人生にゲームをプラスするメディア

【レポート】「ポケモンカード」新パック「ひかる伝説」を使った“ロイヤルマスク100枚争奪戦”に、初心者が一夜漬けで参加してみた

7月2日(日)、「ポケモンカード」の「ロイヤルマスク100枚争奪戦!」という大会に参加してきました。

その他 カードゲーム
【レポート】「ポケモンカード」新パック「ひかる伝説」を使った“ロイヤルマスク100枚争奪戦”に、初心者が一夜漬けで参加してみた
  • 【レポート】「ポケモンカード」新パック「ひかる伝説」を使った“ロイヤルマスク100枚争奪戦”に、初心者が一夜漬けで参加してみた
  • 【レポート】「ポケモンカード」新パック「ひかる伝説」を使った“ロイヤルマスク100枚争奪戦”に、初心者が一夜漬けで参加してみた
  • 【レポート】「ポケモンカード」新パック「ひかる伝説」を使った“ロイヤルマスク100枚争奪戦”に、初心者が一夜漬けで参加してみた
  • 【レポート】「ポケモンカード」新パック「ひかる伝説」を使った“ロイヤルマスク100枚争奪戦”に、初心者が一夜漬けで参加してみた
  • 【レポート】「ポケモンカード」新パック「ひかる伝説」を使った“ロイヤルマスク100枚争奪戦”に、初心者が一夜漬けで参加してみた
  • 【レポート】「ポケモンカード」新パック「ひかる伝説」を使った“ロイヤルマスク100枚争奪戦”に、初心者が一夜漬けで参加してみた
  • 【レポート】「ポケモンカード」新パック「ひかる伝説」を使った“ロイヤルマスク100枚争奪戦”に、初心者が一夜漬けで参加してみた
  • 【レポート】「ポケモンカード」新パック「ひかる伝説」を使った“ロイヤルマスク100枚争奪戦”に、初心者が一夜漬けで参加してみた

7月2日(日)、「ポケモンカード」の「ロイヤルマスク100枚争奪戦!」という大会が開催されました。この大会は、発売前の強化拡張パック「ひかる伝説」を用いたシールド戦という特殊ルールが採用されており、優勝者には世界で100枚しか存在しないプレミアムキラ“ロイヤルマスク”が進呈されるという、「ポケモンカード」ファンであれば、絶対に見逃せないイベントです。

そんなイベントに、ポケモンカードをプレイするのはほぼ20年ぶりという筆者が縁あって、参加させて頂くことになりました。(…やばい、ルールとかほとんど覚えてない)や、(とりあえず、「プリーズ交換しましょ」の歌を思い出す所から始めるんだ…!)など、様々な不安を胸に秘めながらも大会に挑むことになった、当日の様子をお伝えしたいと思います。

◆ポケモンカードとは



話の本題に入る前に、まずは「ポケモンカード」について簡単にご説明しましょう。ポケモンカードは言わずと知れた国民的ゲーム「ポケットモンスター」を題材にした、トレーディングカードゲームです。すでに20年以上前から遊ばれていますので、筆者のように「昔、遊んだことがある」という方も多いのではないでしょうか。

ポケモンカードの基本ルールは、お互いにポケモンを場に出して、“ワザ”を出すために必要なエネルギーを集めて敵を攻撃していくというシンプルなもの。公式サイトには、ポケモンカードのルールを非常に分かりやすくまとめた歌が上がっているので、こちらを見て頂いたほうが早いでしょう。


Youtube URL:https://youtu.be/uXyLfgvDUd4?list=PL2C3FB1FE7F662394

今回、筆者が参加する大会はいわゆる“ガチ”な大会とは異なり、ポケモンカードが不慣れな方も多く参加し、さらに運営スタッフがサポートしてくれるという案内がありました。しかし、ニコニコ生放送にて中継されるとも聞いていた筆者は、「無様な戦いだけはできぬ」と、大会前日の夜からポケモンカードについての勉強を開始。上述の「ルールソング」を見たり、Youtubeに上がっている「ポケモンカード公式チャンネル」の動画を見て、おおよその流れを掴むようにしました。

個人的に特に役に立ったのは、公式サイトに上がっているバトルシミュレーターです。これはPCのみかつ少し古いルールではあるものの、コンピューターと練習試合が何度でも試せるという優れもの。ポケモンカードを遊んでみたい人にとって、これほどまでに便利なページはないでしょう。

◆いざ、大会開始!


そして、いよいよ大会が始まる時間を迎えました。今回の大会は、その場で複数のカードパックを開いて、出たカードだけを使ってデッキを組むという“シールド戦”が採用されていました。このルールの良い所は、各プレイヤーが持っているカード資産の差が発生せず、初心者から上級者まで平等な条件で楽しめるということ。さらに、通常の大会と比較して必要なデッキ枚数が少なく、勝利達成条件が短めに設定されているのも見逃せないポイント。つまり、運さえあれば、ポケモンカードが苦手な筆者でも十分戦える可能性があるのです!

というわけで、まずはデッキ構築の時間。筆者にも、発売前の拡張パック「ひかる伝説」が10パック渡されました。これをひたすら開封して、30分以内にデッキを作るのが第一関門です。正直、このカードパックをワイワイ騒ぎながら、ビリビリと開けまくるのが童心に返ったみたいでとても楽しかったです。
男の子であれば、1度はハマるカードゲーム。ビリビリと開けまくるのは、とっても快感!

