『アケアカNEOGEO』のストックは20日配信の『サイバーリップ』(1990年、SNK)でなくなりまして、ハムスターの濱田社長(写真右)がSNKに“おかわり”という名の追加配信タイトルをもらいに行く、のが定番行事となっています。“おかわり”を決める担当者はSNKの伊藤誠氏(写真左)です。あ、中央は総合司会のアケアカ芸人フジタさんです。
アーケード版NEOGEO・MVSタイトルの忠実移植を行う『アケアカNEOGEO』では昨日のタイトーサウンドチーム ZUNTATA ミニライブで発表した2タイトル『パズルボブル』『パズルボブル2(MVS Ver.)』に加え、6タイトルを発表しました。
【アケアカNEOGEO】
●パズルボブル(タイトー)
●パズルボブル2(タイトー・MVS Ver.)
●ザ・キング・オブ・ファイターズ2001(SNK)
●ズパパ!(SNK)
●ファイヤースープレックス(SNK)
●フットサル ~5 ON 5 MINI SOCCER~(SNK(ザウルス))
●風雲黙示録(SNK)
●STRIKERS 1945 PLUS(彩京)
※『アケアカNEOGEO』はPS4/ニンテンドースイッチ/Xbox Oneで発売
なお、『STRIKERS 1945 PLUS』のリリースに伴い、現在彩京版権を所有している株式会社ゼロディブの原神敬幸社長が登壇しました。ゼロディブでもニンテンドースイッチ向けに彩京タイトルをリリースしていますが、ネオジオタイトルについてはハムスターで『アケアカNEOGEO』として発売されることになりました。なお、ゼロディブは年末に向け、『ストライカーズ』シリーズのタイトルをリリース予定とのことです。
続いて、過去のアーケードタイトルの忠実移植を行う『アーケードアーカイブス』の新作8タイトルを発表しました。
今回の『アーケードアーカイブス』ではSNKのタイトルも発表するということで、SNKの伊藤氏が再び登壇して“おかわり”を担当します(『アケアカNEOGEO』と兼任とのこと)。
【アーケードアーカイブス】
●ASO(SNK・PS4/スイッチ)
●忍者くん 阿修羅ノ章(UPL・スイッチ(PS4は既配信))
●ルート16(サンソフト・PS4/スイッチ)
●アーバンチャンピオン(任天堂・スイッチ)
●アテナ(SNK・PS4/スイッチ)
●怒-IKARI-(SNK・PS4/スイッチ)
●ドンキーコングJr.(任天堂・スイッチ)
●イメージファイト(アイレム・PS4/スイッチ)
まず3月に開催された「アケアカNEOGEO 100万ダウンロード記念感謝祭」で発表されたSNK旧作(つまり89年以前)の『アーケードアーカイブス』化がついに実現しました。『怒-IKARI-』はもちろん、『ザ・キング・オブ・ファイターズ』シリーズ、「怒チーム」のオリジンですし、『アテナ』は同じく「サイコソルジャーチーム」の“ご先祖様”にあたり“戦う女性キャラクター”のはしりの一人となりました。なお、『怒-IKARI-』においては操作系統が“ループレバー”というレバー部分を回転させて狙いを付けられる特殊コンパネになっているため、今回の移植ではツインスティック操作になる模様です。ちなみに同社ブースにはホリの営業担当が常駐してたため、ハムスターの濱田社長がループレバー対応のアーケードスティック発売をお願いしたのですが、『ザ・キング・オブ・ファイターズ'98』の百人抜きに挑戦していたため聞こえてたかどうかは不明です……。
また、今回の大きな発表は『イメージファイト』の移植が決定したことでしょう。1988年に稼働した本作はトリッキーな敵の攻撃方法をベースとする高難易度(同時期に稼働した同じく高難易度のシューティングには『TATSUJIN』(東亜プラン)がありますが、こちらは敵の数・耐久力・弾数で調整がかけられている別ベクトルの難易度です)、一定数の敵を破壊しないと“足切り”される前半ステージ、パワーアップなしで敵の猛攻を突破する必要のある“補習ステージ”の導入、自機の速度を任意で調節できるだけではなく、そのバックファイヤーで攻撃可能な“スピードチェンジシステム”など独自のシステムが挙げられます。特にスピードチェンジは当時発売された多くのコンシューマー向けシューティングゲームにも同様のシステムが搭載されるようになりました。
そして『イメージファイト』が発売決定したことで、現在の開発チームで80年代後期に主流となった16ビットCPUを使用した高度なゲームの移植版が開発できるようになったことを意味します。少なくともイメージファイトと同システム基板を使用した『R-TYPE』は概ね大丈夫でしょうし、他社のタイトルにも期待が持てそうです。
なお、『アーケードアーカイブス ASO』は10月配信開始予定。それ以外のタイトルは発売日未定となっています。なお、タイトルの順番は配信順ではありませんのでご注意ください。
【追記】
本当にプラチナゲームズの神谷英樹さん呼んでイベントやってる……!
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
任天堂 アクセスランキング
-
『マリオカート8 デラックス』初心者ドライバーが勝つための8つのポイント
-
『あつまれ どうぶつの森』島の名前アイデア50選!命名に迷っている人は要チェック
-
『あつ森』大型アプデを120%楽しむために“データ消去”してイチから始めてみた体験記
-
『スマブラSP』これさえ読めば超初心者も戦える!大乱闘の基本を5項目でチェック
-
【今日は海の日】ロマンあふれる未知の領域!スイッチで遊べる神秘的な海の中を冒険するおすすめゲーム5選
-
『ポケモン ソード・シールド』ポケモン図鑑完成を目指すときのコツ!400種類コンプを目指そう
-
【特集】『星のカービィ』シリーズ、絶対に忘れられないシーン10選
-
今年で20周年の『ペーパーマリオ』シリーズを振り返る!新作『オリガミキング』も7月17日に出るぞ
-
『モンハンライズ』太刀の操作方法・立ち回りを解説!「特殊納刀」がとにかく熱い、圧倒的な手数で敵を斬れ!【個別武器紹介】
-
『モンハンライズ』の新スキル「鬼火纏」って何?驚くべき強さの秘密や注意点まで徹底解説