今週はトミーテックより発売されていますプラキット「LittleArmory LA015 M1911A1 & コマンダータイプ」をご紹介します。こちらは、当連載でもいくつか取り上げてきました1/12スケールの銃火器キットシリーズ「LittleArmory」の最新作です。
これまで、ライフルや機関銃、ロケットランチャーといった大物が多かったLittleArmoryですが一転、今回は拳銃がラインナップ。しかもM1911A1という、映画やゲームで誰もが一度は目にしたことがあるであろう名銃です。もちろん、ボックスアートはふゆの春秋氏の描き下ろし。
「M1911A1」と言われた所で今ひとつピンとこないという方も、「コルトガバメント」という名前はどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。コルトガバメントは約70年近くアメリカ軍の制式拳銃として採用されていたオートマチックピストルで、日本の自衛隊や警察でも使用されていた実績を持ちます。そのベースモデルの誕生は1911年。100年以上前の設計ながら、そのシンプルさと高いストッピングパワーで現在でも愛好家の多いハンドガンとして知られています。その名の通り元々はコルト社で製造されていたモデルですが今ではパテントも失効、様々なクローンモデルも存在しています。
今回キット化されているのは日本でも馴染みの深いM1911A1タイプ、およびその短縮版であるコンバットコマンダータイプです。それぞれ「撃鉄下げ」の状態、「撃鉄起立」の状態、「スライド後退」の状態が再現されており、単純に見れば一箱6丁セットということになります。銃本体は分割などもない両面一体成型、グリップパネル部分は贅沢にブラウンの成型色で別パーツ化。組み立てるだけでほぼ完璧に実銃のイメージを再現することが可能です。
また、オプションとして予備マガジンとベルト付きの専用ホルスターが付属。ベルトはゴム製で、好きな長さにカットして瞬間接着剤で固定するようになっています。
1/12スケールということで、もちろんfigmaシリーズを始めとした同スケールのフィギュアにピッタリ。特に今回、ホルスターなどのオプションも付属していますので様々なシーンを演出することが出来ます。
これまでやや大仰な銃器が多かったLittleArmoryシリーズですが、ここにきて汎用性の高いハンドガンが登場。それも自由に取り付けられるホルスター付きと、かなりプレイバリューが高くなっています。ふゆの春秋氏のボックスアートにもあるように、美少女フィギュアと組み合わせが特に抜群となっていますので、是非お手持ちのfigmaなどと是非組み合わせてみてはいかがでしょうか。オススメです!
「LittleArmory LA015 M1911A1&コンバットコマンダータイプ」は発売中。価格は1,400円(税抜)です。
(C)2014 TOMYTEC, All Rights Reserved
■筆者紹介:ひびき
関西在住のゲームやアニメが大好きな駆け出しひきこもり系ライター。そのシーズンに放送されているアニメはすべて視聴する暇人。ゲームのプレイは基本的にまったりじっくり足が遅い方。2012年からINSIDEにてライター活動を開始。お仕事はTwitterにて随時受付中。
Twitter:@hibiki_magurepo
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