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スマホアプリと連動する小説「お前らは現実とゲームの区別がつかない」の試みが面白い!作中のゲームを実際に配信

ハードの進化に伴って、ゲームの表現は更なる広がりと発展を遂げてきました。今や、本物の映像と見まごうばかりのムービーやゲームシーンなどを描くことも可能となり、現実とゲームの境界線は徐々に曖昧なものとなっています。

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ハードの進化に伴って、ゲームの表現は更なる広がりと発展を遂げてきました。今や、本物の映像と見まごうばかりのムービーやゲームシーンなどを描くことも可能となり、現実とゲームの境界線は徐々に曖昧なものとなっています。

こうしたビジュアルの進化はゲームに限らず、アニメや映画などでもCGを多用。様々な作品で、リアルな描写を見ることができます。しかし、現実と虚構を近づける手法は、見た目の変化だけではありません。写実的なビジュアルとは全く異なるアプローチで迫る小説「お前らは現実とゲームの区別がつかない」が、2016年5月25日に登場します。


澤田典宏氏が手がける「お前らは現実とゲームの区別がつかない」は、スマートデバイスのアプリと連動する、新体験のゲーム小説です。作中に登場するアプリと同名の「ライブスコーパー」がAppStoreやAndoroidStoreで配信され、これを手持ちのスマホにダウンロードすることで、登場人物たちと同じゲームに参加することができます。

現実世界を舞台に行われるナゾトキなどをこなし、ランキング上位をめざす主人公・イチと仲間たち。しかしそのミッションはエスカレートの一途を辿り、犯罪スレスレの領域に近づくことに。やるか、続けるかの葛藤が人間関係を歪ませていき、抜け出せない恐怖のデスゲームのスタートへと繋がります。そんな本作の物語を、スマートデバイスを介することでより身近に、そしてリアルに感じられることでしょう。

もちろんスマホがなくても、小説を読み進めるのに問題はなく、その内容が分からなくなることもありません。物語を純粋に楽しむもよし、新たな体験を味わうべくスマホと共に挑むもよし。お好みのスタイルで、新しいエンターテインメントに踏み出す小説「お前らは現実とゲームの区別がつかない」にアクセスしてみてください。

なお本作は特設サイトにて、ためし読みをすることができます。まずそちらをチェックしてみるのもお勧めです。

■お前らは現実とゲームの区別がつかない 特設サイト
URL:http://omagen.net/
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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