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【E3 2014】クローズドブースで示された新作ソフト裏側とは?『Tom Clancy’s The Division』プレビューレポ

ソニー PS4

【E3 2014】クローズドブースで示された新作ソフト裏側とは?『Tom Clancy’s The Division』プレビューレポ
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『レインボーシックス』『ゴーストリコン』『スプリンターセル』と広がるUBIソフトの『トム・クランシー』シリーズ。いずれも荒唐無稽なバカ・シューターとは一線を画し、綿密なリサーチに基づいた、現実感あふれる地に足の着いた世界観が特徴です。

そこにE3 2014で新しいシリーズが発表されました。『Tom Clancy’s The Division』で、発売は2015年。対応ハードはPS4/Xbox One/PCという、「次世代RPGシューター」です。クローズドブースで、同社のマチアス・カールソン氏によるデモプレビューが行われましたので、その内容を紹介しましょう。



ゲームの舞台はパンデミックによって壊滅的な打撃を受けた冬のニューヨーク。プレイヤーは秘密特殊部隊「The Division」の一員として独自の活動を開始します。ふだんは一般市民に溶け込んで生活し、他の全てが失われた時に独立して命令を実行するエキスパート部隊。社会の崩壊を防ぐために戦う彼らでしたが、やがて大きな陰謀につきあたります。ウィルスの影響だけでなく、その背後にある脅威に対しても戦うことを余儀なくされるのです。

ゲームシステムはカバーアクションが加わった三人称視点のシューターで、RPG的な成長要素ももちあわせています。ニューヨークの中心部がオープンフィールドで再現されており、プレイヤーはマップ上から自由に場所を選択して移動し、ミッションを進めていけるのです。オープンワールドという次世代機の流行スタイルを巧みにアレンジした内容となっています。



デモでは4名によるCo-opプレイの様子が紹介されました。一行は地下鉄の構内を探索し、腕時計型のデバイスと「Echo」スキルを用いて監視カメラなどにアクセス。ウイルスの感染で引き起こされた惨劇が、ホログラムで復元されました。その後、地上に出た一行は暴徒とおぼしき集団に対し、カバーアクションを駆使して攻撃。駆逐に成功したところでデモが終了と、まずはXbox E3 2014 Media Briefingの内容がトレースされました。

タブレットによる参戦という新要素も紹介されました。本作ではゲームに介入できるアプリが配信され、第三者がパーティバトルを上空から俯瞰し、戦況を確認することができます。これにより敵の位置や行動を友人に知らせるなどのサポートが可能になります。ゲーム内ではクアッドコプター風のドローンとして登場するようです。



装備とスキルシステムについての説明もありました。本作を特徴づけているのが前述の腕時計型デバイスで、スキルの状況確認や、コントローラーのボタンに割り当てておき、戦闘中に使用できます。スキルには自走式の小型爆弾を操る「Seeker Mine」や、弾の装填を早める「Rapid Reload」などがあり、経験によってレベルを高めれば、より効果的に使用できます。中でも良く使用されるのが前述の「Echo」で、情報収集や隠しルートの探索などに役立ってくれます。

装備では細菌防御マスクが必須となり、汚染度の高いところでは高レベルのマスク着用が求められます(これにより行動範囲が適切に制限されるわけです)。公式資料によると街にはチンピラから武装集団、はたまた細菌防御服を着て火炎放射器をふりまわし、すべてを灰に戻そうとする「The Cleaner」も徘徊しているとのこと。汚染度が高いところほど強力な敵が存在するため、これらの装備を固めながら進めていきます。他のシリーズ同様に武器のカスタマイズが充実しているのは、言うまでもなりません。



デモで改めて感じられるのが、近未来的なビジュアルイメージの創造の巧みさであり、具体的にはHUDの表示方法です。プレイヤーの足下に広がる全体マップや、腕時計型デバイスのメニュー画面、空間に表示される文字情報など、いたるところにホログラム的な表現が多用され、雰囲気を盛り上げます。最先端のゲーム機のパワーと、これらSF的ビジュアル表現が良くマッチしています。世界観に即した形でHUDをうまく画面内に埋め込む例が昨今のAAAゲームでは増加していますが、その最右翼だといえるでしょう。

開発はスウェーデンにあるMassive Entertainmentで、これにイギリスのUbisoft Reflectionsと、初代『レインボーシックス』を生み出したUbisoft Red Stormが参加しています。ゲームエンジンは内製のSnowdrop engineで、「ビデオゲームのリアリズムとオープンワールドのレンダリング表現を一気に押し上げた」(公式資料より)とのこと。壁にはトム・クランシー氏のサインも飾られていました。来年のE3でプレイアブル出展されることを期待しましょう。
《小野憲史》

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