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戦いのカギを握るのは小早川?!家康自身の語る本音も見所となった舞台「戦国BASARA3」-咎狂わし絆-ゲネプロ公演

カプコンは、4月25日に東京・六本木の「EX THEATER ROPPONGI」で舞台「戦国BASARA3」-咎狂わし絆-のゲネプロ(公開の通し稽古)を行いました。

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舞台「戦国BASARA3」-咎狂わし絆-ゲネプロ公演
  • 舞台「戦国BASARA3」-咎狂わし絆-ゲネプロ公演
  • 徳川家康役・広瀬友祐さん
  • 石田三成・中村誠治郎さん
  • 伊達政宗・滝川英治さん
  • 真田幸村・吉岡佑さん
  • 長曾我部元親・八神蓮さん
  • 黒田官兵衛役・横山真史さん
  • 構成・演出・振付の西田大輔氏
カプコンは、4月25日に東京・六本木の「EX THEATER ROPPONGI」で舞台「戦国BASARA3」-咎狂わし絆-のゲネプロ(公開の通し稽古)を行いました。

■最多21名が出演!シリーズ8作目を迎えた舞台「戦国BASARA3」-咎狂わし絆-

ステージ上には総勢21名が登場し、舞台シリーズ最大の出演者数となった本作。東京公演では真田幸村が初のWキャストで盛り上げます。4月25日の東京公演から名古屋公演へと続き、5月18日の大阪公演で大千秋楽を迎えることとなります。

まずは舞台「戦国BASARA3 宴」以来となる徳川家康役・広瀬友祐さんが「今日から大阪大千秋楽まで一丸となって頑張っていきます」と挨拶。続いて、石田三成を演じる中村誠治郎さんも「稽古でたくさんの殺陣を必死に練習しましたので、芝居とあわせてさまざまな思いを伝えられたらと思います」と舞台に対する意気込みを語りました。

2回目の出演となる伊達政宗・滝川英治さんと真田幸村・吉岡佑さんは、すっかり舞台に馴染んだ様子で前回以上の成長を見せたいとアピール。今回が初参加となる長曾我部元親・八神蓮さんは非常にリラックスした様子で、黒田官兵衛役・横山真史さんは稽古で培ったものを全力を出したいとコメント。舞台「戦国BASARA2」より2年ぶりの登場となった前田慶次役・伊阪達也さん、前田利家役・真佐夫さん、まつ役・別府あゆみさんも再び参加できたことへの喜びをあらわにします。

構成・演出・振付の西田大輔氏は「3年半前に『戦国BASARA3』を舞台化し、そこから今の舞台の形ができてきたような気がします。本作はその区切りであり、集大成であると思います」と振り返り、『戦国BASARA』シリーズ・小林裕幸プロデューサーは「2011年のものとは違う、新しいものとなっています。1月に『戦国BASARA4』が発売していますが舞台やアニメではまだ『戦国BASARA3』が展開しますので、2014年は家康をテーマにしていこうと思っています。新メンバーもふくめて頑張ってくれると思いますので、素晴らしい舞台になると思います」


これまで「戦国BASARA3」「戦国BASARA3瀬戸内響嵐」「戦国BASARA3 宴」「戦国BASARA3 宴弐」‐凶王誕生×深淵の宴‐と、ゲーム『戦国BASARA3』をベースとした舞台作品は


■舞台「戦国BASARA3」の集大成で活躍するのは…家康とまさかの小早川?!

本作でも、やはり主軸となるのは「関ヶ原の戦い」。家康によって秀吉が倒され、天下分け目の決戦に向けたシーンから始まります。まず目を引くのは、非常に大掛かりな舞台装置。シーンに合わせて目まぐるしく転換し、高さもあるのでより迫力を増した殺陣を楽しむことができました。これまで対戦したことのない武将同士のバトル、新たな挑戦が見受けられた黒田の鉄球や毛利の輪刀といったアクション面にもぜひ注目してください。

ストーリーでは大谷と毛利の暗躍、雑賀衆を味方につけたい面々といった舞台でお馴染みの場面はもちろんですが、黒田がとった意外な行動や風魔と三好三人衆の狙いも気になるところ。元親と三成の対決でも、2人の本音がより深く掘り下げられていました。

さらに小林プロデューサーのコメントにもあったよう、これまで家康がはっきりと口にしたことのなかった本音の部分は非常に見ごたえのあるものに。とくに『戦国BASARA4』の創世モードで家康と三成のドラマルートを見たファンほど、納得や驚きなど色々な思いを抱くのではないでしょうか。

シリアスな部分はとことんシリアスですが、もちろん各軍による宴会芸もしっかりありますよ。武田式宴会芸や伊達軍のパーリィは当然ながら、豊臣軍や前田一家、小早川軍もいる本作。どのネタも非常にパワーアップしているので、大笑いしてしまうのは間違いありません。

このほか、ちょっと調子に乗ってフリーダムになっている小早川に、優しく悪ノリ(?)してあげる穏やかな天海も必見です。孫市を巡って慶次と幸村があわや決闘かというシーンがあれば、野菜で親睦を深める前田夫婦と小十郎といった面々もおり、ほのぼのとした雰囲気に癒されることも。ゲーム中でもあの見た目ながら妙に強い小早川が、舞台でも驚きの活躍をみせるので小早川ファンはご期待ください。

チケットはほぼ完売していますが、抽選方式による当日券の販売が決定。また5月18日の大千秋楽でもライブビューイングを実施しますので、興味のあるファンは最寄りの上映館を急いでチェックしてみましょう。
《近藤智子》
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