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ゲーム19XX~20XX第13回:『ドンキーコング』『ウィザードリィ』など伝説的名作が登場した1981年のゲームを紹介!

懐かしの家庭用ゲームをコンパクトなサイズで復刻したミニゲーム機が次々に発売となるなどレトロゲームに注目が集まっています。そこで今回は一気に時をさかのぼって1981年のゲームを紹介します。

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懐かしの家庭用ゲームをコンパクトなサイズで復刻したミニゲーム機の人気がとどまるところを知りません。2019年9月19日に往年のセガの名機を模した『メガドライブ ミニ』が発売。PCエンジンのゲームを多数収録した『PCエンジンmini』も2020年3月19日に発売予定となっています。いかにレトロゲームに注目が集まっているかがうかがえるでしょう。

そこで今回は一気に時をさかのぼって1981年にフォーカス。ファミコン登場以前に人気を博した懐かしのレトロゲームを紹介していきます。1981年というと今からもう40年近く前で、当時小学生だった人もすでに50歳前後になっているはずです。そんなゲーム黎明期を飾った珠玉のタイトルの数々を当時の出来事とともに振り返っていきましょう。

1981年は年号でいうと昭和56年になります。この年はスペースシャトル「コロンビア」の打ち上げ、神戸ポートアイランド博覧会「ポートピア’81」の開催、猫に暴走族風の身なりをさせた通称「なめ猫」のブームなどが話題となりました。

おもなヒット曲は寺尾聡の『ルビーの指輪』、イモ欽トリオの『ハイスクールララバイ』、松山千春の『長い夜』など。映画では『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』、『エレファント・マン』、『ブルース・ブラザース』などが話題となりました。

『ガンダム』人気が本格化したのもこの年です。映画3部作の第1作目となる『機動戦士ガンダム』、2作目の『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』が相次いで公開。テレビ版の再放送も異例の高視聴率を記録するなど社会現象となりました。

テレビアニメでは『Dr.スランプ アラレちゃん』、『うる星やつら』の放映がスタート。どちらも大ヒットとなったのは、ご存知のとおりです。マンガではあだち充の『タッチ』、高橋陽一の『キャプテン翼』、北条司の『CAT'S EYE(キャッツ・アイ)』などの連載が始まっています。

一方、のちの「週刊少年ジャンプ」のフォーマットを作ったとされる車田正美の破天荒なボクシングマンガ『リングにかけろ』が、この年に連載終了となっています。最終回は巻頭カラーで、これは「ジャンプ」では初めてのことでした。

いかがだったでしょう。かなり昔の出来事ですが、当時のアニメやマンガは今の若い人も意外と知っていたりするのではないでしょうか。それでは、この年登場したゲームを見ていきます。

ドンキーコング


発売日:1981年8月
機種:アーケード
販売元:任天堂


本連載の第4回でファミコン版を取り上げましたが、やはり元祖となるアーケード版にも触れないわけにはいかないでしょう。任天堂の顔というべきマリオが初めて登場した記念脾的作品にして、任天堂の名を世界中に知らしめた名作です。

おなじみのマリオを操作して、階上から落ちてくるタルなどをジャンプでかわしながら上へ上へと上っていき、最上階にいるドンキーコングをやっつけるアクションゲームです。画像はいたってシンプルですが、マリオのジャンプアクションが躍動感抜群で、マリオといえば「ジャンプ」を印象づけた作品と言えるでしょう。

全4面からなるバリエーションに富んだステージ構成も大きな魅力となっていました。床にベルトコンベアが仕掛られた2面、エレベーターを利用して上り下りしながら進む3面とステージごとに攻略法が異なっており、多くの子供たちを夢中にさせました。

ちなみにアーケード版の2面は容量の都合でファミコン版には収録されませんでした。とはいえファンの多くは完全な移植ではないものの、ファミコン版の内容におおむね納得していたと思います。当時のアーケードゲームの家庭用ゲーム機への移植版は、たいていほとんど別物になってしまっていたからです。そうした中にあってファミコン版『ドンキーコング』の移植レベルは傑出していました。しかし、それでもやはり「これで2面があれば……」と思わされたものです。

この幻の2面を収録した『アーケードアーカイブス ドンキーコング』が、現在ニンテンドースイッチで配信されています。1面の2段目からジャンプするとワープが発生してクリアとなる、当時のファンにはおなじみの裏ワザが使えるバージョンも収録されていますので、往時を知るお父さんたちはもちろん、ファミコン版しか知らない人もプレイしてみてください。


ニンテンドースイッチで配信中の『アーケードアーカイブス ドンキーコング』(ハムスター)(画像はMy Nintendo Storeより)。

ギャラガ


発売日:1981年9月
機種:アーケード
販売元:ナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)


ファイターと呼ばれる戦闘機を左右に動かして飛来してくる敵機を撃ち落としていく。1979年にリリースされたナムコの名作『ギャラクシアン』の流れを汲むシューティングゲームの傑作です。一見すると『ギャラクシアン』とあまり変わらないように見える本作ですが、実は大きな違いがありました。自機を2体合体させるパワーアップシステムの存在です。

プレイヤー側の機体であるファイターは「ボスギャラガ」の発射する「トラクタービーム」に当たると敵に捕まってしまうのですが、その味方機を連れたボスギャラガを撃墜すると2機が横並びとなる「デュアルファイター」にパワーアップ。発射する弾の数が倍増することで一気に敵を倒しやすくなるのです。

自機が横に大きくなるので敵の攻撃に当たりやすくなるというデメリットもあるのですが、攻撃力にモノを言わせて敵を殲滅していくのは爽快のひとことでした。ただし、捕まっている自機がこちらの撃った弾に当たると爆発して1機ロスとなってしまいます。群れの中で待機している状態のボスギャラガを撃ち落とすと、自機を取り戻せなくなるというリスクも含んでいて、ひとつ間違うと機体を失ってしまうスリリングさも魅力のひとつになっていました。

このパワーアップ要素が当時のゲームファンに与えたインパクトは非常に大きく、本作は4年以上にわたってアーケードの人気ゲームとして君臨し続けました(※)。さらに1985年にファミコン版が発売。その後もさまざまなハードに移植され、現在も名作レトロゲームとして多くのファンに支持され続けています。

※バンダイナムコ公式サイト「ギャラガウェブ」の「豆知識」より


プレイステーション4でアーケード版『ギャラガ』をプレイできる『ARCADE GAME SERIES: GALAGA』(バンダイナムコエンターテインメント)

日本のRPGに多大な影響を与えた伝説的名作も
《仁志睦》

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