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グループC・Dの勝者に、意外な顔ぶれが!?「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトルリーグ」大波乱の予選第2回

数多くのキャラが集う夢の戦いを実現させる『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』。原作の雰囲気やキャラの特徴を竿代言に活かしつつ、世代を超えた奇跡の対決や、因縁の決着を堪能できる、贅沢極まりない一本です。

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空条徐倫は勝ち残れたのか?
  • 空条徐倫は勝ち残れたのか?
  • ツェペリ家の意地を見せるか、ジャイロ
  • ギャングスターの実力は如何に
  • 時折入る小ネタもポイントです
数多くのキャラが集う夢の戦いを実現させる『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』。原作の雰囲気やキャラの特徴を竿代言に活かしつつ、世代を超えた奇跡の対決や、因縁の決着を堪能できる、贅沢極まりない一本です。

そして、豪華な面々が参戦する『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』だからこそ、誰が最強なのかという疑問は、ファンならずとも気になるところでしょう。真の意味での最強を決めるのは困難至極ですが、CPU同士で対戦というレギュレーション上での最強を決めることはできます。それはあくまで、このルールが前提となる最強の座ですが、ひとつの指針には成り得るでしょう。

そのルールのもとに行われる大会が、「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトルリーグ」です。決勝トーナメントに出場できる16枠のうち、すでに8枠は決定しています。そして、7月10日の22時から行われた予選第2回で、更に4名が決勝進出を確定させました。

今回行われた予選は、グループCとグループD。それぞれ上位2名が決勝へと進めます。先に行われたグループCに参戦したメンバーは「ウィル・A・ツェペリ」「ワムウ」「岸辺露伴」「吉良吉影」と、主人公不在の対決となります。そこに5部のラスボスとも言うべき吉良が入り込んでいるのは、ランダムの抽選で組み合わせが決まったにもかかわらず、彼の抜け目のなさが運命を傾けたのかと錯覚してしまいそうです。

このグループで、残念ながら冴えなかったのは、ツェペリ。波紋の使い手は、相手が悪かったのか涙の全敗です。反面、驚くほどの強さを見せたのが、露伴。こちらは余裕の全勝です。

最後の1枠を争ったのは、戦士ワムウと、平穏な暮らしを望む殺人犯、吉良。生物学的にワムウが押し切るかと思いきや、戦況は吉良に有利なまま進み、最後もシアーハートアタックが炸裂し、勝負を決めます。結果、グループCからは、露伴と吉良が勝ち上がりました。

グループDのメンバーは、「広瀬康一」「ジョルノ・ジョバァーナ」「空条徐倫」「ジャイロ・ツェぺリ」。こちらは一変、五部と六部の主人公が顔を合わせます。そして、先ほど全敗に沈んだツェペリの名を、ジャイロが復権させるのか。そこも気になるところです。

しかし、結果は大半の予想を裏切る形となりました。マフィアのボスにすら成り上がったジョルノが、まさかの全敗。元リーダーであるブチャラティが決勝に進んでいるだけに、残念の一言に尽きます。

そして全勝したのは、なんと広瀬康一。意外と言っては失礼ですが、強敵ひしめくこのグループで、無敗を誇るのが彼だと想像した方は、少なかったことでしょう。スタンドと共に成長を続けた彼のポテンシャルが、勝利の要因かもしれません。

苦戦を強いられることになった、徐倫とジャイロ。主人公が2人も同時にリタイアするのか、ツェペリの意思はシーザーに託すしかないのか。どちらも引けぬ戦いが、一進一退の攻防を繰り広げ、まさに紙一重の差で勝利をもぎ取ったのは、空条徐倫でした。主人公の風格が、紙一重で勝敗の明暗を分けました。

結果、グループDからは康一と徐倫が決勝トーナメントへの参加権を手にし、今回も配信が無事に終了しました。第1回予選の内容とは大きく異なり、波乱に次ぐ波乱を呼んだと言えるでしょう。下馬評を覆す芯の強さは、決勝トーナメントでも大番狂わせを招くかもしれません。

予選は、あと1回を残すのみとなりました。まだまだ興味深いキャラが控えているので、引き続き目が離せない戦いとなるでしょう。予選最後となるグループE・Fの対決も、どうかご期待ください。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』は2013年8月29日発売予定。価格は通常版が7,980円(税込)、「黄金体験BOX」が16,980円(税込)です。

(C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
(C)2013 NBGI
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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