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PS Plusの新サービス「PS5のクラウドストリーミング」は想像以上の快適さ!気になる使用感を本音で解説

「PlayStation Plus プレミアム」加入者を対象とした、PS5®のクラウドストリーミングがスタートしました。その内容や手触りなどを、実際の体験に基づきお届けします。

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PS Plusの新サービス「PS5のクラウドストリーミング」は想像以上の快適さ!気になる使用感を本音で解説
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■手軽さは十分なメリット、遅延やカクつきはプレイヤーの許容範囲次第

ここからは、本サービスに触れた体験についてお伝えします。すでにプレミアム会員であれば、必要な準備や手続きなどは一切不要。ライブラリーやPS Storeにある対象タイトルにアクセスし、そこで「ストリーミング」を選択するだけです。

これまでは、ライブラリーにあってもダウンロードしていない場合、まずデータをダウンロードしなければそのゲームは遊べません。作品によっては数十GB、時には100GBを超えるケースもあり、言わずもがなですがデータの大きさに比例してダウンロードに時間がかかります。

ですが本サービスの対象なら、ゲームデータのダウンロードを挟まないので、比べものにならないくらい素早くプレイを開始できます。試しに『Ghost of Tsushima Director's Cut』をストリーミングで立ち上げたところ、ざっと40秒ほどで操作可能な状態に辿り着きました。

ただしこの時間は、回線の状況や個々人の環境、対象ゲームにも左右されますので、常に一定ではありませんし、時間帯によっても変化します。先ほどの例は昼間に試したもので、明け方に改めて調べてみると、今度は25秒ほどでした。本記事で表記する時間はあくまで一例とお考えください。

ともあれ、多少のバラつきがあるとはいえ、ゲームデータをダウンロードする時間と比べると、ストリーミングの立ち上がりは桁違いです。ちなみに『Ghost of Tsushima Director's Cut』のDL版をPS Storeから落とそうと思った場合、筆者の環境では20分を超える表示が出ています。一方ストリーミングなら、プレイ開始まで25~40秒ほど。ちょっと長めのロードを挟む程度ともいえるでしょうか。

気になるストリーミング中のゲームプレイですが、グラフィックの表示(美しさ)はダウンロードしてプレイするのと遜色を感じないほどでした。ただし、解像度の設定や遊ぶゲーム次第で、カクつきやチラつきなどは多少感じてしまうのが正直なところ。できるだけ快適さを求める場合、解像度は抑えめの方が良さそうです。

入力の遅延もわずかながらあるようで、高難度のアクションやSTG、フレーム単位の入力が求められる対戦格闘ゲームなどは、プレイに影響を及ぼす可能性があります。一方で、シビアな判定が求められないゲームやジャンルであれば、よほど敏感なプレイヤーを除くと、ダウンロードしてプレイするのと感覚的に大きな違いはなく楽しめそうです。

ちなみにPS5版の『Ghost of Tsushima Director's Cut』は、ファストトラベルのロード時間がかなり短く、わずか1秒ほどという優秀さ。その短さはストリーミングでも変わることなく、体感では違いが分からないレベルでした。

カクつきや入力の遅延は、回線の環境や時間帯(混雑など)で度合いが変わるため、一概に「これくらいの影響がある」と絶対的な指針は出しにくいところです。

それを踏まえた上でプレイ感を中心に語ると、フレーム単位で判定の成否を求められる場合は厳しさがあるものの、それ以外であればさほど違和感なく楽しめます。また『Ghost of Tsushima Director's Cut』のような描写の細かい3Dゲームの場合、カクつきを感じる場面もあるので、ストリーミングに向くゲームと向かないゲームははっきりと分かれそうです。

ただし、プレイヤーごとに許容できるラインも違いますから、わずか数フレームの遅延が気になる人であればRPGやADVでも不満を感じるでしょうし、気にならない方なら3Dゲームも十分楽しめるかと思います。

本サービスはどういう使い方がいいのか考えてみた
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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