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【E3 2016】めざすは「境界線のない未来」・・・Xbox Media Briefingレポート

既報の通り、米マイクロソフトはE3 2016に先立ち「Xbox Media Briefing」を6月13日に開催しました。

マイクロソフト Xbox One
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既報の通り、米マイクロソフトはE3 2016に先立ち「Xbox Media Briefing」を6月13日に開催しました。昨年は「ホロレンズ」のデモに沸いたイベントでしたが、今年も40%の小型化をはたした「Xbox One S」の発表からはじまり、4K出力に対応する上位機種「Project Scorpio」の発表で締めくくるという、新型ハードが注目を集めたカンファレンスでした。

また、Windows10を推進する同社らしく、Xbox OneとWindows10 PCの両方でゲームができ、実績やセーブデータなども共有できる「Xbox Play Anywhere」のアピールも特徴的でした。カプコン・バンダイナムコエンターテインメント、スクウェア・エニックス、プラチナゲームズ、そして稲船敬二氏と、国産タイトルの発表もめだちました。

イベントの構成は下記の通りです。

1. Xbox One S
2. Gears of War 4
3. キラーインスティンクト シーズン3
4. Forza Horizon 3
5. ReCore
6. ファイナルファンタジーXV
7. Tom Crancy’s Division
8. バトルフィールド1
9. Xbox Live Update
10. MINECRAFT REALMS
11. Inside
12. We Happy Few
13. GWENT
14. 鉄拳7
15. デッドライジング4
16. スケイルバウンド
17. SEA of THIVES
18. State of Dacay2
19. HALO WARS2
20. Project Scorpio

第1章 Xbox One S





カンファレンスはXbox One Sのビデオ登場から始まりました。「本体サイズを40%スリム化」「最大で2TBのHDDを搭載」「電源を本体内臓」「価格は299ドルから」「8月発売予定」と矢継ぎ早に情報が提示されました。Xboxの顔ともいえるフィル・スペンサー氏が登壇し、いきなり価格と発売時期を提示。インパクト十分の導入部でした。

第2章 マイクロソフト人気IP群の最新作





続いて『Gears of War 4』『キラーインスティンクト シーズン3』『Forza Horizon 3』と、マイクロソフトの人気シリーズ最新作の情報が紹介されました。新たに開発元がThe Coalition Studioとなった『Gears of War 4』は4名によるデモプレイが行われ、流血表現が大人しめになった印象も受けましたが、ゲームとしての面白みは十分のようです。

『キラーインスティンクト シーズン3』は名作格闘ゲームがF2Pになって完全復活した例で、プレイヤー数はすでに700万人とのこと。『Halo』シリーズから新たにジェネラルRAAMが参戦するとの発表もあり、新キャラクター参戦でコミュニティを活性化させるという王道の展開を進むようです。

『Forza Horizon 3』も舞台をオーストラリアに変更し、海岸・砂漠・ハイウェイ・森林地帯とオープンワールドの舞台がさらに拡大した印象。オンラインでシームレスなCo-opプレイを実現するなど、シリーズで最もソーシャルなレースゲームになりそうです。開発はシリーズでおなじみのPlayground Gamesで、安心して遊べる内容になりそうです。

なお、稲船敬二氏が手がける新作『ReCore』のビデオも上映され、開発が順調に進んでいる様子がみてとれました。

第3章 サードパーティ群1





つづいてショウはサードパーティの重点ソフト紹介に移りました。スクウェア・エニックス、ユービーアイソフト、エレクトロニック・アーツと大手三社が続く中でも、デモプレイをふまえて、しっかり紹介されたのが『ファイナルファンタジーXV』です。田畑端氏がタイタンと戦うプレイアブルデモ「The trial of titan」を披露。9月30日の発売にむけて期待を高めました。

UBIの『Tom Crancy’s Division』はトレーラーのみ。EAの『バトルフィールド1』のトレーラーも前日のプレスカンファレンスで発表された物と同じでしたが、EAアクセスメンバーならXbox Oneを1週間早い10月13日に先行プレイが可能になるというアナウンスがありました。ハードメーカーとの舞台裏の駆け引きがうかがえます。

第4章 Xbox Live & インディ





今や家庭用ゲームビジネスで不可欠の存在となったインディゲーム。配信プラットフォームのXbox Liveと両輪となって、ユーザーに大きな価値を提供しています。特にXbox LiveはXbox OneとWindows10をつなぐバーチャルプラットフォームとして、今後ますます大きな存在に成長していくことが予測されます。

