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『ウマ娘』応援ミッション開催中のGIレース「NHKマイルカップ」出走馬の血統"母の父"に注目!あのウマ娘の孫の活躍に期待しよう【特集】

血統は知れば知るほど面白い歴史のエッセンスです。

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『ウマ娘』応援ミッション開催中のGIレース「NHKマイルカップ」出走馬の血統
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Cygamesが手がける育成シミュレーション『ウマ娘 プリティーダービー』。2021年5月6日から新育成ウマ娘「★3 スマートファルコン」も追加され、ますます盛り上がりを見せています。

現在ゲーム内では「春のGIキャンペーン第2弾」として、さまざまな報酬が獲得できる"NHKマイルカップ応援の期間限定ミッション"を開催中。対象となるGIレース「第26回NHKマイルカップ」は、2021年5月9日に東京競馬場にて行われます。

本レースの注目馬は、昨年の「朝日杯フューチュリティステークス(GI)」を制した4枠8番”グレナディアガーズ”。トライアルレースで勝った2枠4番”バスラットレオン”(ニュージーランドトロフィー・GII)、7枠13番”ホウオウアマゾン”(アーリントンカップ・GIII)なども要チェックです。NHKマイルは荒れると言われる一方、非常に堅い結果になることもあり、予想が非常に難しいレースです。


競馬の予想で重要と言われる要素のひとつが「血統」です。血統とは、それぞれの競走馬の父親・母親の系統のこと。競馬において、優秀な血統であることは好成績に結びつきやすいと言われます(もちろん確実ではありませんが……)。さて、多くの競馬新聞やJRAの出走表を見てみると、血統情報として”母の父”の記述があるのはご存知でしょうか。この情報、血統を読む人には重要なものなのです。

本稿では、日曜日開催のGIレース「NHKマイルカップ」について紹介するとともに、血統表の"母の父"についての基礎知識をご案内。『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するウマ娘が"母の父"の競走馬もピックアップしていきます。

GIIからGIレースへ!「NHKマイルカップ」歴史おさらい


「NHKマイルカップ」は東京競馬場(芝1600メートル)で行われるGIレース。1996年5月12日に創設され、今年で26回目の開催となります。NHK交響楽団たちによるファンファーレが流れることで知られるこのレースですが、その前身には43回開催された歴史を持つGIIレース「NHK杯」が存在しています。

前身である「NHK杯(NHK盃)」は、GIレース「日本ダービー(東京優駿)」のトライアルレースとして1953年に創設。当時はマイル戦ではなく、芝2000メートルの中距離レースでした。JRAは、1996年に「短距離馬や外国産馬(マル外)が3歳春季に目標とするGIレースを設立したい」として1995年にNHK杯を廃止、新たにGIレース「NHKマイルカップ」を新設したという経緯があります。


創設当初は「マル外のダービー」とも呼ばれた本レース。1996年の第1回レースでは、なんと出走馬18頭中14頭がマル外でした。第1回の勝馬は"タイキフォーチュン"で、騎手は柴田善臣氏。ちなみに柴田騎手は2000年に"キングヘイロー"で「高松宮記念」、2010年には"ナカヤマフェスタ"で宝塚記念に勝利しています。

外国産馬の勝利は1997年"シーキングザパール"、1998年"エルコンドルパサー"など6年連続で続いていました。しかし2002年からは、19年連続で国内馬の勝利が続いています。今年のレースでは、7枠15番"シュネルマイスター"が「20年ぶりの外国産馬による勝利」を期待される有力馬として注目されています。



そして「NHKマイルカップ」では、高配当馬券も多く生まれています。2007年には7,600円の単勝や30,800円の馬連、2017年では3連単で9,739,870円という超高額の配当になっています(GI最高配当は2015年「ヴィクトリアマイル」の3連単で20,705,810円)。

"母の父"はなぜ重要?血統は可能性の情報だらけ!


