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『カービィのエアライド』スーパープレイに『ポケモン XY』約4時間クリア─大盛り上がりだった「RTA in Japan Online 2020」はゲーム好きなら見なきゃ損!

ひゃっっほう!!夏だ!お盆だ!!RTAだ!!

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8月13日から16日までの4日間にわたって、全49タイトルのゲームのRTAが行われました。開催前からTwitterでは、配信予定タイトルの「風タクRTA」や「FF6RTA」がトレンド入りするなど話題になり、開催中は様々なハプニングが起きたりと見どころ満載でした。そんな大いに盛り上がりをみせた「RTA in Japan Online 2020」を紹介します。

RTAって何のこと?



「RTA」とはリアルタイムアタックの略称で、ゲームスタートからクリアまでのタイムの短さを競うゲームのプレイスタイルのことを指します。厳密にいうと、プレイヤーが実時間(ゲームのロード時間を含む現実世界での経過時間)の最速を目指すものです。

また、RTAにはカテゴリが存在し、ゲームタイトルごとに定められた種目で、達成条件、計測区間、バグ技の使用の制限などルールが決められています。主要なものとしては「Any%」「100%」「○○Ending」があります。「Any%」は最速でクリアをすること。「100%」はゲームの達成率を100%にすること。「○○Ending」はマルチエンディングなど複数のエンディングが存在した場合、○○エンディングに到達することを指します。「100%」のカテゴリはゲームによって100%の条件が違うため「レギュレーション」を確認する必要があります。

「レギュレーション」とは、RTAの競技のは公平性を確保するために、タイマースタート・ストップのタイミングや、プレイ中の禁止事項を定めたルールのことです。バグ技が使用できるゲームにおいては、使用の有無でカテゴリが別れている場合があります。基本的に開始前などに走者がレギュレーションを説明するので、初見の人でもどういった形でゲームがプレイされるのか分かりやすくなっています。

また、RTAを競技と表現したことでわかる通り、界隈ではマラソンに例えていて、プレイヤーのことをRTA走者と呼んでいます。

「RTA in Japan Online 2020」について



「RTA in Japan」とは、日本で開催される大規模RTAイベントのことです。海外で開催されているRTAイベント「Games Done Quick」を参考に2016年から、夏はオンライン形式の「RTA in Japan Online」が、冬はオフライン形式の「RTA in Japan」をそれぞれ毎年開催されています。今回は4回目となるオンラインイベントでした。

「RTA in Japan Online 2020」ではアパレルブランド「無敵時間」が協賛決定し、オフィシャルショップではコラボグッズが発売されました。コラボグッズの販売利益の一部は国境なき医師団に寄付されます。配信中も度々名前が上がり、それぞれのゲームに無敵時間という言葉を入れることがノルマとなっていましたね。無敵時間が出た際にはチャット欄が「無敵時間さん!?」で埋め尽くされるほど一体感がありました。

RTAはあまり一般には知名度ない競技でしたが、年々注目度が高まっており、今回では同時接続数が3万を超えることもありました。

リアルイベントならではの見どころ!


RTAという競技は普段、RTA走者により動画として配信サイトにアップされています。「RTA in Japan」では生放送で行われるイベントで、ひとつひとつのゲーム設けられた時間枠が決まっています。失敗などあらかじめ考慮した時間だとは思いますが、それでも大きなミスをしたら完走することが困難な予定時間です。そんな中、RTA走者は解説を挟みつつゲームをプレイすることになります。基本的に「RTA in Japan」では走者とは別に解説者もいますが、それでも話しながらプレイするのは凄いですね。


それでは、今回行われた競技からいくつかのエピソードをご紹介しましょう。『Racing Lagoon』ではゲーム内容の解説のほかに、使用されている車の車種や特徴の解説がなされました。『ドラゴンクエスト11 過ぎ去りし時を求めてS』はドラゴンクエストシリーズのセルフパロディが随所にある作品で、パロディ箇所と元ネタについて触れていたりしていました。当然ですが、このようにやりこんでいるからこそ言えるような話題が飛び出すので、好きなゲームのRTAは単純に話を聞いているだけでも面白いです。

もちろん、プレイの方も素晴らしく、これは本当に自分が持っているゲームと同じなのか?と疑いたくなるようなスーパープレイが見られます。『カービィのエアライド』ではコントローラー4つを同時に操作するという離れ業を披露……手元がどうなっているのか気になりますね。


「RTA in Japan Online 2020」開催中には、様々なハプニングも起きました。『星をみるひと』の走行中に開発スタッフがチャット欄に出現したり、『ポケットモンスターXY』ではゲームのムービー中に走者によるトイレRTAが行われ、「トイレRTA」がまさかのトレンド入りを果たしました……。

一部のゲーマーからカルト的人気を誇る『Racing Lagoon』の配信では、そのゲームの独特な台詞回しによりチャット欄が三点リーダーを使うコメント、俗に言う「ラグーン語」だらけになりました。印象的だったこともあり、その後に続いた違うゲームの配信にも「……ごま塩程度におぼえておいてくれ」や、「……PASSさ」という言葉が見受けられました。時間が経つとラグーン語をもじって使われたりと最後までラグーン語が消えることはありませんでした……冗談じゃねぇ……。

次回開催は年末!



冬の「RTA in Japan」は12月27日から31日の5日間を予定しています。普段であれば冬はオフライン形式ですが、今年はオンラインでの開催になります。半年先のことですが、今からどんなゲームが出場するか楽しみですね。

過去に開催された「RTA in Japan」はTwitchとYouTubeにてアーカイブに上がっています。ゲームごとに分けられており、「RTA in Japan Online 2020」の動画も既に公開されていますので、気になった人はぜひ見てみることをオススメします。



大いに盛り上がりをみせた「RTA in Japan Online 2020」。このようなイベントはRTAを走る走者がいることにより成立しています。やるのが大変そうなRTAですが、ゲームによっては難しい操作が必要ないRTAも存在します。まずは簡単なものからRTAに挑戦するのも楽しいかもしれませんよ。
《アサマレ》

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