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そもそもFPSって何? 超大作『CoD』シリーズと共に魅力に迫る

FPSを代表するビッグタイトル・字幕版『コール オブ デューティ ゴースト』がいよいよ発売となりました!初心者に向けたFPSの概要と豆知識はもちろん、「コール オブ デューティ」シリーズの魅力をたっぷりご紹介します。

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11月14日、FPSを代表するビッグタイトル・字幕版『コール オブ デューティ ゴースト』が、スクウェア・エニックスから発売を迎えた。世界中のFPSファン待望の新作となるわけだが、そもそも読者の中にはFPS自体に馴染みが薄いという人も多いはず。

そこで今回は、FPS初心者を対象にFPSの概要と豆知識、「コール オブ デューティ」シリーズの魅力について紹介していこうと思う。 少し量は多いが、全くFPSを知らない人、興味はあるけど踏み出せない人、難しそうだと思っている読者は、1度目を通してもらえれば色々分かったような気になれるかもしれない。

■そもそもFPSって?
「FPS」はFirst Person Shooterの頭文字をとった言葉で、一人称視点(First Person)のシューティングゲーム(Shooter)というジャンルだ。シューティングゲームというと日本では『グラディウス』や弾幕系の『怒首領 蜂』など主に2Dのゲームを指すことが多いが、海外ではFPSをさすことが一般的だ。



FPSの歴史は意外と古く、実は初代プレイステーション以前の時代から存在している。代表的なタイトルは、id Software開発で1992年に発売された『Wolfenstein 3D(ウルフェンシュタイン3D)』や、1993年に発売された『DOOM(ドゥーム)』が有名。また、インサイドの読者には97年発売のニンテンドー64ソフト『ゴールデンアイ 007』がなじみ深いかもしれない。これらの作品はYouTube等でプレイ動画を見ることができるが、 現在多くのタイトルが採用している基本的なシステムがこの頃から既に確立されていたことが分かる。

ゲーマーの間でも混同される事が少なくないFPSとTPSの違いについてだが、これはゲーム画面が一人称か三人称かによって判別できる。 TPS(=Third Person Shooter)は操作する主人公の背中や頭が見えているのに対して、主人公の視点で遊ぶFPSは武器をもつ手くらいしか見えないのが最も大きな特徴だ。

一人称視点を採用するものは操作キャラクターが見えないかわり、三人称視点のそれよりも主人公=自分という「没入感」と、その場にいる「臨場感」を追求し たものが多く、写実的でリアルなグラフィックが好んで採用される傾向にある。シューターでグラフィックの美しさについて取り沙汰される事が多いのはそのためだ。主人公の目を介して見るゲームの世界は三人称視点にはない躍動感があり、1度ハマればクセになってしまう大きな魅力がある。

■意外とカジュアルなFPSというジャンル
傍目から見ると、「FPS」及び「コール オブ デューティ」シリーズにはどのようなイメージがあるだろうか。難しそう、すぐ死にそう、とっつきにくそう、男臭いキャラクターしかいない…。色々あるかと思うが、全体的にみて「ゲーム初心者お断り」な印象を漠然と持っている人が少なくないような気がする。キャラクターが男臭いのは、まぁ、本当だ。



では、本当にFPSは「初心者お断り」なジャンルなのか?タイトルによりけりだが、実は意外とそうでもない。

まず、FPSは基本ルールがシンプル。銃で撃って倒す。撃たれ続けたら死ぬ。これだけだ。基本操作方法も画一化されていて、左スティックで移動して右スティックで照準を合わせる(カメラを動かす)、L1で照準をズームし、R1で発射というのが、「コール オブ デューティ」シリーズに限らず多くの作品で採用されている操作方法だ。各タイトルでキーコンフィグも充実している。

加えて、たとえば「この能力を使うにはこのゲージが必要」、「ゲージを溜めるには次の行動しよう」、などといった作品毎のややこしい独自ルールも少なく、1度慣れてしまえば別タイトルでも操作方法を読む必要が殆どない。非常に直感的に動かせるという点では、他のジャンルよりも実は扱いやすいのだ。

「難しい」という定義が「すぐに死ぬ」という意味であるなら、これはYESかもしれない。ただ、これにも救済措置がある。死にやすい代わりにチェックポイントが多く、リトライがスムーズでやりやすくなっている点だ。また、最近では大量のダメージを受けても時間経過で自動回復するシステムを搭載しているものが大半で、無闇に突っ込みさえしなければ、意外としぶとく生き残っていける。戦争がテーマであるだけに仲間数名が同行するシーンも多く、作品によっては倒れたその場で回復してくれたり、囮になってくれたりと心強い。ゲームの難易度も大抵の場合初心者向けの「イージーモード」が用意されているなど、色々な面で細かな配慮がされている。