とはいえ、繰り返すようですが筆者は初心者。見知ったポケモンは何匹かいるものの、どのカードが強いのか、よく分かっておりません。そこで偶然同じテーブルに着いていた方々に聞いてみたところ、とても親切に教えてくれました。暖かい、ポケカプレイヤーはなんて暖かいんだろう。

レアリティの高い”ミュウツーGX“を引き当てた筆者。20年分の運を使い切ったのではないだろうか…

後に知ったのですが、同卓の方々は国内外の大会で活躍するトッププレイヤーでした。お世話になりました!

制限時間が経過した所で、いよいよ対戦スタート。筆者はとある強豪プレイヤーの方に稽古を付けて頂いたり、人数の都合で不戦勝になったりと幸運が続き、気付けば決勝トーナメントへ。まさかの事態に、思わず背筋がピンと伸びます。そして、決勝トーナメント第1回戦の相手は…。

\バーン!/

(……)

(……この人、見たことあるで!)

(昨晩、勉強のために見まくった、公式ポケモンカードチャンネルのポニータ石井さんやっ!!)

そう、なんと対戦相手は筆者がポケモンカードを学ぶために一夜漬けで見ていた、公式動画に出演されている方だったのです。筆者がその旨を伝えたところ、ポニータさんは「おお、そうですか!」と嬉しそうに笑ってくれました。めっちゃ、いい人。

それでも、対戦は真剣勝負。筆者は手札に入ってくるカードが強く、要所で“ワザ”の発動に必要なエネルギーを引き当てたこともあり、まさかの勝利を遂げることができました。その後、ポニータさんに使っているデッキを見て頂き、筆者がまだ使い方をよく分かっていないカードの活用方法を教えてもらいました。ありがとうございます。ほんと、めっちゃいい人。

会場ではいたる所でフリー対戦が勃発。みなさん、夢中でカードを並べて笑い合います。

そして気付けば、準決勝。お相手はプロ棋士として、「竜王」のタイトルを獲得したこともある糸谷哲郎八段! お話を聞いたところによると、糸谷八段も今日がポケモンカード初めてとのこと。「それならば……!」と意気込んで対戦に臨む筆者ではありましたが、もうね、圧が違う。半端ないの。

あまり良い所も無く、あえなく筆者は敗退となりました。うーん、残念。それでも、最近人気急上昇中のプロ棋士、藤井四段が歴史的な偉業に挑んでいる裏で、こうして糸谷八段と対局(対戦?)できたことは良い記念となりました。

特別なセットが用意された配信台は、将棋番組の雰囲気そのもの(笑)

「生中継された」ニコ生は終始、この盛り上がり!

その後、糸谷八段は見事優勝!お見事でした!

◆今からでも参加できる、ポケモンカード!


今回、およそ20年ぶりにポケモンカードに触れた筆者ですが、ポケモンにエネルギーを付けて攻撃すればOKというシンプルなルールながらも、突き詰めていくと様々な戦略が生み出せる本作の魅力にすっかりハマってしまいました。特に、目指す戦略を実現するためにカードとにらめっこをしながら、「ああでもない、こうでもない」と考えている時間が本当に面白い! また、対戦が終わった後に相手の方とバトルを振り返る“感想戦”という体験も、非常に新鮮でした。

愛用のデッキをギュッと握りしめた時の、確かな感触。勝負所で手札をドローする際の、言葉にし難い高揚感。そして、効果の成否を判定するコイントスを行う瞬間、僅かに見える運命の女神様の気まぐれな横顔。コインの表と裏が出ただけで、こんなに感情が揺さぶられるなんて! それくらいポケモンカードには、デジタルゲームとはまた違った、アナログゲームならではの魅力がギッシリと詰まっています。

今回筆者が体験した、ポケモンカードのシールド戦による大会は7月15日(土)から8月末にかけて、全国のポケモンセンターで順次開催されます。ポケモンカード初心者でも腕の差が出にくく、世界に100枚しか存在しないレアカードが手に入るこのチャンス。ぜひこの機会に、ポケモンカードを遊んでみてはいかがでしょうか。

ヤールカポケカ♪ ポケカ・ヤルカ・ポケカ♪(ルールソングより)

偶然の出会いが「キミにきめた!」へと変わる時、ポケモンはきっと、プレイヤーの気持ちに応えてくれるはず。

(C)2017 Pokemon. (C) 1995-2017 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
ポケットモンスター・ポケモン・Pokemonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
《ねんね太郎》

また、お会いしましたね ねんね太郎

ゲームセンターとテレホーダイが生み出す濁流に、満面の笑みで身投げした雑食系ゲーマー。油断すると余裕で半日は寝てしまうため、スヌーズ機能が欠かせない。ゲーム以外の趣味は、モノを捨てること。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

その他 アクセスランキング

  1. 1位はキラ…ではない!『ガンダムSEED』人気投票の最終結果発表―アスランのMSで一番人気は「ズゴック」に

    1位はキラ…ではない!『ガンダムSEED』人気投票の最終結果発表―アスランのMSで一番人気は「ズゴック」に

  2. 『ダンガンロンパ2』をアニメ化しない理由とは? 小高和剛「あのキャラ達の物語はあれでお終い」

  3. 【今日のゲーム用語】「AAAタイトル」とは ─ ゲーム業界の活性化には欠かせない重要な存在

  4. 神秘的な海のロマンあふれるおすすめゲーム5選―美しくも厳しい海中世界を大冒険しよう!

  5. 『FF7 リバース』ユフィの“引き締まったお腹”が破壊力抜群!人気イラストレーター「はんくり」先生がファンアートを投稿

アクセスランキングをもっと見る