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『仁王2』体験版を『FFXIV』吉田P風の外見テンプレで遊んでみた! 無闇に漂う達人感、「落命」で沸き上がる罪悪感

吉田直樹氏をモチーフとした外見テンプレートは、「キャラクタークリエイトコンテスト」の受賞作。一目で分かる完成度の高さ、お見事です。

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「戦国×死にゲー」という切り口で注目を集めた『仁王』の続編であり、新アクション「妖怪化」や「妖怪技」を携えた『仁王2』の発売が迫っています。

そしてリリースに先駆け、『仁王2』最終体験版が配信されました。プレイできる期間が限られていたものの(3月1日で終了)、本作の魅力にいち早く触れることできました。また、以前公開された体験版からの改善も随所に見られるので、その手応えを確かめるためにプレイしている方も少なくなかったでしょう。


この最終体験版を立ち上げると、まずはキャラクターメイキングから始まります。前作『仁王』の主人公は「ウィリアム」でしたが、『仁王2』は好みの外見にカスタマイズできます。もちろん、男女も選択可能。


しかも、カスタマイズできる項目も多岐に渡っており、例えば「鼻」については、「上下位置」「前後位置」「高さ」「横幅」「向き」「鼻柱の高さ」「鼻柱の太さ」「小鼻の上下位置」をそれぞれ個別に設定できます。また、細かい調整が苦手な方向けに、既に用意されているパターンから選ぶ「プリセット」がお勧めです。

「眉」や「瞳」など、それぞれの箇所を細かく設定できるので、突き詰めて弄り出すと数時間くらい軽く経ってしまいそう。


また、女性キャラクターでも侍のような髷姿を選べるなど、思い切った髪型もあり、遊び心に走ったキャラメイキングも楽しめます。しかも髪は、前髪を個別に選べるため、組み合わせを考えると選択の幅もかなり広いと言えるでしょう。



さらに、「毛先」を設定することも可能。ロングヘアでも、最小の「0」と最大の「20」では大違い。加えて、「カール度合い」も変更できるので、凝り性の人にとってはかなりの時間泥棒となりそう。

これだけ凝っていると、理想のキャラを作りたくなってしまいます。しかし、自由なキャラメイキングと同じくらい個人的に気になっている外見テンプレートが、この最終体験版に収録されているのです。(もちろん製品版にも)

実は「キャラクタークリエイトコンテスト」に受賞した計8作品(男女4体ずつ)が、本作の外見テンプレに加わっているのですが、その中にはなんと、『ファイナルファンタジーXIV』のプロデューサーを務める吉田直樹氏をモチーフとした作品も!

『仁王2』プロデューサー兼ディレクター・安田文彦氏のコメントによれば、この吉田氏モチーフの作品がTwtter上で高い人気を博したものの、そのまま受賞させるのは問題があると判断。人づてに吉田氏へ連絡を取ったところ快くOKがもらえたため、正式に受賞ならびに外見テンプレ入りが決まった作品となります。


この吉田氏モチーフのテンプレを選択してみると、確かにかなりの完成度。写真やステージイベントなどでしかお目にかかったことはありませんが、このテンプレを見ただけでご本人を容易に連想できます。

自由なキャラメイクも魅力的ですが、「吉田氏(っぽい主人公)と行く『仁王2』」というユニーク体験に抗えず、外見テンプレートでNo.18を選び、他は一切弄らずに体験版をスタート!


早速、『仁王2』の世界に立つ主人公。あくまでデザインのモチーフなので、本記事内ではこの主人公を「Y」と呼ばせていただきます。


ゲーム内で「Y」にカメラを近づけてみると、こんな雰囲気です。物事に動じず、どこか“モノノフ”感を覚えます。


刀を突き出し、乾坤一擲。よく見ると表情にも変化があります。


こちらは、妖怪化の姿。かなり見た目が変わりますが、頬の辺りに面影があるような気も。


チュートリアルで、敵を惨殺。写実的でしかも著名人似の3Dモデルが刀を思いっきりぶっ刺すシーンというのは、率直に言ってかなりインパクトあります。キャラメイクが細かいと、罪深さも増す・・・。


妖怪相手なら、罪深くないよね!(暗示)


チュートリアルも終わり、拠点にいる「Y」。なんかもうホントに、馴染み具合がスゴい。


そして本編スタート。この眼差しで武器を構えられたら、あっさり降伏したくなりそう。


薙刀鎌を構える姿も、堂に入っています。


こちらは上段の構え。この人に敵対とか、絶対無理。


なにげに、斧も似合うと思いました。破壊力が想像しやすい分、リアルに怖いです。


祈る姿は真摯。そして、腕回りのパワフルさたるや。


しかし、プレイヤーの腕が悪いとこのザマさ!


餓鬼相手に手痛い攻撃を食らう「Y」の図。普通なら「悔しい!」「こいつムカつく」と思う場面ですが、申し訳なさや謝りたい気持ちで一杯になります。こんなプレイ体験、初めて・・・。


もちろん、華麗に攻撃を決める場面もあります!


木霊に帰り道を教える「Y」。殺伐とした戦いばかりではありません。


流れるようなモーションで納刀。この武芸の達人感、段々クセになってきました。


そして、「落命」で急に沸き上がる罪悪感。あくまで似ているモデルに過ぎないのに、“やっちまった”感が半端ありません。「こんな気持ちに苛まされるくらいなら、腕を磨いて上達してやる!」と、妙なやる気に結びつきそう。

こんなプレイは『仁王2』本来のスタイルとはほど遠いと思いますが、それでも正式に収録されているデータを使った、何ら問題のない遊び方です。そして、こんなプレイ体験があるのかと、新たな扉を開けた気持ちでいっぱいです。


今回はテンプレートの吉田氏風デザインでプレイしましたが、豊富なキャラクリを活かし、芸能人やゲームキャラを模した主人公を生み出すことができるかもしれません。この『仁王2』で、新たな遊びに目覚めてみるのも一興ですよ。未知の扉を開けたい方は、3月12日の発売をお楽しみに。


ちなみに2度目のプレイ以降は、メニュー画面にキャラクターが登場。樹の根本に腰掛ける姿も、独特の味わいがあります。もうすっかり、戦国時代の住人のよう・・・!
《臥待 弦》
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