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2025年、このゲームを遊ばずに年は越せない! 年明け早々の衝撃作から“ちょっとズルしてお得”に遊べるRPGまで、ガチプレイした作品5選

残りわずかとなった2025年。新年に目を向けるのもアリですが、今年の話題作・注目作の見落としはありませんか? ガチでプレイしたお勧め作品を厳選し、お届けします。

ゲーム 特集
2025年、このゲームを遊ばずに年は越せない! 年明け早々の衝撃作から“ちょっとズルしてお得”に遊べるRPGまで、ガチプレイした作品5選
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■HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』:NS2/NS/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Steam/PC

国民的RPGとして名を馳せた『ドラゴンクエスト』シリーズ。その原点にあたる1作目と2作目を、ドット絵と3DCGを融合させた「HD-2D」でフルリメイクした『ドラゴンクエストI&II』が、2025年10月30日にリリースされました。

オリジナル版の発売は1980年代後半なので、ざっと40年近く前の作品になります。当時の作品を今遊んでみると、当然不便であったり、描写が物足りないと感じることもあるでしょう。

もちろん、HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』は、オリジナル版をそのまま現代に持ってきたわけではありません。見た目はもちろんのこと、UIの使い勝手や利便性も大きく向上。令和のプレイ感に相応しい作りに変わりました。

特に大きかったのは、ゲームバランスの変化とストーリーの大幅な加筆です。かつての『I』は主人公と敵が、常に1対1で戦っていました。しかしHD-2D版では、複数の敵が一度に襲いかかるようになり、1対多数という数的に不利な戦いとなりました。

しかし、「とくぎ」や広範囲攻撃ができる武器の導入により、ひとりでも集団相手に引けを取りません。むしろ、「多数の敵をなぎ倒す」という構図になったことで、主人公の“勇者感”がより強く感じられるようになりました。

また、HD-2D版の『II』では、サマルトリアの王女が加わり、4人パーティによる冒険に変化。当然、ゲームバランスも変わりましたが、4人の長所がはっきり分かれているため、全員にきっちり見せ場や強みがあったように思います。

そしてシナリオは、本筋の描写が厚くなっただけでなく、これまで語られていなかった部分や、新たな解釈に基づく物語が展開し、オリジナル版をプレイ済みでも新鮮な気持ちで楽しむことができました。

ゲーム性の変化やシナリオの加筆修正に、難色を示す人がいるのも分かります。その認識を無理に改める必要はありませんが、「もうひとつのロト三部作」として見るべきものがあったと、個人的に強く感じました。

リメイク作が登場しても、オリジナル版の良さや魅力は減じません。作品の価値が別の作品によって上書きされることはないので、どちらを愛するもよし。両方愛するのもまたよしです。

ただし、HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』をプレイする前に、HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』を先に遊んでおきましょう。一気に遊べば、ロト三部作の繋がりをより強く感じられます。

■『オクトパストラベラー0』:NS2/NS/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Steam/PC

HD-2Dは、2018年に発売された『オクトパストラベラー』によって初めて確立されました。今では複数の作品に使われている手法ですが、温かみのあるグラフィック表現と懐かしさが入り混じる新鮮さによって、様々な魅力を持つ『オクトパストラベラー』の知名度を押し上げる役目を果たします。

そんな『オクトパストラベラー』の特徴を受け継ぎ、更なる進化を遂げたのが『オクトパストラベラー0』です。プレイの手触りやテンポ、遊びやすさなどを高めつつも、RPG黄金期を思わせるような「ゲームの楽しさ」を詰め込んだ作りは、最新作でも変わっていません。

特に顕著なのが、ちょっとしたズルでお得に遊べる要素です。例えば、フィールドコマンドの「ねだる」を活用すると、ゲームの中盤で手に入るような武具を、開始直後の序盤の時点で入手することができます。

成功確率はわずか数パーセントになることもザラですが、事前セーブによるトライ&エラーがシステム的に可能なため、必要なのは根気だけ。お目当ての住人がいる町への移動も、「逃げる」のトライ&エラーでいずれたどり着けます。

こうした“抜け道的なパワーアップ”は、昨今の作品だと塞がれているか制限されていることがほとんど。しかし、『オクトパストラベラー0』ではかなり自由に「ねだる」ことができます。

「ねだる」による入手をシステム的に縛るのは、おそらく簡単なはず。敢えてそれをしなかった開発陣のスタンスに、“ちょっと得して遊びたい心”が大いに満たされました。言うまでもなく『オクトパストラベラー0』自体の完成度が高いため、苦労して入手した武具の強みを感じながら挑むバトルは手応え満点。

“ちょっと得して遊びたい心”を全面に押し出してしまいましたが、全8人編成のバトルは、2人1組の前衛・後衛の切り替え、「シールド」と「ブレイク」による戦略性、多彩なジョブと組み合わせのシナジー、生々しく人間味のある物語の数々など、本作の魅力はいくら語っても尽きないほどです。

遊び甲斐のあるターン制RPGを求めているなら、『オクトパストラベラー0』もぜひ候補に加えてください。



《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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