照準を合わせることに苦手意識を持っている人も多いだろう。これについては、多くの場合「照準アシスト機能」がサポートしてくれる。アシストのオンオフ、強さはタイトルによってマチマチだが、「コールオブデューティ」シリーズでいえば、L1ボタンでズームするだけで自動的に近くの敵にピタリと照準が合うようになっている。

もちろん、敵も自分もリアルタイムで動いているわけだから、すぐに撃たなければ外れてしまうが、それでも最初から全てチマチマと合わせていくよりも数倍簡単に戦える。なぜあんなにスピーディにできるんだろう…と不思議に思っていたかもしれないが、半分は照準アシストのおかげでもあるのだ。(オフにすることも出来る)

ただし、FPSの醍醐味・対戦マルチプレイについては、「勝ちたければ1000回負けろ」とも言われるほど非常にシビアな世界。こちらは照準アシストがオフになるものも多いうえ、熟達した鬼軍曹が山のようにいるのだからこればかりは仕方がない。

地の利を得ること、動きながら頭を撃ち抜く術などライバルを倒すコツは色々あるが、それは体で覚えるしかないので割愛する。RPGのように経験値を溜めて装備品を集める楽しみもあるし、基本的には死んでもすぐに復活できるので、負ける事を気にせず、まずは時間いっぱい楽しんでみよう。

というわけで、FPSは決して「コアゲーマー専用」の位置づけではない。特に大作タイトルと呼ばれるものはライトユーザーに易しいつくりで、海外では普段そこまでゲームをしないカジュアル層やお爺ちゃんお婆ちゃんまで、分かりやすくて気軽に楽しめるジャンルとして認識されているのだ。

これで、FPS全般に関するアレコレは何となく分かってもらえたかと思う。興味が沸いたなら早速手にとって遊んでみてもらいたいのだが、そうは言っても、はたしてどれをプレイすればいいのかが悩みどころだ。

現代モノ、SFモノ、魔法のような概念が存在する異色のタイトルなど沢山の作品があるが、初めはなるべくオーソドックスで、メジャーで、プレイ人口の多いゲームタイトルがオススメだ。オーソドックスなものは他タイトルを遊んだ時にも応用が効くし、メジャーな大作タイトルはライトユーザーへの配慮があり、人口の多さはマルチプレイが盛んであることにも繋がる。そこでオススメしたいのが他ならぬ「コール オブ デューティ」シリーズだ。



■FPSの間口を広げた「コール オブ デューティ」
「コール オブ デューティ」シリーズは現代戦争をテーマにしたFPSだ。2003年に第一作目がリリースされてからというもの、今やFPSの代名詞といっても過言ではない人気シリーズで、国内外(特に海外)のシューターファンから絶大な支持を得ている。昨年発売された『コール オブ デューティ ブラックオプス2』にいたっては米国で発売初日に750万本を販売するなど、その人気はセールスにも如実に表れている。

「コール オブ デューティ」シリーズがこれほどの人気作となった理由はいくつもあるだろうが、画面の美しさとプレイヤー間口の広さは大きな要因として挙げられるように思う。



たとえば、60fpsで動く滑らかさ。「fps」は1秒間に何コマ表示されるかを表す「フレームレート」の単位で、端的に言えば、これが高ければそれだけ 画面がヌルヌルと滑らかに動くということで、画面の美しさはもちろん、アクション要素の強いゲームではプレイの快適さにも繋がる。コンシューマーハードで は30fpsが主流だったが、そこを60fps描画に押し上げて制作されている事は、目の肥えたプレイヤーの支持を集める理由の一つでもあるだろう。

そしてマルチプレイでは、一定数連続キル(連続で相手プレイヤーを撃破)するか、連続キルされることでポイントが加算されたり、兵器など強力な報酬がもら えたりする「キルストリーク」システムが採用されており、どんなプレイヤーでも敵を倒す楽しさが得られるようになっている。この兵器の内容は様々だ が、中には敵の位置がマップ上に表示されるものや、空爆を要請できるものまである。プレイヤースキルのみが物を言うガチガチのつくりを緩和し、FPSの間口を広げるのに一役買った特徴的な要素だ。もちろん、他にもドラマティックなストーリー展開、リアリティある演出と音響効果など魅力は沢山ある。

そうして大量のFPSユーザーの獲得に成功した「コール オブ デューティ」シリーズは、2009年より2つのシリーズに枝分かれし、毎年交互に発売されている。英国陸軍特殊部隊と米国海兵隊の兵士らに焦点をあてた 「コール オブ デューティ モダンウォーフェア」シリーズと、秘密裏に作戦を遂行する特殊部隊の活躍を描く「コール オブ デューティ ブラックオプス」シリーズがそれだ。

