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『Marvel's Spider-Man: Miles Morales』ファーストインプレッション―PS4の傑作タイトルがPS5でさらに進化!

PS5で進化した『Marvel's Spider-Man: Miles Morales』の驚きのゲームプレイ体験についてご紹介します。

ソニー PS5
『Marvel's Spider-Man: Miles Morales』ファーストインプレッション―PS4の傑作タイトルがPS5でさらに進化!
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今から約2年前の2018年9月7日に発売されたPS4タイトル『Marvel's Spider-Man』は発売初週に国内パッケージ版だけで12万5,000本を売り上げ、一時は品薄が報じられたほど。スパイダーマンファンの他、コアなゲームファンも納得のクオリティは「キャラゲー」に収まらない魅力を備えていました。


それから月日は流れ、次世代機PS5が発売となる2020年11月12日。『Marvel's Spider-Man』は『Marvel's Spider-Man: Miles Morales』として帰ってきました。本作では前作の主人公「ピーター・パーカー」から「マイルス・モラレス」へとバトンタッチ、プレイフィールはそのままに新たな物語が紡がれます。


もちろん、同日に発売されるPS5でプレイすれば更に美しくなった驚異のグラフィックや高速ローディングで楽しめます。本稿では、PS5で進化した驚きのゲームプレイ体験についてのファーストインプレッションをお届けします。


なお、特別な注意が無い限り本稿ではPS5を使用し描写を優先したモードでプレイしています。






驚きの実在感、PS5で実現したレイトレーシング


PS4向けに発売された前作『Marvel's Spider-Man』の時点でグラフィックの美しさ驚くべきものがありましたが、本作では4KとHDR、レイトレーシングに対応し更に美しくなりました。特筆すべきはレイトレーシングのすばらしさ、ゲーム世界の解像度が上がり、リアルな実在感を覚えます。


と言っても、なかなか言葉では伝わらないので写真で見比べていただきましょう。


レイトレーシング無し(パフォーマンス優先モード)


レイトレーシング有り(描写優先モード)


いかがでしょうか、レイトレーシングを有りにすると、窓ガラスに反射した反対側が見えるようになります。もちろん、反射して見える車や人といった動的なオブジェクトは後ろに存在しています。


レイトレーシング無し


レイトレーシング有り(描写優先モード)


こちらも同様に、反対側が見えます。また、店の前で立っている男性の足元の水たまりには反射した男性の足が見えます。



ここでは分かりやすい窓を例にしましたが、本作の光の描写は目を見張るものがあります。一方で、グラフィックをひたすら追求するのではなく、60FPSを実現するパフォーマンス優先モードの選択肢があるのもゲーマーとしては嬉しいポイントです。



コントローラーの振動も進化


以前からコントローラーのハプティックフィードバックとアダプティブトリガーで没入感が高まると喧伝されてきましたが、半信半疑という方も多かったと思います。かく言う筆者もその一人でした。



ですが、今回プレイしてみて疑いを改めなければなりませんでした。繊細な振動をプレイヤーに伝えるハプティックフィードバックはマイルズに伝わる感触をプレイヤーに伝えています。PS5にプリインストールされている『ASTRO's PLAYROOM』のような氷を切り裂く感覚や、砂を踏む感触といった恐ろしさすら覚える感触のクオリティには達していないものの、細やかな振動は気持ちよく手に伝わります。



アダプティブトリガーは最後まで押し込む際に手応えがある感触。公式サイトには「スパイダーマンがウェブを発射する感覚が指先に伝わる」とありますが、建物にウェブを放ちスイングする際などは、スピーカーからの音声と合わせて独特の感触が指先に伝わるようになっています。



気になるロードは?ファストトラベルの時間は?



こちらも以前から話題になっていた超高速SSDによる高速ローディングですが、今回はゲーム起動時のロードとファストトラベルのロード時間を確認しました。


まず、起動時のロードです。PS5のホーム画面から本作を起動してタイトル画面が出るまで10秒ほど、セーブデータを選択して「CONTINUE」を押してから主人公のマイルズを操作できるまでに2秒ほどかかりました。ゲームの起動からわずか12秒ほどでプレイが開始できるので、ほとんど待った気がしません。




次にファストトラベルについてです。マップの一番南端から北端までのファストトラベルは約2秒でした。前作でロード時に乗った地下鉄のシーンもなく、ファストトラベルを選択すると一瞬で駅からマイルズが出てきます。ここまで早いとむしろ地下鉄のシーンが恋しくなるレベルです。


イベント時のロードも体感することが難しく、映画やドラマの暗転と同じような時間で場面が瞬時に切り替わっていきます。起動時を除けば「ロード待ち」という状態になることはありませんでした。



前作と比べてマップやアクションはどう変わったか。



マップの構造は基本的に変わっていませんが、季節が冬となり、薄く雪が積もっています。



さらに、町にいるNPCの数が前作に比べて多くなっているようです。前作と比較しながら散策するのも楽しそうです。



ネタバレ防止のため画像は公式サイトからのものですが、主人公がマイルズへと交代したことで新しく追加された生体電気によるヴェノム・ブラストは見た目も派手で新鮮です。



また、これは本作に限ったことではないですが、トロフィーを獲得した際に撮られるスクリーンショットには画面下にフレームが付くようになっています。





以上、『Marvel's Spider-Man: Miles Morales』ファーストインプレッションでした。本作では前作で評価された点はそのままに、マイルズの新たな物語を楽しむことができます。


さらに、PS5でプレイすれば前作で十分美麗だったグラフィックに加えて4KやHDR、レイトレーシングでリアルな実在感を感じることができます。もちろん、上述したコントローラーやロード時間など様々な恩恵もあります。


『Marvel's Spider-Man: Miles Morales』はPS5本体と同時の11月12日に、PS4版と共に通常版5,900円/Ultimate Edition 7,900円で発売予定です。

《大塩》
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