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Amazon.co.jp「TV ゲーム 2014 上半期ランキング」で第1位を獲得したのは『パズドラZ』 ─ 3DSがランキング半数以上を占める

Amazon.co.jpは、「2014 上半期ランキング」を発表しました。このランキングでは、2013年12月1日から2014年5月31日の間に、Amazon.co.jpで売り上げ上位を記録した作品がさまざまなジャンルごとに順位付けされ公開されています。

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Amazon.co.jpより
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Amazon.co.jpは、「2014 上半期ランキング」を発表しました。このランキングでは、2013年12月1日から2014年5月31日の間に、Amazon.co.jpで売り上げ上位を記録した作品がさまざまなジャンルごとに順位付けされ公開されています。今回は「TV ゲーム」部門のランキングを中心に見ていきましょう。

栄えある「TV ゲーム」部門のランキング第1位は、スマートフォンでも大人気の【3DS】『パズドラZ』、第2位は泣ける「ファイナルファンタジー」として有名な【PS3】『ファイナルファンタジー X/X-2 HD Remaster』、そして第3位は人気を誇るエクストリームVS.シリーズから【PS3】『機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST』となっております。

Amazon.co.jp「TV ゲーム 2014 上半期ランキング」20位までの順位は以下のようになります。

■Amazon.co.jp TV ゲーム 2014 上半期ランキング ※集計期間:2013年12月1日~2014年5月31日
1位 【3DS】『パズドラZ』2013年12月12日 ガンホー・オンライン・エンターテイメント
2位 【PS3】『ファイナルファンタジー X/X-2 HD Remaster』2013年12月26日 スクウェア・エニックス
3位 【PS3】『機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST』2014年1月30日 バンダイナムコゲームス
4位 【PS3】『グランツーリスモ6』2013年12月5日 ソニー・コンピュータエンタテインメント
5位 【PS3】『メタルギア ソリッド V グラウンド・ゼロズ 通常版』2014年3月20日 コナミデジタルエンタテインメント
6位 【3DS】『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』2013年12月26日 任天堂
7位 【3DS】『妖怪ウォッチ』2013年7月11日 レベルファイブ
8位 【3DS】『星のカービィ トリプルデラックス』2014年1月11日 任天堂
9位 【3DS】「ニンテンドー3DS用 ACアダプタ (3DSLL/DSi兼用)」2008年12月12日 任天堂
10位【3DS】『ポケットモンスター X』2013年10月12日 任天堂
11位【3DS】『モンスターハンター4』2013年9月14日 カプコン
12位【3DS】『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』2014年2月6日 スクウェア・エニックス
13位【PS3】『DARK SOULSII(通常版)』2014年3月13日 フロム・ソフトウェア
14位【Wii U】『スーパーマリオ 3Dワールド』2013年11月21日 任天堂
15位【Wii U】『マリオカート8』2014年5月29日 任天堂
16位【3DS】『ポケットモンスター Y』2013年10月12日 任天堂
17位【PS3】『グランド・セフト・オートV』2013年10月10日 テイクツー・インタラクティブ・ジャパン
18位【3DS】『進撃の巨人 ~人類最後の翼~』2013年12月5日 スパイク・チュンソフト
19位【3DS】『牧場物語 つながる新天地』2014年2月27日 マーベラスAQL
20位【3DS】『とびだせ どうぶつの森』2012年11月8日 任天堂


PlayStation 4は発売日が2月だったためか、据え置きハードとしてはPlayStation 3の作品が多数を占め、一部にWii Uソフトが存在しています。そして、携帯機でランクインしているのはニンテンドー3DSのみです。

メーカーごとに分類すると、任天堂が8タイトル、スクウェア・エニックスが2タイトル、そのほかが各1タイトルずつになっています。任天堂以外のサードパーティ制の作品も合わせるとニンテンドー3DSのタイトルが12もランクインしており、人気ぶりが伺えます。

さて、基本的にはやはり、集計開始時期ごろに発売された人気タイトルが目立ちます。『ファイナルファンタジー X/X-2 HD Remaster』や『機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST』、そして『グランツーリスモ6』は発売時期と人気が伴い上位を獲得しています。

1位を獲得した『パズドラZ』は人気アプリ『パズル&ドラゴンズ』の家庭用向け移植ですが、「Androidアプリ」ランキングの1位も『パズル&ドラゴンズ』になっています。やはり、そもそもの注目度がかなり高かったのだと思われます。

任天堂のソフトとしては、Wii U『マリオカート8』がかなり健闘しているでしょう。Amazon限定の特典トランプがあったとはいえ、たった3日の集計期間で15位に潜り込んでおり、これからの伸びしろも残していると思われます。

また、ニンテンドー3DSのソフトにはロングランが目立ちます。2012年から2013年のランキングで2位だった『とびだせ どうぶつの森』は20位に位置し未だに根強い人気がありますし、11位の『モンスターハンター4』も同ランキングでは1位でした。ほかにも7位の『妖怪ウォッチ』は人気が続いており「和書総合」部門のランキングで攻略本が8位になっており、『星のカービィ トリプルデラックス』もシリーズ自体に長く売れる傾向があります。

そして、「TV ゲーム」部門ではランクインしていなかったのですが、「PCソフト」部門「PCソフトダウンロード」部門では『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』が上位にランクインしています。

下半期ではいよいよXbox Oneも登場し、次世代機が揃い踏みとなります。今回はニンテンドー3DSが大きな存在感を持ったランキングになりましたが、はたして次はどのようになるのでしょうか。
《すしし》
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