人生にゲームをプラスするメディア

【レポート】企画展「ガンダムゲーム30周年展」が熱い!実物パッケージはもちろん、ワンダースワンや貴重な資料、開発者インタビューも

「実物大ガンダム立像」でお馴染みの「ガンダムフロント東京」にて、様々なガンダムゲームを集めた企画展「ガンダムゲーム30周年展」が開催中です。

その他 全般
【レポート】企画展「ガンダムゲーム30周年展」が熱い!実物パッケージはもちろん、ワンダースワンや貴重な資料、開発者インタビューも
  • 【レポート】企画展「ガンダムゲーム30周年展」が熱い!実物パッケージはもちろん、ワンダースワンや貴重な資料、開発者インタビューも
  • 【レポート】企画展「ガンダムゲーム30周年展」が熱い!実物パッケージはもちろん、ワンダースワンや貴重な資料、開発者インタビューも
  • 【レポート】企画展「ガンダムゲーム30周年展」が熱い!実物パッケージはもちろん、ワンダースワンや貴重な資料、開発者インタビューも
  • 【レポート】企画展「ガンダムゲーム30周年展」が熱い!実物パッケージはもちろん、ワンダースワンや貴重な資料、開発者インタビューも
  • 【レポート】企画展「ガンダムゲーム30周年展」が熱い!実物パッケージはもちろん、ワンダースワンや貴重な資料、開発者インタビューも
  • 【レポート】企画展「ガンダムゲーム30周年展」が熱い!実物パッケージはもちろん、ワンダースワンや貴重な資料、開発者インタビューも
  • 【レポート】企画展「ガンダムゲーム30周年展」が熱い!実物パッケージはもちろん、ワンダースワンや貴重な資料、開発者インタビューも
  • 【レポート】企画展「ガンダムゲーム30周年展」が熱い!実物パッケージはもちろん、ワンダースワンや貴重な資料、開発者インタビューも
「実物大ガンダム立像」でお馴染みの「ガンダムフロント東京」にて、様々なガンダムゲームを集めた企画展「ガンダムゲーム30周年展」が開催中です。

この企画展は、今年でファミリーコンピュータ用用ソフト『機動戦士Zガンダム ホットスクランブル』が発売されてから30年目を迎えることを記念したもので、その30年間の軌跡がまとめられています。



企画展が開始されたのは4月22日ですので最新イベントという訳ではありませんが、展示物が熱いという情報を聞きつけ、取材を決行。レポートとして本稿をお届けします。

◆そもそもガンダムゲームはどのように誕生したのか



「ガンダムゲーム30周年展」はただ単純にガンダムゲームのパッケージや年表が並べられているだけではなく家庭用、アミューズメント用、PC用、ケータイ用のゲームの歴史を織り交ぜ、その背景にも迫っているのが面白いところ。そのため、まずは「なぜ第1作目のガンダムゲームが『機動戦士Zガンダム』を題材とした作品なのか」という部分がパネルにまとめられていました。



そもそもファーストガンダムの放送や劇場版のヒット、そして「ガンプラ」の社会現象化で盛り上がっていた1979年~1982年頃は、家庭用ゲーム機ではなく『ゲーム&ウォッチ』の時代です。そのためガンダムゲームも玩具の域を出ない“液晶ゲーム”のみであり、本当の意味でのガンダムゲームを熱望する声はあったものの、家庭用ゲーム機の普及まで待つ必要がありました。

そして1983年にファミコンが発売され、1985年に「機動戦士Zガンダム」の放送が開始します。その一方で、ゲーム業界ではナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)で名作シューティングゲーム『ゼビウス』を手がけた遠藤雅伸氏が1985年に独立。同氏は当時のバンダイにガンダムゲームの企画を持ち込み、翌年1986年にバンダイより、『機動戦士Zガンダム ホットスクランブル』がリリースされたのでした。



会場には「とにかくガンダムのゲームを作りたくて作りたくて仕方なかった」と語る遠藤氏のインタビューパネルも展示されているほか、“ガンダムゲームの歴史に残る一作”として、『機動戦士ガンダム外伝』『SDガンダム GGENERATION』『機動戦士ガンダム 連邦vs.ジオン』『ガンダム無双』等の開発に当時関わっていた人たちのインタビューも展示。



「ブルーディスティニー1号機」がガンダムタイプではなくジムタイプである理由や、『SDガンダム GGENERATION』の誕生秘話、そして同じシミュレーションゲームである『機動戦士ガンダム ギレンの野望』シリーズとの住み分け、ハードの移り変わりに伴う苦労話など、非常に興味深い話題が満載です。

◆貴重な資料の数々



全ゲームではありませんが、年表や数多くの資料が展示されているのも本作の熱いところ。特に『機動戦士Zガンダム ホットスクランブル』の開発資料は必見です。



また、バーチャルボーイやワンダースワンといった各種ゲーム機や、当時は珍しかったオンラインモード搭載のリアルタイムストラテジー『ガンダムバトルオンライン』のパッケージ、「ゲームキューブ シャア専用BOX」といった限定本体も実物を展示。年表展示コーナーでは様々な作品の映像も見ることが出来ます。













企画展後半には様々なクリエイターが手掛けた、各ゲームの描き下ろしイラストや、各作品を代表するガンプラ等も展示されていました。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

今回取材した「ガンダムゲーム30周年展」は期間限定イベントとなっており、終了時期は未定。展示内容は随時更新されていく予定とのこと。入場は無料で、開催場所である「ガンダムフロント東京」では歴代ガンプラなども展示されているほか、関連グッズも販売。もちろん、有料ゾーンにも様々なオブジェクトが展示されています。
《栗本 浩大》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

その他 アクセスランキング

  1. 「ガンダム ジークアクス」シイコ・スガイ、ネット流行語100で第4位にランクイン―たった1話の登場ながら、並み居るキャラを抑えての大躍進

    「ガンダム ジークアクス」シイコ・スガイ、ネット流行語100で第4位にランクイン―たった1話の登場ながら、並み居るキャラを抑えての大躍進

  2. 岩代俊明先生の漫画「PSYREN -サイレン-」アニメ化か!?公衆電話にコール音鳴り響く、意味深なティザーサイトが公開

    岩代俊明先生の漫画「PSYREN -サイレン-」アニメ化か!?公衆電話にコール音鳴り響く、意味深なティザーサイトが公開

  3. 【15%オフ】レトロ×多機能の“2,222円プロコン”が売れている理由

    【15%オフ】レトロ×多機能の“2,222円プロコン”が売れている理由

  4. 草むしり検定証カードホルダーに「ちいかわ 5級」と「うさぎ 2級」柄がついに登場!裏面は漫画エピソードをデザイン

  5. 漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」あと5話をもって完結―最後は有馬記念、新たな勝負服姿のオグリキャップも

  6. 「ちいかわ 5級」と「うさぎ 2級」柄の草むしり検定証カードホルダー新登場!裏面には漫画エピソードをデザイン

  7. 「ガンダム ジークアクス」の「シイコ・スガイ」はなぜこんなにも印象強いキャラだったのか?元エースパイロットで一児の母が刻んだその魅力

  8. 期待されるアニメ『ウマ娘』4期の主人公を、15年以上の競馬好きがガチ予想!その鍵は「スピカ関係者」かつ「憧れの存在がいるかどうか」

  9. 隠された真実を探せ!人気の謎解きADV5選─話題の『探偵の眼:さらば、最愛の人よ』から『逆転検事』シリーズまで新旧名作をラインナップ

アクセスランキングをもっと見る