ノックスデジタルエンターテインメント(中国)は、2017年より日本でも配信中のAndroidエミュレーター「NoxPlayer」を東京ゲームショウ2019に出展しました。
「NoxPlayer」は完全無料で全ての機能が使え、GoogleアカウントさえあればAndroid端末がなくてもストアからアプリをDLしてプレイできることができます。パソコンとスマホを同期することが可能。家では「NoxPlayer」、外ではスマホと使い分けができるのが嬉しいところです。iPhoneしかない人、Android端末のバッテリーが気になるという人にもオススメ。
「NoxPlayer」ブースにてノートPCにインストールされた実機を確認。まるでAndroid端末がそのまま入っているかのようです。 ウィンドウ下のドック部分は広告になっており、広告収益で無料配信ができているとのこと。各国語に対応し、日本語にももちろん対応済み。
実際にゲームをプレイ。動作に遅延がなく、ヌルヌル動く! スマホよりも大きな画面でゲームができ、しかも画質の劣化がありません。キーボードコンフィグも充実しており、モバイル端末のタップ操作を再現できるようクリックの範囲を自分好みに設定できて思わず感激。
仮想十字キーを好みの場所に配置したり、シューティングゲームのマウス感度を調整したりもできるとのこと。PCゲームのようにキーボードで動かすことができるため、細かい動作も可能です。もちろんチャットができるアプリではキーボードで打ち込むことができるので、フリックよりも早く打ち込むこともできます。スマホをシェイクするゲームも「シェイク」ボタンで対応可能。画面がブルブルとふるえ、芸が細かい! 動画撮影、スクリーンショットももちろんOK。至れり尽くせりです。
2画面同時プレイができるので、放置ゲームとやり込み系を同時にプレイすることもできます。忙しい人には嬉しい機能です。ホーム画面はデフォルトでは横画面になっていますが、縦向きのゲームを起動した際には自動で縦位置に調整されます。また、ホーム画面をスマホのように縦位置にすることもできるので、お好みの画面にカスタマイズするとよさそうです。
ちなみに、AndroidアプリのパッケージであるAPKファイルをドラッグ&ドロップで直接動かすことができるため、アプリ開発者の需要も多いのだとか。
担当者に訊ねたところ、NoxがTGSに出展するのは今年で2回目。TGSの出展を機に、スマホゲームがパソコンで遊べるという概念を日本で広げていきたいのはもちろん、日本のユーザーと直接に交流し、安全性をアピールしてより安心に利用して頂くことも狙いのようです。日本ではすでに600万人のユーザーにDLされているとのこと。Windows、Macに対応しており、現在Mac版は一部制限あるとのことですが、大型アップデートを予定しているとのこと。まずはDLしてその充実の機能を確かめてみてはいかがでしょうか。
「NoxPlayer」無料ダウンロードサイト
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