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『METAL MAX Xeno』は魅力がアンバランス? いいや、特化カスタマイズだ! その特徴や気になる点に迫る【プレイレポ】

数多ある国産RPGの中でも、その特徴的な切り口や独特のテイストで存在感を放つ『メタルマックス』シリーズは、荒廃した近未来世界を舞台とする“人と戦車のRPG”です。

ソニー PS4
『METAL MAX Xeno』は魅力がアンバランス? いいや、特化カスタマイズだ! その特徴や気になる点に迫る【プレイレポ】
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◆クセになるバトルの爽快感&ストレスフリーなシステム! カスタマイズもやり甲斐たっぷり



世界観や物語も大事な要素ですが、『メタルマックス』といえばやはり「戦車!」。もちろん本作でも、バトルからカスタマイズまで戦車が大活躍します。シリーズの代表的な戦車である「レッドウルフ」に始まり、バギータイプや対空戦車、多砲塔巨大戦車に多脚戦車など、性能はもちろんバリエーションも実に多彩です。


メイン火力となる「主砲」を(上限こそあれど)複数積み込むことができ、しかも特性「キャノンラッシュ」を装備すれば、全砲門を同時に発砲可能。主砲を5本設置すれば5回攻撃となりますが、これは決して攻撃回数の上限ではありません。主砲のバリエーションによっては同時に複数発射といった特性を持つものもあるので、組み合わせによっては戦車一両で10回以上の攻撃を放つことも不可能ではありません。

主砲のほかに、ミサイルなどのカテゴリーとなる「S-E」(スペシャルイクイップメント)と呼ばれる兵器もあり、集団を一度に攻撃したり、主砲を上回る瞬間火力を食らわせるなど、プレイヤーの戦略性が色濃く出る兵器と言えます。「S-E」は全体的に重量が重いため、そのやりくりで頭を悩ますこともありますが、この試行錯誤も醍醐味のひとつ。S-Eもラッシュが可能なので、強力なエンジン&S-Eを手に入れた時は、格別の攻撃力を手にすることができます。ちなみに、主砲とS-Eはそれぞれ弾数に限りがあるので、長く運用する際には弾切れにご用心。


そして弾切れの恐れのない「機銃」も、使い方次第で侮れない活躍を見せます。機銃は、複数回攻撃や全体攻撃できるものが多く、弾薬も無限。そのため気兼ねなく使えますし、範囲が広いので雑魚戦の制圧に向いています。しかも、機銃だけを積み上げた戦車に「バルカンラッシュ」を装備させれば、全ての機銃が火を吹きます。全体攻撃ができる機銃も組み込むことができるので、「敵全体を攻撃×5」といった怒濤の連射も思いのまま。たかが機銃と侮るなかれ、です。


このラッシュによる怒濤の攻撃は、本作だからこそ味わえる爽快感のひとつ。手強い賞金首モンスターをキャノンラッシュでねじ伏せ、力ずくで押し切るパワフルさは「戦車」の醍醐味をたっぷりと味あわせてくれます。また、バトルに入る前に「射撃」で先制攻撃を行うこともでき、この射撃で敵を全滅させるとバトル画面に切り替わることもなく戦闘が終了。複数の雑魚を機銃やS-Eで一掃し、何事もなく移動を再開…といった流れは、軽く敵をいなして何事もなく振る舞う西部劇にも似たような味わいを覚えます。


ちなみに、バトル画面に移行した場合でも、システム的なストレスはほとんどなし。体感でのロード時間はほとんどありません。このストレスフリーな調整はバトルだけでなく、本作全体に及んでおり、メニューの開閉や施設への出入りなども、もたつきなどは一切なし。ダンジョンの出入りやファストトラベルも数秒程度。戦車の改造は拠点で行いますが、どこからでも拠点に戻れるので、帰還のストレスはまったくありません。


また戦車の改造や乗り換えなどは、拠点の入り口で行えるため、「その都度拠点の内部に入らないといけない」といった手間もなし。移動中に消費するのは、戦闘で受けるダメージと弾薬だけなので、複雑なリソース管理もなく気軽に楽しめます。


探索中に見つけたパーツなどはその場で付け替えることもでき、改造したくなったら数秒後には拠点に到着。探索の再開は各地のファストトラベル先からになりますが、探索と改造がストレスなく繋がっており、「戦車による爽快感とカスタマイズの楽しさ」を地続きで楽しむことができます。本作の戦車に関する部分は、いい意味でリアルとは真逆に突き進む、豪快一路な『メタルマックス』らしい魅力を手軽に味あわせてくれます。


もちろん戦車の強化だけでなく、キャラクターの成長も戦力向上に繋がる大事なポイント。通常のレベルアップに加え、果たした功績で得るポイントを使って戦闘能力などを上げる要素もあり、各キャラの育成をあれこれ考えるのも醍醐味のひとつ。戦車の特性と組み合わせて考えると、戦力が更に一段アップするので侮れません。

『METAL MAX Xeno』は、シリーズ経験者にお勧めできるのか?
《臥待 弦》
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