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【特集】『Steamで遊べる名作アドベンチャーゲーム』10選―絶対にプレイすべき傑作集

現在、ゲームには様々なジャンルがありますが、その中でも取り分け奥深い物語や雰囲気を持つジャンルがアドベンチャーです。そこで今回はSteamで遊べる名作アドベンチャーゲームを10選して皆様にご紹介致します。

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『The Silver Case』 価格:1,980円
開発元:GRASSHOPPER MANUFACTURE INC./AGM PLAYISM 開発年:2016年

――銀の銃弾は犯罪を貫くか
HDリマスターを果たした不朽の名作『シルバー事件』こと本作は、大人向けアドベンチャーの入門編のような佇まいでありながら、非常にユニークなテキストを持ち、巧みなワードでプレイヤーをしたたかに酔わせてくれます。本作は収監されていた「ウエハラカムイ」というシルバー事件の主犯、伝説の犯罪者が復活し、彼を軸に物語が展開されます。その展開はオカルトからSFまで網羅しているほどの多様性を持ち、非常に独特のプレイ体験を私達にもたらしてくれます。

『Replica』 価格:298円
開発元:Somi 開発年:2016年

――覗き見る背徳と共に
プレイヤーは一台のスマートフォンを渡され、その端末の持ち主が国家反乱の企てをしていたかを調べるよう強いられることになります。その過程において、他人のスマートフォンの中身を覗き見る事になるのですが、一人の人間の暮らし、その一部、背景が見え、背徳感とは裏腹にその人物に思いを馳せるような気持ちが湧き上がります。その感情は共感や、或いは憧れや、恐れといった複雑な心理を伴うでしょう。なお、インターフェイスや操作体系もスマートフォンを模したデザインを採用しています。

『Virginia』 価格:980円
開発元:Variable State 開発年:2016年

――抽象と具象
異質なアドベンチャーゲームである本作は、無声映画仕立ての作品になっています。プレイアブルなカットシーンの連続とも言える一人称視点ゲームである本作。コラージュされ、時に虚実入り交じるシーンチェンジを繰り返す様は「デヴィッド・リンチ」の映画に近く、プレイヤーは女性FBI捜査官ではありますが、時としてカメラそのものにもなります。テキストに依存しない物語を感じ、読み解く能力を求められる故に賛否両論の作品ではありますが、他の作品では見られない独特のプレイフィールは無二の体験をもたらすでしょう。

『Analogue: A Hate Story』 価格:980円
開発元:Love Conquers All Games 開発年:2012年

――女性性のあり方
宇宙船「ムグンファ」のログファイルを「*ヒョネ」と「*ミュート」というAIとコミュニケーションを取りながら収集するのが表向きの目的で、形式上はビジュアルノベル、もしくはテキストアドベンチャーに属する作品です。プレイヤーは多くのテキストを読む必要があります。しかし、本作が真に奥深いのは示されているテーマにあり、特殊な伝統社会で生きる男女間の差別や、身分による差別、李氏朝鮮文化を背景に女性が暮らすことの意味、意義をプレイヤーに投げかけます。そして、それは現代社会で暮らす人々も対照されることを意味する妙味があるといえるでしょう。

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《SHINJI-coo-K(池田伸次)》

FPSとADVを偏愛しつつネトゲにも造詣のあるフリーライター SHINJI-coo-K(池田伸次)

「Game*Spark」誌に寄稿しつつも「IGN JAPAN」誌と「GAMERS ZONE」誌にも寄稿。「インサイド」誌にも寄稿歴あり。今はなき「Alienware Zone」誌や「週刊Steam」誌にも寄稿していたフリーライター。 そしてヒップホップビートメイカー業も営む音楽家兼ゲームライターの兼業家。通称シンジ。

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