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「#Twitterトレンド大賞」第8位の「オベロン」って誰? 実装月の売上は30億ーキャラ、性能、デザインが話題に

今年の「#Twitterトレンド大賞」の第8位に、『FGO』の「オベロン」がランクイン。「ウマ娘」(第16位)や「スマブラ」(第9位)を凌ぐほど話題となった背景などを簡潔に紹介します。

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Twitterのトレンドにランクインしたワードを分析し、2021年に大きな話題となった出来事をランキング形式で発表する「#Twitterトレンド大賞」アワードが、12月20日に行われました。

そして、最も話題となったトレンドワード「ベスト20」が発表されましたが、そこで第8位にランクインした「オベロン」について、今回紹介します。

■「#Twitterトレンド大賞 ベスト20」第8位【オベロン】

「オベロン」は伝承上の存在で、文学の題材として扱われることもある妖精王の名前。有名どころでは、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲「夏の夜の夢」にその名が出てきます。が、今回トレンドに上がった「オベロン」は、こうした存在をモチーフにした同名のキャラクターが、とあるスマホゲームに登場したためです。

そのゲームとは、iOS/Androidアプリ『Fate/Grand Order』(以下、FGO)のこと。今年の6月~8月にかけ、メインシナリオの第2部 第6章「妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ 星の生まれる刻」が実装され、この物語に合わせる形で「オベロン」が登場・実装を果たしました。

実のところ、この「オベロン」について詳しく語ると、かなり根深い部分のネタバレに抵触します。そのため、『FGO』における彼のあり方や顛末について語ることはできませんが、プレイヤーの分身である主人公たちと長く共におり、深く重みのあるキャラクター性を見せ、記憶に残る言動と活躍を刻みました。

また「オベロン」は、ストーリー展開だけでなく、その性能面でも注目を集めます。『FGO』のバトルはターン制のRPGで、戦い方は人それぞれですが、優秀なアタッカーの攻撃をサポーターが手助けし、より強力な一撃へと高めて敵を殲滅する──こうした戦略が、定番の一つになっています。

そしてこのサポーター役としても「オベロン」は優れていて、彼を組み込むことによって実現する編成もあるほど。また、1ターンのみ強力な支援を行い、その後対象の相手を戦闘中“永眠させる”といった反動の大きなスキルを持っており、使いこなすのに少々慣れが求められますが、ハマった時の火力は目を見張るほどです。

クセこそありますが、その有用さから彼を獲得すべくガチャに挑んだユーザーが多く、「オベロン」が実装された月の予想売り上げは30億円と「#Twitterトレンド大賞」内で紹介されたほどです。

キャラクターデザインは、羽海野チカ氏!

印象的なキャラクター性や優秀な性能と並び、もうひとつ話題となった理由に、「オベロン」のキャラクターデザインを羽海野チカ氏が手掛けた点も挙げられます。

羽海野氏は、「ハチミツとクローバー」や「3月のライオン」などの代表作を持つ人気漫画家。いずれの作品もヒットを飛ばし、アニメ化も遂げました。また「ハチミツとクローバー」は、実写映画化、TVドラマ化も実現させるなど、多くの方々がその魅力を認めています。

一方で、羽海野氏が手掛けるものは漫画やイラスト(小説の挿絵含む)が多く、ゲームのキャラクターデザインはこの「オベロン」が初。そのため『FGO』のユーザーだけでなく、羽海野氏のファンもこの「オベロン」の登場に驚き、その衝撃がTwitterのトレンド入りに拍車をかけました。

こうした注目どころの多さ、そしてキャラクター自身の魅力が相まって、非常に高い関心が集中し、「オベロン」に関する様々な話題がTwitter上で飛び交います。その結果、今年ゲーム業界を賑わせた「ウマ娘」(第16位)や「ダイパリメイク」(第11位)、最後のファイター参戦に湧いた「スマブラ」(第9位)といった作品を上回り、堂々の第8位を獲得。どれだけの注目が寄せられたのか、この結果からも窺うことができます。

第2部 第6章が完結したことで、「オベロン」の活躍は一区切りを迎えました。ですが、『FGO』で開催される今後のイベントなどに彼が顔を出すことがあれば、その名が再びTwitterを席巻することでしょう。



《臥待 弦》
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