――前回のインタビューから1年半ぶりとなりますが、『幕末Rock』のこれまでを振り返っていかがでしょうか？
熱情（パッション）全開で駆け抜けてきたZe! ただひたすら『幕末Rock』を世に広めたいという思いでここまでやってきました！
――まさにロックですね！ 早速ですが、スマートフォン向けアプリをリリースするきっかけについてお聞かせください。
これまで『幕末Rock』はゲーム、アニメ、舞台とメディアミックス展開をしてきて、贔屓（ファン）の方々が増えてきたという実感があります。ただ、アニメや舞台から『幕末Rock』を知ってくれた方々に話を聞くと、みなさん意外とゲーム機を持っていないんですよNe…もっと多くの人たちにゲームをプレイして欲しい！ということで、スマホで出してみよう、ということになりました！
――無料版が8月7日リリース、有料版を2015年秋にリリース予定とのことですが無料版、有料版それぞれの内容をお聞かせください。
有料版『極魂（アルティメットソウル）』は、PS Vita/PSP『幕末Rock 超魂(ウルトラソウル)』に新曲6曲を追加した完全移植版です！無料版『序極（ビギニングソウル）』は2話の冒頭までプレイ可能で、視覚雷舞（ビジュアライブ）は「Rolling Thunder」と新曲「×××ing」をプレイすることができちゃうんだZe!
――有料版の価格帯、販売スタイルは決まっていますか？
価格は調整中ですが、完全買い切り型になります！ただ、続きを遊びたいけど全部一度に買い切るのは抵抗あるという方もいらっしゃると思うので、完全買い切りとは別に、2話ぐらいずつまとめたものを定額でリリースする予定ですYo!なるべく多くの方に触っていただきたいという思いがあるので、「これくらいの金額ならもう少し遊んでみようかな」という形を提供できればと思っています！iOS、Android同時リリースするので楽しみに待っていて欲しい！
――スマホに移植するにあたり、微調整などはされているのでしょうか？
スマホなのでリズムパートがボタンではなくタッチ操作に変更されています！それと、今回はシナリオが最初から全てオープンされているので、好きなところからシナリオも視覚雷舞（ビジュアライブ）も楽しんでNe!
――プレイ済みの方は好きなところからプレイできるというわけですね。
そうですNe! すでにコンシューマ版をプレイされた贔屓（ファン）の方々は再度オープンしていくのが面倒だと思うんですYo!なのでクリア済みの方もストレスなく楽しんで頂けるように、好きなシナリオ、好きな音楽を自由にプレイ出来るように、今回はフルオープンにしました！
――例えば5話だけプレイしたいというユーザーがその章の入っているパックだけを購入してプレイする、という形も可能なのでしょうか？
一番最初のパッケージだけは購入が必須となります。その後、アプリ内のショップメニューから小分けしたデータを購入していく形になりますNe!
――大幅な変更点はリズムパート操作だと思いますが、タップ操作はいかがですか？
スマホ版のほうが難易度は低いですNe!コンシューマ版はまずボタンの配置覚える必要があるのですが、スマホ版はタップ、長押しの二つの動作だけなので、初見プレイでも高評価を狙えると思いますYo!
――タップ操作で簡単になった分、採点を厳しくしてはいないのですね。
そんな意地悪なことはしていないので、安心して欲しいYo!スマホをメインにゲームを遊んでいるライトなユーザーさんにも楽しんでもらえるようにバランスを調整しています！HARDモードはリズムゲームが得意な方でも満足していただけるよう調整しましたが、EASYモードは苦手な方でも楽しんでいただける内容になっています！！ラインの数もコンシューマ版よりも少なく、6つにしています。リズムゲームが苦手な人やスマホのタッチ操作に慣れている方には快適だと思うんだZe!
――スマホ版では新曲が６曲も追加されますが、その内容について具体的に教えてください。
3月に行った組み合わせ人気投票で決まった4曲と、『超魂團（ウルトラソウルズ）』の新曲1曲、それと煌（ファン）のみなさまから熱い要望を多く寄せられていた近藤勇の楽曲「光の原石」をリズムゲームとして実装しましたYo!
――新曲4曲が人気投票で決定したとのことですが、人気投票の結果はいかがでしたか？
中間発表までは坂本龍馬と高杉晋作の組み合わせが1位だったのですが、後半戦で高杉晋作と桂小五郎の組み合わせの投票がものすごい勢いで増えて、3週目くらいにはもう2位が追いつけないほどに票を伸ばしました！贔屓（ファン）の方の熱情（パッション）を感じましたNe!坂本龍馬は組み合わせるキャラのパターンが多すぎて票が割れてしまいましたが、総投票数は坂本龍馬が一番多かったんだZe!
――今後、この４曲以外の組み合わせも実現する可能性はありますか？
ありますYo！今後の展開の一環として考えています！また投票をやるのか、それとも別の方法を取るのかは考え中なんだZe!
