人生にゲームをプラスするメディア

なぜ『FF14』は、「カッパの着ぐるみ」を実装したのか? その背景には、“FF生みの親”坂口博信氏たっての希望が

「第79回 FFXIVプロデューサーレターLIVE」のアップデート情報として、「カッパの着ぐるみ」についての発表がされました。

ゲーム イベント
画像は、坂口博信氏のX(旧Twitter)より。
  • 画像は、坂口博信氏のX(旧Twitter)より。
  • なぜ『FF14』は、「カッパの着ぐるみ」を実装したのか? その背景には、“FF生みの親”坂口博信氏たっての希望が
  • なぜ『FF14』は、「カッパの着ぐるみ」を実装したのか? その背景には、“FF生みの親”坂口博信氏たっての希望が
「カッパの着ぐるみ」は、1時間16分40秒あたりから。

「東京ゲームショウ 2023」内で開催された、『ファイナルファンタジーXIV(FF14)』のアップデート情報の告知番組「第79回 FFXIVプロデューサーレターLIVE」にて、ひと際大きな歓声が上がった瞬間がありました。それはプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が、「暁月のフィナーレ」のパッチ6.5x以降に実装予定だとして、「カッパの着ぐるみ」を紹介した瞬間です。

なぜそんなにも反響があったのでしょうか。

◆きっかけはFFシリーズの生みの親である、坂口博信氏の依頼

「カッパの着ぐるみ」実装のきっかけとなったのは、2022年10月8日に行われた『FF14』の配信番組「第8回14時間生放送」の企画、「坂口博信×吉田P対談」での坂口博信氏のある一言に端を発します。

坂口氏は番組のなかで「本当にやらなくてもいいんですけど」と前置きした上で、「カッパの着ぐるみがほしい」と吉田氏に直談判。「小学生の頃は坊ちゃん刈りで「カッパ」というあだ名を付けられており、愛着があるから「FF」にはカッパが登場し、大事にしてきたのだ」と語りました。

カッパの着ぐるみと聞いて驚く吉田直樹氏

「FF」シリーズのカッパといえば『ファイナルファンタジーVI』の状態異常が有名でしょう。「さごじょうのやり」、「アーマーガッパ」といった、カッパ専用装備も存在するなど、たしかに大事にされているといっても過言ではありません。

『FF14』においてもデバフの1つとして、カッパが存在します。そういった経緯を経て、今回の「カッパの着ぐるみ」実装の発表は大歓声を持って迎えられたのです。

今回実際に「カッパの着ぐるみ」が実装されることに対し、坂口氏は自身のXで「吉P、開発のみなさん、ありがとうございます。一生の宝にします」と反応。その後「カッパばんざい!」と直筆のイラストや、自身のプレイヤーキャラであるララフェルが装備した際にどうなるかを想像した「ララ・カッパ想像図」を公開するなど、いたく感動した様子を見せています。


また坂口氏は2023年10月21日、22日に開催される「ファンフェスティバル 2023 in ロンドン」の企画の1つ「直樹の部屋」のスペシャルゲストとしても予定されています。「FF」新旧プロデューサーが、仲睦まじい様子を見せているのは、シリーズファンにとってもうれしいことではないでしょうか。


《SIGH》

RPGとADVに強いと自称するライター SIGH

RPGとADVが好きなフリーのゲームライター。同人ノベルゲームは昔から追っているのでそこそこ詳しい。面白ければジャンル問わずなんでもプレイするのが信条。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム アクセスランキング

  1. 『ドラクエ』×「マクドナルド」コラボに向けて、事前応募をお忘れなく! 限定グッズ“マトリョーシカなスライム”が抽選販売

    『ドラクエ』×「マクドナルド」コラボに向けて、事前応募をお忘れなく! 限定グッズ“マトリョーシカなスライム”が抽選販売

  2. 『ペルソナ6』にも期待!シリーズ30周年特設サイト公開―歴代主人公勢ぞろいの記念ビジュアルが壮観

    『ペルソナ6』にも期待!シリーズ30周年特設サイト公開―歴代主人公勢ぞろいの記念ビジュアルが壮観

  3. “激レア色違い”&“ほのお最強”が、とにかくアツい!「お正月2026」重要ポイントまとめ【ポケモンGO 秋田局】

    “激レア色違い”&“ほのお最強”が、とにかくアツい!「お正月2026」重要ポイントまとめ【ポケモンGO 秋田局】

  4. もう入力した?『ポケモンZA』で「おおきいリザードン(オヤブン)」をもらえる“あいことば”公開中

  5. 美少女バトロワシューター『運命のトリガー』がTGS2025に出展!開発陣が今後の展望を語る

  6. 『勝利の女神:NIKKE』新ニケ「スノーホワイト:ヘビーアームズ」が1月1日に実装!敗北を乗り越えたスノホワが新たな武装を身にまとう

  7. 特撮ファンに衝撃が走った2025年…だからこそレトロゲームで「宇宙刑事ギャバン」ごっこがしたい!当時の特撮事情も振り返り

  8. ホロライブのバーチャル空間プロジェクト「ホロアース」って今どうなってるの?「ねぽらぼ」4名の“会いに行けるライブ”に参加してきた

  9. ポケモン30周年、はじまる!歴代ピカチュウが飾る“記念ロゴ”公開など、公式が「最高の1年になる予感」と節目をお祝い

  10. 【2025年冬版】家で遊べる格ゲーおすすめ7選!初心者にも遊びやすいポイントからeスポーツ事情までまるっと総ざらい【年末年始特集】

アクセスランキングをもっと見る