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【特集】続くスマホゲーのアニメ化、ファンが気にする「主人公」や「ユーザー数増加」は今後どうなる?

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【特集】続くスマホゲーのアニメ化、ファンが気にする「主人公」や「ユーザー数増加」は今後どうなる?
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2015年はスマートフォンを中心に人気をあつめるタイトル(以下、ここでは「スマホゲーム」と表記)のアニメ放映やアニメ化決定が注目を集めました。

『アイドルマスター シンデレラガールズ』『SHOW BY ROCK!!』『モンスターストライク』、東京ゲームショウや年末のニコニコ生放送で発表された『グランブルーファンタジー』『あんさんぶるスターズ!』などのほか、2016年に放送開始となる『チェインクロニクル ~ヘクセイタスの閃~』『ディバインゲート』も、どのような仕上がりとなっているか非常に楽しみですね。



ここ数年で一気に広がりをみせるスマホゲームのアニメ化ですが、いくつか気になる点も残されています。本稿では、そんな気になる点を掘り下げていこうと思います。

◆ユーザーそれぞれが抱く「主人公」の描かれ方




スマホゲームは「主人公=プレイヤー自身」という視点で遊ぶタイプが多くみられます。細かな設定もなく、プレイヤーが独自の主人公像を自由に想像しやすい反面、いざアニメになった時に「主人公の扱いはどうなるの?」「キャラとの関係性はどうなるの?」というのは、とくに気になる部分です。

なかでも主人公とキャラクターの恋愛要素が含まれる、恋愛ゲームやアイドル育成ゲーム系のタイトルは「主人公はこんなこと絶対しない!」「こんなこと言うキャラだったの?!」とならないか、不安は尽きないもの。「自分の中ではこう!」とプレイヤーの受け止め方次第だった部分をはたして良い方向に受け止められるのか、アニメはアニメと割り切れるのか、見なかったことにしなくてはならないのかまた、心配せずにはいられません。



こうした主人公や設定のあいまいさに加え、限られた時間内にゲームの魅力やシステム的な面白さを表現するのはなかなか難しいでしょう。しかし「ストーリー・演出・設定を大きく変える」「ゲームに登場しないアニメオリジナル主人公・キャラクターを登場させる」「あえて主人公を出さず、キャラクターのみにスポットを当てる」など、さまざまな工夫をこらした作品も登場しています。個々のユーザーがもつ作品のイメージやキャラクター像が壊れないよう、十分な配慮をお願いしたいですね。

◆ユーザー数の増加に伴うボーダーラインの激化


通常、アニメ化をきっかけに作品のファンが増加し、盛り上がりをみせれば更なる展開への期待が高まりますよね。とはいえ、ゲーム内イベントのランキング上位にのみ報酬が配られるタイプのスマホゲームとなると、ユーザー数の増加を素直に喜べないのが現状です。

そもそもアニメ化するくらい人気があるなら、すでにランキング上位へ入賞するためのボーダーラインが相当高いのは想像に難くありません。アニメが放送され、熱心なファンが増えれば、それだけゲームに費やす時間とお金も増加の一途をたどることとなります。こうした終わりの見えない戦いそのものを楽しめるユーザーもいますが、ただでさえ厳しいと感じているユーザーは、これ以上の新規ファンを歓迎したくないのが正直な本音でしょう。

もちろん、運営側もユーザーが増えたからといって報酬の幅をこれまでと極端に変更するわけにはいきません。ですので、例えば一定の課金で好きなアイテムやキャラクターが手に入る、低確率でもガチャで手に入る時期を設ける、復刻イベントを実施する、一定のボーダーライン突破の報酬をさらに充実させるなど、ユーザーが増加しても「ランキングは無理かもしれないけど、こっちで頑張ってみようかな」とモチベーションを保てるような対策を期待したいところ。報酬にある程度の希少性をもたせるのは必要でしょうが、ファンの増加に関係なく楽しめるような仕組み作りは積極的に取り入れてほしいものです。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

今後もますます増えるであろう、スマホゲームのアニメ化。既存ファンは「アニメになって本当に良かった」「これからも応援したい!」、新たに知った人にとっては「アニメが面白かったから、ゲームも遊んでみようかな」と思えるような作品になるといいですね。
《近藤智子》

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