――新曲4曲についてこだわりなどお聞かせいただければと思います。
組み合わせが決まった時点でまずプロットを書きました。『幕末Rock』の楽曲は歌っているキャラクターの志や心情など心の叫びが込められたエモーショナルなRockなので、下地となる物語が重要なんだよNe。物語の時間軸についても『超魂(ウルトラソウル)』以前なのか以降なのかなどの設定を決めています。プロットの内容はCDのブックレットに記載されているので、あわせて楽しんで欲しいんだZe!
――スマホ版はこれまでゲームに触れてこなかった方に向けているとのことですが、特にこんな方に触れてほしいという願いはありますか？
男性です!!『幕末Rock』は熱いRock馬鹿達を描いた「リズムゲーム」なのですが、志士たちと恋愛をする「乙女ゲーム」だと誤解をされることが多いんです。なので、男性は「タイトルは知っているけど触らない」という方が多くて、関係会社に持っていって紹介する時もはじめは「乙女ゲームでしょ？」と言われるんですよNe…実際にプレイしてもらうと乙女ゲームじゃないことが分かるし、「スゲー面白い！」と言ってくださる方が意外と多いので、スマホ版から男性の贔屓(ファン)も増やせたらと思っています！雷舞（ライブ）でも女性の「キャー」という歓声にプラスして、男性の野太い「ウォー」という声も欲しいんだZe!!!
――（一同爆笑）
『幕末Rock』は「本格的なRock」を主軸に、クロスメディア展開をしているので楽曲には自信あり！もちろん女性の贔屓（ファン）の方々も大切にしていますが、男性のお客さんもたくさん来てくれるようになるとコンテンツとして更に広がりを見せるんじゃないかと思っています！昨年の11月に開催した『超絶頂★雷舞(エクスタシーライブ)』のような雷舞(ライブ)イベントを開催した時に、女性の歓声と男性の歓声が入り混じるのを想像すると、ものすごくテンションが上がっちゃうんだZe!
――現状はどうですか？
99％女性贔屓（ファン）ですNe！残り1％は関係者かと（笑）視覚雷舞（ビジュアライブ）はリズムゲームとしてのクオリティも高いのでプレイすれば面白さがわかっていただけると思いますYo!
楽曲はどちらの性別をターゲットに考えている訳ではないので、男女問わず、Rockが好きな方に遊んで欲しい！
――まずは無料版をプレイして楽曲のロック感や音楽ゲームとしての完成度を見てほしいと。
はい！どうしても脱衣（パージ）するところが1番フューチャーされるんですけどNe!!!(笑）
――（一同爆笑）
――本作でスマホ市場に参入しますが、今後スマホアプリとしての展開も可能性としてあるのでしょうか？
完全新作をスマホで出すのか、コンシューマに戻るのか、はたまたソーシャルゲームとして新たな展開をするのかは現在構想中です！コンシューマでプレイするのが面白いというユーザーの期待も無視はできないですし…コンシューマとスマホ両方出す、という形もありますよNe！
――スマホ版からファンになる方も増えると思うのですが、今後コラボカフェやメディアミックスなどの展開はお考えですか？
8月7日（金）～10月中旬まで、「カラオケの鉄人」「カラオケ本舗まねきねこ」とのコラボを行います！また、『幕末Rock 極魂（アルティメットソウル）ミニアルバム』が8月5日（水）発売、8月8日（土）からは舞台の東京公演も始まるので、スマホ版を触って気になった方はぜひチェックしてくださいNe！カフェコラボの企画も準備中です。公式ツイッターや公式サイトに情報を随時流していく予定なのでお見逃しなく！！！
また、『序極（ビギニングソウル）』リリースキャンペーンとして、スコアのスクリーンショットをツイッターにあげると豪華プレゼントが当たるキャンペーンを予定していますYo!プレゼントはキャストのサイン色紙やここでしか手に入らない秘蔵の品を用意しているので楽しみに待っていて欲しい！！！
――イベントも盛りだくさんですね。それでは、締めの一言をお願いします。
個人的には、コンシューマ版と遜色のない形でスマホ版を実現できたので、出来にはとても満足しています！スマホは本当に進化したんだなと実感しましたNe！ゲームは沢山の人たちに触ってもらい、楽しいと感じてもらえてこそ価値があると思っています。是非この機会に『幕末Rock』の世界を体感してください！烈(レッツ)！Rock！
新曲を一足先にプレイ！ ラインは6本。落ちてきた音符アイコンをタイミングよくタップすればOKです。ボタン配置を覚える手間が省ける分、快適にプレイすることが可能。インタビュー時にお話いただいた通り、新曲を初見でも難なくプレイできました。
移植版でもリズムパートのド派手な演出はそのまま！アドベンチャーモードのコミック風の演出も健在です。
アドベンチャーモード中は画面下をスワイプするとメニュー画面が開きます。テキスト表示の有無、スキップ、オートなどを設定することが可能です。
このクオリティをスマホで楽しめるなら文句なしです。この機会に『幕末Rock』をプレイし超☆超絶頂（ウルトラエクスタシー）を体感してみてはいかがでしょう？
