開幕したばかりの「TRANS CITY FEAT. HATSUNE MIKU」に訪れて、その映像を体験してきた。史上初という初音ミクの全天周映像とは?360度に映る初音ミクとは一体?早速、レポートする。
映像が体験できるのは、会場となる別府国際コンベンションセンター(ビーコンプラザ)に設置された360度大型映像ドームである。その姿は、遠くからでも一目で判り、異彩を放っている。ここで、初音ミクの全天周映像が体験できる。
360度大型映像ドームには、まず靴を脱いで入ることになる。ドームの中にはクッションが置かれているなど、カジュアルなかたちだ。観客は、ここで寝転がりながら映像を観る。野原に寝転んで星を観る感じと言ってもいいだろう。
全天周ということもあり、映像への没入感はかなりのものだ。満足はかなり大きいだろう。
全天周映像の演出はプラネタリウムでよく知られているが、“スカイライトシアター feat. 初音ミク”を掲げる今回の映像は、複数のプロジェクターから投影することで映像を投影する。こうして初音ミクの映像が生まれる。
ファンにとっては、どんな楽曲が登場するかも気になるかもしれない。『神の名前に堕ちる者』(kaoling)、『Asterism』(古墳P)、『能く在る輪廻と猫の噺』(骨盤P)、『glow』(keeno)、『Light Song』(livetune)、『からっぽのまにまに』(ピノキオP)、そしてドーム内BGMの『sunrise』(akayaka)と7曲。音楽もじっくりと堪能できる。このうち「Asterism」は、TRANS CITYイベントテーマソングにも起用されており、注目したい。これらの楽曲は、KARENTレーベルのコンセプトコンピレーションCD第6弾としてアルバムとして限定生産されている。
上映は12時から20時までの毎時各9回30分間。なお「スカイライトシアター feat. 初音ミク」のCDは限定販売なので、訪れたらファンは必ず手にしておきたいアイテムになるだろう。このほかクリアファイル(3種)、ポストカードセット、ミニタオルも販売されている。
※11月末よりオリジナルグッズ第2弾の投入も予定
「TRANS CITY FEAT. HATSUNE MIKU」の会期は、2014年1月15日までだ。360度大型映像ドームのほか、特別展示やグッズ物販、インタラクティブイルミネーションなど様々な企画が期間中、続く予定だ。特に昼とは違った表情を見せる夜のイベントも楽しそうだ。出来ることなら両方体験しておきたい。
[真狩祐志]
「TRANS CITY FEAT. HATSUNE MIKU」
http://www.transcity.jp/
360度に初音ミク! “TRANS CITY FEAT. HATSUNE MIKU”全天周映像レポート
《animeanime》編集部おすすめの記事
その他 アクセスランキング
-
公式Xが投稿の『ポケモン』を信楽焼で表現した作品がすごすぎる!リザードンやロコンなど、ほのおタイプのポケモンが温かみと迫力のある造形に
-
神秘的な海のロマンあふれるおすすめゲーム5選―美しくも厳しい海中世界を大冒険しよう!
-
『Ghost of Tsushima』“真のヒロイン”は誰だったのか? 境井仁のモテぶりを振り返る─命の恩人から幼なじみまで
-
PS4版『FF7 リメイク』からPS5版へのアップグレードってどうするの? その手順を分かりやすく紹介! 無料DLCやセーブデータ移行時の注意点もチェック
-
最も人気の高い『ペルソナ』ナンバリングはこれだ! 上位3作が約3%差の熾烈な争い─派生作もジャンル別で激突【アンケ結果発表】
-
【今から遊ぶ不朽のRPG】『Arcanum』(2001)
-
『ポケモン』いよいよ「サトシ」卒業へ!約26年にも及ぶ旅路を、懐かしい画像と共に振り返る
-
『天穂のサクナヒメ』の攻略に、農林水産省の公式サイトは本当に役立つのか? 参考にしながら実際に稲作してみた
-
『FE 風花雪月』最推しコンビorカップリング投票結果発表─第3位の“ヒルマリ”を制した第2位、第1位は…!
-
『FF14』もしもし…聞こえる?今すぐHUDを見直してちょうだい─画面が見やすければギミックも怖くない!生き残るためのHUD&コンフィグ設定7選