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ダイジョーブ博士は悪人じゃない?『パワプロ』名物キャラクターに秘められた悲しい過去

数多くの被害者(?)を生んだダイジョーブ博士ですが、その過去を知れば溜飲が下がるかもしれません。

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実況パワフルプロ野球』(パワプロ)シリーズで最も有名なキャラクターの1人・ダイジョーブ博士。人体改造を生業にするマッドサイエンティストとして知られているため、悪人と思われがちですが、「実は善人かもしれない」という説も存在するようです。

選手生命をめちゃくちゃにするダイジョーブ博士

ダイジョーブ博士が登場したのは、サクセスモードが初めて実装された『実況パワフルプロ野球3』でのこと。それ以来、ことあるごとに主人公の前に現れては自身の研究所に誘拐し、改造手術を提案してくるようになりました。

手術の選択肢はさまざまで、体力回復や怪我の治療などもありますが、多くの人は「能力強化」をチョイスしがち。成功すれば選手育成に欠かせない「センス○」の取得や、能力値の大幅な上昇を狙えますが、失敗するとステータスが劣化。それまでの育成が水の泡になってしまいます。

「科学ノ進歩ニ、犠牲ハツキモノデース」という名フレーズで知られている通り、ダイジョーブ博士のやることは無茶苦茶。成功した時は人生の恩人ですが、失敗すれば未来を奪った“悪魔”にしか見えなくなるでしょう。

「パワポケ」で描かれた知られざる過去

そんなダイジョーブ博士ですが、『パワプロ』シリーズの姉妹作品である『パワプロクンポケット』シリーズにも登場済み。作中では、人体改造に手を染めるようになった深い理由を知ることができます。

ダイジョーブ博士はドイツ出身らしく、地元では宇宙ロケットの打ち上げに携わっていました。そこで彼は乗員の肉体を強化し、プロジェクトの成功率を上げるために、人体改造を始めたそう。

しかし現地で戦争が発生し、上層部から兵士の肉体強化を依頼されるように。そこから改造手術を無理強いさせられるようになり、嫌気が差してしまいます。そこで研究所を爆破してドイツから逃亡し、現在に至った…というのが、大まかな足跡でした。

たしかにプレイヤーが出会うダイジョーブ博士は、無理やり改造手術を施すことはなく、毎回意思を確認してくれます。ひょっとすると、単純に科学の発展を願っているだけで、決して悪人ではないのかも…。

ただし、これは『パワプロクンポケット』シリーズ独自の設定という見方もあり、『パワプロ』シリーズでも同様なのかは不明。つまり、主人公への人体改造は完全に趣味でやっている可能性も否めません…。

ダイジョーブ博士の被検体として、一喜一憂するのもサクセスモードの醍醐味。今後も名物キャラクターの1人として、メスを振るい続けてくれることでしょう。


《サワディ大塚》
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