それぞれストーリーやキャラクターなどに繋がりがあるのが特徴で、単独でも楽しむことはできるが、より深く楽しむにはやはり過去作のプレイをすすめたい。 となると、本シリーズの世界に飛び込んでみたい新規プレイヤーの人には少し手を出しづらい印象もあるだろう。そこでシリーズ最新作、設定を刷新した『コー ル オブ デューティ ゴースト』の出番である。

■ワンコ参戦!『コール オブ デューティ ゴースト』の世界へ踏み出そう
本作では、大きな痛手を受けたアメリカを舞台に、その原因となった強大な組織に反撃を試み奮戦する精鋭部隊「ゴースト」の戦いが描かれる。シナリオを担当 するのは、映画「トラフィック」「シリアナ」などで監督や脚本を手掛けたスティーヴン・ギャガン氏で、「ゴースト」部隊に所属する兵士達(+1匹) に焦点をあて、これまでのシリーズの登場人物と設定を全て刷新した視点での物語が語られていくのだ。



上記に「+1匹」と書いたが、これにはワケがある。『コール オブ デューティ ゴースト』のシングルキャンペーンには、世界中の犬好きユーザーの熱い視線を浴びる一匹の軍用犬が登場するのだ。

名前をライリーといい、背中に搭載したカメラで偵察したり、後ろから不意打ちしたり、敵陣に突撃してかく乱したりと、仲間の一員として戦場でともに戦うことが可能だ。『コール オブ デューティ ゴースト』がアメリカのトーク番組「Late Night with Jimmy Fallon」で紹介された際も、ライリーを操作するシーンが体験プレイ用に選ばれていた。


※ゲームプレイは55秒頃~

ライリーについては、現在までに公開されている映像だけでも十分すぎるほどに魅力的で、殺伐とした戦場に咲く一輪の花、シリーズきっての人気キャラとなりうる高いポテンシャルを秘めたアイドル犬となりそうなのは確か。

ライリーという名前は『コール オブ デューティ モダンウォーフェア2』に登場する謎めいた人物Simon “Ghost” Rileyと同じ名前になっているのも気になるポイントで、関連性を含め、情報公開が非常に楽しみだ。

マルチプレイモードでは、リアルタイムでマップが変化するシリーズ初の「ダイナミックマップ」を採用。戦闘中に建物が崩壊して下敷きになったり、なんでもない通路が爆風で散らばったガラス片で危険地帯と化したり、またその衝撃で他の崩壊が引き起こされることもあり、マップの状況が刻一刻と移り変わっていく ことで、これまで以上に白熱した戦闘が楽しめるようになっている。

そんなダイナミックマップが存分に楽しめるのが、地上数百フィートから崩れ落ちていくビルを舞台にしたマルチプレイヤーマップ「FREE FALL」。こちらは11月14日発売予定の「字幕版」、12月12日発売予定の「吹き替え版」、PS3/Xbox 360/Windows版、PS 4 / Xbox One版(発売日未定)の初回生産特典となっているので見逃せない。(Wii U版には「FREE FALL」が付属しないので注意だ。)

さらに、マルチプレイではシリーズ初の女性兵士の選択や、2万通りを超えるキャラクターカスタマイズが可能に。システム面では新しいキルストリークが追加された代わりに、 敬遠されがちだったデスストリークが廃止となる。そして、新たな4人協力プレイモードの「Extinction」では、なんとエイリアンが敵として登場する。なんだか突然世界観が変わっているように思うが、過去のシリーズに用意されていた「ゾンビモード」に代わる要素として話題を呼んでいる。

この他、最大6人のキャラクターで部隊を編成して他プレイヤーと戦う「Squads」モードなど豊富で、中毒になるプレイヤーが続出しそうだ。

『コール オブ デューティ ゴースト』では物語が新しくなるだけでなく、こうしたシステム面の新要素も非常に多い。シリーズ初心者が入り込みやすい土台があると言えるだろうし、現行機最後の1作、次世代機最初の1作にふさわしい作品になるのではないだろうか。案ずるより産むが易しというとおり、FPS初心者だからと気負わず、気軽に挑戦してみてほしい。

PS3/Xbox 360/Wii U版『コール オブ デューティ ゴースト』は、字幕版が11月14日、吹き替え版が12月12日発売予定で、価格は7,980円(税込)。

またPS4版は、吹き替え版がローンチと同日の2014年2月22日に7,980円(税込)で発売予定。PS3版を持っていれば1000円でPS4版にアップグレードする事も可能。Xbox One版については発売日、価格ともに未定となっている。
《Ami》

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