ここからは「血統」の話です。血統とは、とても簡単に言ってしまえば、その競走馬に「備わっているかもしれない」さまざまな能力の方向性を示すもの。脈々と受け継がれてきたその血には、競走馬たちが歩んできた歴史そのものとも言える情報が詰まっているのです。

血統による予想で重要視されるのは、その競走馬の"父”、”母”、そして”母の父”です。その血を直接受け継ぐ両親が大切なのはもちろんですが、なぜ”母の父”がデータとして重要視されるのか。そこには「競走馬は母親側、それも母の父の能力を引き継ぐことも多い」とする考え方があるようです。

もちろん血統・遺伝というのは目に見えて結果がわかるものではありません。「血統予想自体が無意味なオカルト」とする人もおり、実際の答えは誰にもわからないのでしょう。ただし、JRAはこの"母の父"を1つのデータとして考えており、その年ごとのBMS(母の父)リーディング情報を公開しています。

"母の父"は、その馬の方向性を得るためには比較的便利なデータのひとつ。しかし、上記の通り血統・遺伝は目に見えて結果が表示されるわけではありません。参考程度に考えつつ、その血の持つドラマなどを考えながら楽しむくらいが良いのかもしれません。


有名な話ですが『ウマ娘』のゴルシちゃんこと"ゴールドシップ"の母の父は"メジロマックイーン"です。ゲームのメインストーリーやアニメなどで一緒にいることが多いこの組み合わせ、実は深い血縁関係でもあるのですね。

NHKマイル出走馬の「ウマ娘」母父産駒をピックアップ!


さて、2021年5月9日開催の「NHKマイルカップ」を見ていきましょう。18頭の出走馬中、5頭の"母の父"がウマ娘のモデルになっている馬です。

◆1枠2番アナザーリリック(母の父:サクラバクシンオー)

父:リオンディーズ/母:アンソロジー
“アナザーリリック”は、デビュー以来3戦2勝。トライアルレース「アネモネステークス」に勝利したものの、疲労などを考慮した上でGIレース「桜花賞」への出走を見送っていました。NHKマイルカップへ向けて調整してきた本馬に騎乗するのは、GIレース初勝利がかかる津村明秀騎手です。


母の父“サクラバクシンオー”は、言わずと知れたスプリンターのスペシャリスト。父馬・母の父としての産駒も短距離やマイルでの重賞勝利が多めです。しかし、短距離馬だけでなく「菊花賞」「ジャパンカップ」「有馬記念」「天皇賞(春)」を制した名馬"キタサンブラック"の母の父でもあります。血統という理念は難しい。


◆3枠6番シティレインボー(母の父:フジキセキ)

父:エピファネイア/母:シージョー
"シティレインボー"は、トライアルレース「ニュージーランドトロフィー」で3着。デビュー以来8戦1勝とデータは振るわないものの、前走の好走で期待がかかります。乗り替わりとなる三浦皇成騎手も、GIレース初勝利がかかります。


母の父“フジキセキ”は、デビューからGIレース「朝日杯フューチュリティステークス(当時は朝日杯3歳ステークス)」を含む4戦4勝を記録。しかし、その後発症した屈腱炎により引退、その後は種牡馬として活躍しました。父馬としては「高松宮記念」「NHKマイルカップ」「ヴィクトリアマイル」など多数のGIレース勝利場を産出。母の父の産駒による国内GIレースは「東京大賞典」「チャンピオンズカップ」など、ダート戦勝利が目立ちます。

◆4枠7番タイムトゥヘヴン(母の父:アドマイヤベガ)

父:ロードカナロア/母:キストゥヘヴン
"タイムトゥヘヴン"は、トライアルレース「ニュージーランドトロフィー」2着で出走権を獲得。母に2006年「桜花賞」の"キストゥヘヴン"、父に2013年「安田記念」の"ロードカナロア"とマイル戦勝馬を両親に持ち、距離的な素質は抜群です。騎乗するのは2019年、2020年と「NHKマイルカップ」を連覇しているミルコ・デムーロ騎手。


