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コンソールからモバイルまでサウンドデザイナーを強力に支援する統合環境「Wwise」 豪華ゲストが登壇するイベントも開催

Audiokinetic株式会社が提供するゲーム開発向けの「Wwise」は、モバイルから家庭用ゲーム機まで幅広いゲーム開発に対応したインタラクティブサウンドエンジンです。一昨年から日本を拠点としてアジアでの活動を本格化させ、日本国内でも着実に採用事例が増えてきました。

ゲームビジネス 開発
コンソールからモバイルまでサウンドデザイナーを強力に支援する統合環境「Wwise」 豪華ゲストが登壇するイベントも開催
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Audiokinetic株式会社が提供するゲーム開発向けの「Wwise」は、モバイルから家庭用ゲーム機まで幅広いゲーム開発に対応したインタラクティブサウンドエンジンです。一昨年から日本を拠点としてアジアでの活動を本格化させ、日本国内でも着実に採用事例が増えてきました。



■オーディオクリエイターにパワーを

「オーディオクリエイターにパワーを」と掲げるWwiseは、ランタイムエンジンとオーサリングツールから構成され、最先端のゲームオーディオを実現するための包括的なソリューションです。ハードウェアのスペックが向上するに従い、オーディオの分野でも表現の幅が広がっていていますが、Wwiseを用いる事で、オーディオクリエイターの意のままに豊かな表現を実現します。また、近年増えているモバイル向けの開発にも対応。小さな画面にもオーディオのパワーを与えます。

Wwiseが実現するのはオーディオクリエイター主導で、プログラマに依存しないパイプラインです。また、サウンドデザイナーとコンポーザーが独立して作業ができる環境となるため、効率的な作業が可能です。もちろんコンソールからスマホまでマルチプラットフォーム対応で、各環境に最適化されていて、同じ作業を繰り返す必要はありません。Unity、Unreal Engine3/4、OROCHI3 CryENGINEなど主要なゲームエンジンへのインテグレーションも行われています。


ダイナミックミキシング


ミュージックエディター


パフォーマンスを可視化するプロファイラ


Wwiseは単体で高度なランタイムエンジンとオーサリングツールを備えていますが、高度な拡張プラグインも用意されています。「Wwise Convolution」は実際の音響空間のサンプルを使用して、リアルなリバーブ効果を実現します。「SoundSeed」は音の自動生成プラグインです。「Wwise Motion」はWwiseのオーサリングツールで音を活用してゲームコントローラのモーションのデザインを可能とします。これらに加えて、パートナー企業によるオーディオプラグインも多数用意されていて、Wwiseはインタラクティブサウンドを実現するための包括的なプラットフォームとして機能しています。

Wwiseは国内企業を含む、多くの主要タイトルで採用実績があります。もちろん、コンソールだけでなく、モバイルでも実績があります。以下はその一例です。

アーケード 鉄拳7 株式会社バンダイナムコゲームス
ガンスリンガーストラトス2 株式会社スクウェア・エニックス
コンソール Destiny Bungie, LLC
アサシンクリード4シリーズ ユービーアイソフト株式会社
メタルギアソリッドVシリーズ 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
ベヨネッタ2 プラチナゲームズ株式会社
D4 株式会社アクセスゲームズ
W2K15 株式会社ユークス
モバイル 実況パワフルプロ野球 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
クリスタルファンタジア KLab株式会社
Peggle Blast PopCap Games


小規模から大規模タイトルまでをカバーする一つの理由はそのライセンス体系。Wwiseの価格はプロジェクト予算によって段階的に設定されていて、小規模タイトルであれば低価格で利用することができます。さらにサウンドアセットファイル数(例.wav数)が200以下のインディプロジェクトであれば、無償商用限定ライセンスで、無償でWwiseを利用することができます。インディ等の小規模のプロジェクトでは嬉しいライセンスです。(価格についての詳細)

■サウンドデザイナーの能力を認定するプログラムも準備

AudiokineticではWwiseの技能検定プログラムも用意しています。これは、ゲームのサウンド作りに精通し、かつWwiseの活用を習得していることを正式に証明するプログラムで、オンラインで行われる技能検定(有償オプション)に合格すると、認定クリエイターとしてWwiseウェブサイトのWwise認定クリエーターディレクトリに登録されます。Wwiseを学ぶためのカリキュラム教材はオンラインで無償提供されています。(Wwise技能検定プログラムの詳細)

同技能検定の日本人合格者第一号の牛島正人氏は、『WWE2K15』などでWwiseを経験し、2015年にSonologic-Designを立ち上げ、活動を行うサウンドデザイナーです。「サウンド業務や音の評価は主観的な価値観に偏ってしまいがちだが、Wwiseの技能検定プログラムはオーディオクリエイターの能力を測る一つの基準として有益ではないか。Wwiseの使い方だけでなく、ゲーム開発におけるサウンドデザイナーの役割、知識が理解できる優れたカリキュラムが提供されている」と感想を述べてくれました。

■イベントではWwiseの魅力、採用事例をたっぷり紹介

Audiokineticでは2月13日(金)に東京カナダ大使館にて、Wwise Tour Asia 2015を開催します。2015年は欧州ツアーの後、アジア地域で開催され韓国パンギョ(2月11日)と東京で実施されます。招待講演ではユービーアイソフトの『アサシンクリード4: ブラックフラッグ』や、KLabによる採用事例も話されます。開発者の生の声が聞ける貴重な機会です。Wwiseに興味のある方はぜひチェックしてみてください。

プログラム

招待講演「アサシンクリード4: ブラックフラッグ と Wwise」
ユービーアイソフトのオーディオディレクター Aldo Sampaio氏、サウンドプログラマー Alexis Rousseau-Dupuis氏から業界で高く評価されている「アサシンクリード4:ブラックフラッグ」におけるWwiseの活用について、実際のゲーム実装のデモも含めてお話し頂きます。

招待講演「Wwise+Unityで作るモダンなモバイルゲーム運用」
Wwiseを活用した最も効果的なモバイルゲーム開発、運用の形を、KLab様開発タイトルをもとにお話頂きます。

Wwiseアップデート
Audiokinetic創業者の一人であり、VP Products のSimon Ashbyが最新のWwise機能、今後のロードマップについてお話致します。


Wwise Tour Asia 2015
2月13日(金) 14:00~18:00予定
カナダ大使館 B2F オスカー・ピーターソン シアター
東京都港区赤坂7-3-38
完全予約制のため、申し込みは以下のURLから。
https://www.audiokinetic.com/ja/wwisetour2015/
《土本学》
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