今夏のXbox Liveアップデート、『MINECRAFT REALMS』、『LIMBO』の制作者による新作ゲーム『INSIDE』、Xbox Game Previewに7月に登場予定の『We Happy Few』、そして『ウィッチャー3』のcd project redが放つスピンオフゲーム『GWENT』と、いずれも注目を集めるのに十分な内容でした。



特に『MINECRAFT REALMS』では、『DOOM』のメインプログラマーで、OculasのCTOもつとめるジョン・カーマック氏がGear VRを被って登場。Winodws、Xbox One、Android、iOS、そしてGear VRにも対応と、ハードやOSの枠を越えてプライベートサーバを立ててプレイできる旨を紹介。個人的にショウのハイライトにようにも感じられました。

第5章 サードパーティ群2



インディゲームで一息ついたところで、再びショウはAAAタイトルの紹介に戻りました。『鉄拳7』Xbox One版の発表と、『デッドライジング4』のトレーラー公開です。『ストリートファイター』から豪鬼が参戦するということで注目を集めていた本作。デモプレイでも『鉄拳』の顔ともいうべき平八との対決が印象的でした。

またデモのラストにはXbox 360版『鉄拳タッグトーナメント2』を、本日から一週間だけXbox Liveのゴールドメンバーに対して無料プレゼントするというサプライズもありました。『鉄拳7』もイベントシーンと格闘シーンがシームレスにつながる家庭用ならではの仕様。今後、格闘ゲームもアーケードビジネスを離れて、こうした施策が一般的になりそうです。

第6章 マイクロソフト最新作群





90分にわたるプレスカンファレンスも、いよいよ最終ターンに入りました。マイクロソフト・ゲームスタジオのオリジナルIPを含む、最新タイトルの紹介です。プラチナゲームズ・神谷英樹氏が登壇し、デモプレイも行われた『スケイルバウンド』を筆頭に、レアの新作『SEA of THIVES』、久々の続編となる『State of Dacay2』『HALO WARS2』です。

「ゲームクリエイターとして、常に巨大な敵を登場させてきた」という神谷氏は、今作で最大級の敵を登場させたとコメント。その言葉通り、『スケイルバウンド』のデモはドラゴンを駆る4人のプレイヤーによるC0-OPプレイで、巨大なクラブ型モンスターと戦うド派手なものでした。

3年ぶりの続編となるゾンビアドベンチャー『State of Dacay2』、こちらは7年ぶりとなる『HALO WARS2』も、ファンには大きなサプライズだったでしょう。特に『HALO WARS』を開発したアンサンブルスタジオはリリース後に解体されたため、続編は望み薄でした。『2』の開発は本家『Halo』とおなじ343 Industriesが行うとみられ、期待が高まります。

最終章 Project Scorpio





ふたたびステージに登壇したフィル・スペンサー氏。昨年のプレスカンファレンスではインターネットを通してライブ中継を見ていたXbox 360ユーザーに対して「Xbox Oneを買うのは今だ」と直接呼びかけるようなメッセージを投げかけました。Xbox 360からの移行が思ったように進まない点が課題となっていたからです。

一方、今年のカンファレンスもXbox Oneファミリーの上位機種「Project Scorpio」を発表しつつ、ユーザーコミュニティに対して一定の保証と次代への希望を与えようとするものでした。4K映像に真に対応し、VRへの取り組みも匂わす一方で、早々にXbox OneやXbox One Sとの下位互換性を保証した点は、その最たるものでしょう。

もっとも本カンファレンスで最も強調されたのは、家庭用ゲームビジネスにおける勝敗ではなく、Windows10時代におけるホームエンタテインメントのあり方でした。Windows10とXbox Oneでゲーム体験が共有できるXbox Play Anywhereはその好例です。AndroidoとiOSも取り込もうとする『MINECRAFT REALMS』は、その最先端の事例だといえます。

今やマイクロソフトのキラーコンテンツだったOfficeが、クラウド前提のOffice365となり、デバイスを問わずに活用できる時代です。ゲームもまた、そうしたデバイスフリーの時代につき進んでいるのかもしれません。スペンサー氏がカンファレンスの締めくくりに発した「境界線のない未来」に期待したいところです。

※本文中に誤字がありました。お詫びして訂正いたします。
《小野憲史》

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