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『メルヘンフォーレスト』って知ってる?─「ADV」から「リアルタイムコマンドバトル」に一変! 9歳の少女が挑むダンジョン探索は“ソウル系”の醍醐味も覗かせる

本日1月28日に発売される『メルヘンフォーレスト』。見た目の雰囲気に反して、手強いゲーム性が待ち受けています。そして主人公のメルンが可愛い!

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物語が進むと、雰囲気からゲーム性まで一変! 新たな刺激が待つ『メルヘンフォーレスト』



ここまでは第1部について、スマホ版との違いにも焦点を当てつつ紹介しましたが、『メルヘンフォーレスト』は全3部構成。この点はコンシューマ版も同様ですし、実は第2部以降が本番と言えます。

というのも、おじいさんの仕事を手伝うべく一人前の薬師を目指すADVパートは、ざっと1時間ほどのボリューム。秘薬「風華」を作ることで、一段落となります。


その後、遺跡への入り口を見つけたことをきっかけに、これまで「メルンの日常」を紡いでいた本作の物語は、「メルンの冒険」を描くものへと移行します。


経緯を書くとネタバレになってしまうので、その理由について詳しくは述べませんが、9年前に起きたある一件の真相を確かめるべく、遺跡が待つ地下への探索を決意。わずか9歳のメルンが危険なダンジョンへと挑む、小さく偉大な冒険譚の幕開けです。


第1部はADVパートでしたが、第2部以降はジャンルも大きく変わり、見下ろし型のランダムエンカウントRPGが展開します。


これまでほんわか系な会話が主体でしたが、第2部からは緊張感漂うダンジョン探索が主な舞台となります。もちろんバトルも待ち受けていますし、負ければ未鑑定アイテムを失うなどのリスクもあるので、決して油断できません。


ダンジョン探索では、「食料」が重要な役割を果たします。探索中は徐々に食料が減っていき、0になると今度は体力が減少。体力を回復する手段は限られていますし、アイテムで補ったとしてもジリ貧なので、食料の有無が探索の猶予に直結すると考えていいでしょう。


また、ダンジョンにはギミックも存在し、時には複数の部屋を行き来して攻略する必要も。隠し通路や罠などもあり、歯応えのある探索がメルンを待ち受けているのです。


しかし最も手強いのは、ダンジョンに巣くう敵とのバトル。メルンの可愛らしさからは想像もつかない、手に汗握る戦いが繰り広げられます。

本作のバトルはコマンド型ですが、ターン制ではなくリアルタイムに進行。時間が常に流れているので、ぼーっとしていたら一方的にやられてしまいます。


バトル中の基本アクションは、「攻撃」「防御」「回避」の3つ。「防御」を選ぶと2秒間防御状態となり、受けるダメージを6割ほどカットします。「回避」の場合は、1.5秒ほど回避状態に。いずれも効果時間があるので、無闇に選ぶのではなく、敵のモーションに合わせて出さなければなりません。


ちなみに回避が成功すると、敵の攻撃を避けられるので、ダメージは0に。これだけ見ると「なら、防御じゃなくて回避だけで戦えばいいのでは?」と思われるかもしれませんが、本作におけるバトルの真骨頂はここからです。


まず「防御」は、敵の攻撃タイミングにぴったり合わせると、「パリィ」になります。「パリィ」が発動すると、「奥義」や「道具」といった特殊なコマンドが使用できるので、戦局が有利になります。「パリィ」が狙えるタイミングは合図が出るので、その合図に合わせるのが肝要です。


この「パリィ」を活かすには「防御」を使いこなす必要があるので、決して「回避」一辺倒にはなりません。加えて、「パリィ」が狙えるのは敵の近接攻撃のみ。パリィ狙いの「防御」主体で戦っていると、体力が徐々に削られてしまうため、「回避」との併用が有効なのです。また、「防御不可能攻撃」や「回避不可能攻撃」などもあるため、その見極めも重要な点でしょう。

しかも敵は、雑魚でも複数の攻撃モーションを持っており、その攻撃が当たるタイミングも様々。同じテンポで「防御」や「回避」をしているだけでは、あっさりとやられてしまいます。


敵のモーションを覚え、リアルタイムに繰り出される攻撃を見て「防御」か「回避」を瞬時に選択、そしてタイミングも見極めた上でボタンを押さなければなりません。敵の攻撃によっては1撃で沈められてしまうこともあり、緊張感もかなりのもの。本作の見た目や雰囲気に油断していると、あっさり返り討ちに遭うことでしょう。


これはあくまで個人的に感じた点ですが、敵のモーションを見極めて「パリィ」を狙い、防御出来ない攻撃を見切って「回避」に専念し、その合間に攻撃を繰り出して勝利を掴む。そんな本作のバトルからは、“死にゲー”として知られる『デモンズソウル』や『ダークソウル』といった「ソウル系」で味わったような緊張感を覚えました。


「ソウル系」はアクションRPGですし、間合いや立ち回りも重要なので、決して「ゲーム性が似ており、近しい」という意味ではありません。

ですが、一瞬のモーションに込める集中力と緊張感、そして判断に打ち勝った時の愉悦、また失敗した際に敗北へと大きく近づく絶望。そんな“かつて味わった興奮”を、この『メルヘンフォーレスト』で思い出すとは予想しておらず、新鮮な驚きを感じられたのは紛れもない事実でした。




このほかにも、様々な装備品を手に入れて組み合わせるハック&スラッシュな要素、戦闘の幅を更に広げる剣術など、本作の魅力や特徴はまだまだあります。また、記憶を失っている「ロゼッタ」をはじめ、気になるキャラクターも多数。物語への興味が、ダンジョン探索への意欲を大きく後押ししてくれます。



今回の記事で本作に興味を持った方は、その世界観を垣間見せるオープニングムービーのダイジェスト版や、魅力をぎゅっと詰め込んだトレーラームービーが公開されているので、まずはそちらをチェックしてみてください。主題歌「コノメドキ」を歌っているのは、メルンのCVを担当している竹達彩奈さん。CVも、スマホ版にはなかった新たな魅力のひとつです。

また、本作のパッケージは、通常版のほかに、ハイクオリティなメルンのフィギュアが同梱される限定版もあります。可愛さはもちろん、格好良さも合わせ持つメルンフィギュアへのこだわりぶりが分かる映像も公開されているので、そちらも合わせてご覧ください。



見た目通りの、穏やかで暖かみのある世界が紡がれる第1部と、9年前に起こった出来事の真相を知るため、食料を管理しながらダンジョンを探索し、緊迫感溢れるバトルに立ち向かう第2部・第3部。雰囲気からゲーム性まで一変するギャップが、プレイヤーに大きな驚きと興奮をもたらす──実際のプレイを通して感じた『メルヘンフォーレスト』は、著者にとって嬉しい不意打ちと言える一作でした。可愛さと手応えを両立したメルンの冒険、あなたも見届けてみてはいかがでしょうか。



『メルヘンフォーレスト』は、PS4/ニンテンドースイッチ/PC(Steam)向けに2021年1月28日発売予定。価格は、DL版が3,480円、パッケージ版が3,980円、フィギュア付き限定版が9,980円(すべて税別)です。

『メルヘンフォーレスト』公式サイト
《臥待 弦》
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