まず"内部で性表現規制についての規定が新たに設けられた"ことについて、SIEは「新しいルールは導入しておりません。」とコメント。同社では、クリエイターの発想を尊重しつつ、非常に稀ではあるが過度に性的でゲームを楽しむ方にとって不快と思われるコンテンツを、ケースバイケースで役員が確認するポリシーを持っているとのこと。一方で、SIEを含むゲーム業界はペアレンタルコントロール機能を導入し、各地域の年齢別レーティング制度(CERO/ESRB/PEGI)を遵守したうえで、各タイトルの対象年齢に関する情報を提供している、としました。
また、性表現に対するSIEの方向性が"CEROやESRBなどのレーティング基準に関係のない独自のものか"については、「日本においては、CEROの基準で統一していましたが、タイトルの性的表現等については、より、グローバル基準を参考にし改めて取り組むようにしております。」と回答しています。
つまり、SIEは性表現があるゲームを全部まとめて規制しているわけではなく、過度に性的なコンテンツがある場合は役員が確認することになります。 ただし、日本においては従来のCERO基準ではなく、一般に性的コンテンツに厳しいとされるグローバル基準に沿うよう取り組むようになったということです。
なお、SIEは最後に「我々は常にプレイステーションを最高の、すべてのゲーマーを迎え入れる遊び場にしてまいります。」と締めくくっています。ゲーム業界の中で永遠の命題とも呼べるかもしれない「性」にまつわる議論ですが、今後の動向にも注目です。
編集部おすすめの記事
特集
ソニー・インタラクティブエンタテインメント
-
PS Plus「ゲームカタログ」12月の目玉は『アサシン クリード ミラージュ』!『Wo Long: Fallen Dynasty』『グラブル リリンク』なども追加
2025年12月のPlayStation Plus「ゲームカタログ」は、12月16日…
-
PS5純正コントローラー・DualSenseの『原神』コラボモデルが素敵!12月11日10時より、数量限定で予約受付を開始
-
SIEとテンセント、訴訟継続中の『LIGHT OF MOTIRAM』は「新規プロモーションとテストの停止」で両社が一時合意―法廷での審問は1月へ延期
-
『モンハンワイルズ』3冠達成!辻本P・徳田Dが語る「発売直後の反省」や『FF14』コラボの反響ー「PS Awards 2025」合同インタビュー
ソニー アクセスランキング
-
『DOA Xtreme 3』2016年2月25日発売決定、ほのかvsマリーの尻相撲ムービーを1080p/60fpsでお届け
-
密着、名もなき配達人たち―『DEATH STRANDING』のNPCポーターたちに同行してみる
-
【TGS2015】『ジョジョEoH』開発者インタビュー!荒木先生監修のストーリーを搭載し、課金要素はなし。バトルは策士が勝利する
-
『モンハンワールド:アイスボーン』現時点で判明している新登場モンスターをまとめてチェック―ハンターを待つは大ボリュームの24体!【特集】
-
なんで『パワプロ』上級者は「ロックオン」無しでも変化球が打てるの?ハイレベルすぎるプロ選手の対戦動画から、その秘密をじっくり解説
-
『マフィア コンプリート・エディション』オープンワールドゲームが苦手な人にこそオススメしたいワケ
-
『ELDEN RING』最序盤からルーン稼ぎに使える4つの場所!王への道は一日にしてならず
-
22年ぶりイチローの実力はいかに!新要素満点の大ボリューム『パワプロ2022』メディア体験会をレポート
-
【そそれぽ】第133回:『ドラゴンクエストビルダーズ』で『ドラクエV』の「ラインハット城」を建てる!「知られざる島」をがっつりプレイしたよ!
-
『ニーア オートマタ』お蔵入りだった“TVCM無規制版”がお披露目に─まさに「命もないのに殺し合う」シーンを収録







