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Windows Azureの日本データセンターが26日より開設 レイテンシー大幅改善でゲーム用途も広がるか

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Windows Azureの日本データセンターが26日より開設 レイテンシー大幅改善でゲーム用途も広がるか
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日本マイクロソフトは都内で記者会見を行い、同社が提供するクラウドプラットフォーム「Windows Azure」の日本データセンターを明日26日より東日本と西日本の2拠点に開設することを明らかにしました。

冒頭、樋口泰行代表執行役は「25週年を機に、日本マイクロソフトに社名変更し、日本に根ざすというマインドで社員一同邁進しています。2年前に拠点を統合した品川本社は新しいワークスタイルを紹介するショーケースとして既に42万人のお客様をお迎えしました。今後もクラウドとデバイスという二本柱で日本のお客様が求める高い品質をご提供して参ります」と挨拶しました。

全社的な戦略分野であるクラウドは、先日発表されたサティア・ナデラ新CEOが推進してきた分野でもあります。樋口氏によれば、日本データセンターの開設もナデラ氏が推進し、決定した事業だということです。樋口氏はマイクロソフトはアメリカ国籍の会社ではあるものの、ナデラ氏はインド生まれ・インド育ちであり、異文化理解が高く、非常に聡明なCEOだと紹介。「私自身も彼がCEOに相応しいと考えていた」と話しました。

26日の0時から提供開始される日本データセンターは東日本(埼玉県)、西日本(大阪府)の2つのリージョンで構成。これまで日本からWindows Azureを利用しようとすると距離的に近いのはシンガポールや香港でしたが、比較すると最低でもレイテンシーは3倍改善されるとのこと。また、データは日本国内に完全に保持されるため、使用許諾を日本国内のみで取得しているような権利やサービスの展開にも対応できます。国内の距離的に離れた2箇所にリージョンが設けられるため、地震など大規模災害時におけるサービスの維持、データの保持も可能です。

既に昨年12月から36社がパイロットテストに参加し、十分に実証された状況で正式サービスを迎えます。マイクロソフトでは日本データセンターの開設を機に、Windows Azureのエコシステム構築によりいっそう力を入れる方針。現時点で120のパートナー企業が、300を超える日本データセンターを活用したソリューションを提供すると表明。Windows Azureに対応できるエンジニアは5000名に上るとのことです。

会場ではWindows Azureを活用している幾つかの企業からのメッセージが紹介され、『拡散性ミリオンアーサー』で知られるスクウェア・エニックス 第10ビジネス・ディビジョン ディビジョン・エグクティブ兼プロデューサーの安藤武博氏も「3本のゲームをWindows Azureで提供してきましたが、本当に助けられてきました。何よりもマイクロソフトが本気を出すと凄い、というのを実感しています。日本データセンターの誕生を機に、ますますWindows Azureがパワーアップしていくのを期待しています」と述べていました。

後半では本社でWindows Azureを推進する、Windows Azureビジネス&オペレーションズ ゼネラル・マネージャーのスティーブン・マーティ氏も登壇。マイクロソフトの市場環境やCloud OS戦略全体について紹介しました。日本データセンターの開設も含めて同社では今年約1000億円をWindows Azureに投資。グローバルな規模の経済が日本のユーザーにも大きなメリットをもたらすとしました。更に日本のユーザーの求める品質を世界的に展開するため、本社に日本のメンバーが常駐するような取り組みも行われるとのこと。

最後に樋口氏は日本マイクロソフトのB2Bビジネスが3年連続で2桁成長を実現できそうだと紹介。営業、サポート、セキュリティへの取り組みで比類ない人材と体制を配置していて、クラウドを軸に日本のユーザーの求める品質に応えられるサービスに邁進していきたいと締め括りました。

ゲーム分野でもWindows Azureの利用は徐々に広がっていて、ゲームクラウドアワード2014でも総合満足度で優秀賞を獲得しています。日本データセンターの開設によってレイテンシーが大幅に改善し、日本での利用がより身近なものになりそうです。樋口氏はエンジニア向けにも様々な施策を行っていくと話していましたので、今後の取り組みにも期待です。
《土本学》

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