンプラ組み立て配信もなし。ファンから同時視聴について尋ねられても「難しい」と発言し、許諾まわりで慎重になっていたことがうかがえました。
しかし「ジークアクス」で星街すいせいさんがエンディングテーマと挿入歌を担当したことから「ジークアクス」終盤での同時視聴やガンプラ配信が許可され、そこから次第に他のガンダムシリーズの同時視聴へと広がっていくこととなりました。

同時視聴配信の概要欄では「本配信は、株式会社 創通、株式会社バンダイナムコフィルムワークスの許諾を得ております」や「本配信は、PRを含みます」といった文言、ガンプラ配信では「本配信は、株式会社BANDAI SPIRITSの許諾を得ております」と記されていることから、正式に許諾を得た上で同時視聴もガンプラ配信も実施されていることがうかがえます。
なお「ガンダム×ホロライブ」コラボは、少なくとも「ジークアクス」終了時点ではタレントは知らなかったといいますから、やはり「ジークアクス」がきっかけで何か大きなものが動き出したと思って良さそうです。その後は「機動戦士ガンダムW」(以下「W」)や、「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」(以下「ポケ戦」)などが同時視聴され、コラボ発表までに頻繁に同時視聴企画が実施されていきました。
同時視聴で好評だったと言えば大空スバルさんによる「W」でしょう。「W」といえば登場する組織が多く、その関係性も入り組んでおり、1回の視聴で物語を完全に把握するのは困難だと言われています。しかしスバルさんはコメント欄の“有識者”に助けてもらいつつ情報を整理し、自分の中できちんと理解しながら視聴するためガンダムファンから見てもおもしろく、気持ちのいい配信となっていました。

もちろんネットミームになったような場面、突拍子もないセリフ、説明がなく一足飛びで進む展開にその都度、ツッコミを入れていましたが、笑いを誘いつつも作品には正面から向き合い、理解し、リスペクトしながらの視聴となったため、全49話という長丁場ながら毎週の同時視聴を心待ちにするガンダムファン・ホロライブファンが続出することに。
その後はリバイバル上映された「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇」をプライベートで鑑賞したり、ホロライブのタレントに「W」をおススメしたりするなど、すっかりハマった様子でした。
そのほか同時視聴で盛り上がると言えば、やはり「ポケ戦」です。ネタバレになるため詳しくは言及しませんが、プライベートで視聴した「桃鈴ねね」さんのリアクションはミームになるほどホロライブファンの間で有名になりました。その時に飛び出した「ねねのクリスマス、どこ行ったの?」は名言です。
またクリスマスに同時視聴をおこなった「博衣こより」さんのリアクションもガンダムファンにとって期待通りのもので満足度の高い配信となっていました。本当にいい悲鳴が聞けましたね。












