今年で4回目を迎えるリアルショーケースMEDIA AMBITION TOKYO。ここでは最先端のテクノロジーカルチャーを実験的に都市で実装され、未来の変革を実体化するかのようなアートの祭典を目指したイベントとなっています。
今回この「MEDIA AMBITION TOKYO 2016」に、水口哲也氏が手がけるVRゲーム『Rez Infinite』のために製作された共感覚スーツ「Synesthesia Suit」が出展されています。
「Synesthesia Suit」は『Rez Infinite』の共感覚的なコンセプトを体現するために製作された特殊なスーツで、内部に装着されている26の振動素子によって、音楽が振動と共に全身を巡り、その振動部分のLEDが点灯。振動には質感が伴い、弦楽器で弾かれている感覚や、太鼓で叩かれている感覚などが再現。この質感に合わせて、LEDの色や光のパターンがシンクロ、音楽を耳からだけではなく、触覚や視覚として体感することが可能です。
この「Synesthesia Suit」はVRの身体感覚を空間に反映させる実験ともされており、共感覚性をその場全体に拡張すべく設計された空間も見所の一つとなっています。
「Synesthesia Suit」体験会は、東京都の六本木ヒルズ「MAT LAB」森タワー52階“東京シティビュー”にて3月21日までで実施。17時30分より整理券が配布され、時間は18時~22時までです。
(C)Enhance Games 2016, SEGA 2001
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