母の父“アドマイヤベガ”は、1999年「日本ダービー(東京優駿)」に勝利。引退後、わずか4年で亡くなってしまったため産駒は少ないですが「マイルチャンピオンシップ」「桜花賞」などのGIレースに勝利しています。母の父としては"ニホンピロアワーズ"による「ジャパンカップダート」の勝利を記録しています。


◆7枠13番ホウオウアマゾン(母の父:アグネスタキオン)

父:キングカメハメハ/母:ヒカルアマランサス
"ホウオウアマゾン"は、トライアルレース「アーリントンカップ」の勝馬。昨年の「朝日杯フューチュリティステークス」では惜しくも9着になったものの、それ以外のレースではすべて連対するなど安定した成績を残しています。騎乗するのは、3月の骨折から復帰したばかりの武豊騎手。復帰初日から2勝をあげるなど、調整に問題はなさそうです。


母の父“アグネスタキオン”は、2001年に皐月賞を勝利したものの屈腱炎により引退。生涯成績は4戦4勝でした。種牡馬時代も素晴らしい成績を残しており、父馬としての産駒にはGI4勝の"ダイワスカーレット"など数々の名馬を生み出しています。母の父としてはGIレース「ジャパンカップダート」「フェブラリーステークス」、GII「フィリーズレビュー」など、ダートや短い距離の勝馬が多め。上記のBMSリーディングでは長らく上位に入り続けています。


◆8枠18番ピクシーナイト(母の父:キングヘイロー)

父:モーリス/母:ピクシーホロウ
"ピクシーナイト"は、大外18番で出走。前々走「シンザン記念」では、今回出走する"ルークズネスト"と"バスラットレオン"を抑えて勝利しています。騎乗するのは、先日の「天皇賞(春)」に勝利して勢いのある福永祐一騎手。乗り替わりもなく、安定したレース展開が期待されます。


母の父"キングヘイロー"は、2000年に「高松宮記念」に勝利。父馬としての産駒は「オークス(優駿牝馬)」「秋華賞」に勝利した"カワカミプリンセス"や、「高松宮記念」を制して親子制覇を達成した"ローレルゲレイロ"などが代表馬です。母の父としては3月に行われたGIIレース「阪神大賞典」に勝利した"ディープボンド"などが重賞勝利しています。


なお、"ピクシーナイト"に騎乗する福永祐一騎手は、かつて"キングヘイロー"にも騎乗していました(その他は柴田善臣騎手など)。天才と言われた父・福永洋一さんの息子として生まれた福永騎手と、その血統で期待が高まった"キングヘイロー"のコンビには素晴らしいドラマが秘められています。



ここまで、かなり駆け足ですがさまざまなデータや歴史を紹介してきました。競走馬の血統にはドラマがあります。もちろん能力や予想の指針としても大切なデータではありますが、知れば知るほどその歴史やドラマにより、知識としての新たな興味が湧いてくるのです。今回紹介した血統などは、膨大な情報からほんの一部。みなさんも競馬新聞やさまざまな競馬サイトで、興味が持てそうなデータを調べてみても面白いかも知れませんね。

『ウマ娘 プリティーダービー』の"NHKマイルカップ応援の期間限定ミッション"は、5月10日4時59分まで開催。ミッション対象の「アーリントンカップ」「ニュージーランドトロフィー」は、どちらもクラシック級4月前半に開催されるので要注意です。「NHKマイルカップ」はクラシック級5月前半に開催されます。ジュエルなどの報酬を獲得するために逃さないようにしましょう。

NHKマイルカップはエルコンドルパサーだと確定で出走。

「第26回NHKマイルカップ(東京競馬場 芝1600m 牡・牝)」は2021年5月9日15時40分に発走予定。春のGIレースもますます盛り上がっていきそうです!
《Mr.Katoh》

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