米国のスタジオGearbox Softwareが2009年に初代を放った『ボーダーランズ』シリーズは、遠い未来のエイリアンと陰謀渦巻く惑星パンドラを舞台に、一攫千金を狙うVaultハンターたちが様々な任務やクエストをこなしていくFPSタイトル。FPSでありながらもレベルアップやスキルツリーの構築、武器の収集といったRPG要素を持つのが最大の特徴で、開発のGearbox自らが「ロールプレイングFPS」と称しています。
正式発表を今回迎えた『ボーダーランズ The Pre-Sequel』は、前作『ボーダーランズ 2』の敵ヒーローである「ハンサム・ジャック」がCEOを務めていたハイペリオン社の配下たちが主役。プレイヤーは惑星パンドラの月を舞台に彼らを操り、ハイペリオン社の成長に貢献すべく奮闘していくことになるようです。
ストーリーは『ボーダーランズ 2』よりも前の出来事が描かれる予定で、ゲーム中ではどうして『ボーダーランズ 2』のハンサム・ジャックがアレほど悪に染まりトチ狂ったナイスガイとなってしまったのかが描かれ、彼がダークヒーローへと落ちていく過程を垣間みることができます。まさにタイトル通り続編でありつつも『ボーダーランズ 2』の前日譚を描く内容となります。
またゲームプレイ面では、本作の肝でもあるウェポンが全く新しいものへと変更され、凍結銃にて月面の盗賊たちを凍らせたり、宇宙空間の塵になるまるで粉砕するといったアクションが盛り込まれます。月面特有の低重力での銃撃戦も明らかにされており、過去の『ボーダーランズ』シリーズとはまた異なるメカニックを楽しむことができそうです。
以下、関係者のコメントです。
■2K 代表取締役社長: クリストフ・ハートマン
『ボーダーランズ』は 2K の主要なフランチャイズの一つであり、わけても前作『ボーダーランズ 2』は当社の歴史の中で最高の売り上げを記録しています。ファンの皆さんにはかねてから『ボーダーランズ』シリーズの完全新作に関して熱烈なご要望を受けておりました。このたび『ボーダーランズ: The Pre-Sequel』は、こうしたファンの皆様の声にお応えするものであります。
■Gearbox Software 代表取締役社長:ランディ・ピッチフォード
我々 Gearbox Software が『ボーダーランズ』シリーズを最初に開発した時、これほどの愛情と声援をゲームファンの皆さんから受けるとは夢にも思いませんでした。『ボーダーランズ』のファンが期待するレベルに応えるために、2K Australia の素晴らしい才能を持つスタッフたちが『ボーダーランズ: The Pre-Sequel』」で、このシリーズに参加してくれたことを非常に嬉しく思っています。
■2K Australia 統括マネージャー: トニー・ローレンス
Gearbox Software 社は数々の賞を獲得した『ボーダーランズ』シリーズの共同開発を我々2K Australia に委ねてくれました。我々はファンの期待に応える全く新しい“shoot ‘n’ loot”(敵を撃って倒してアイテムを獲得する)ゲーム体験の創造に全力を傾けています。低重力で行われる銃撃戦の中でのムーンジャンプや、凍結銃で月面の盗賊を完全に凍らせたり、盗賊を宇宙空間の塵になるまで粉砕するといった奇想天外なアクションを、ファンの皆さんは PAX East においてぜひご自分の目で確認してみてください。それはきっと忘れがたい体験になることでしょう。
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