LEGO社運営する「CUUSOO」は、一般ユーザーがレゴ製品のアイデアを提案して商品化を目指す、まるでレゴ版KickstarterのようなWEBサービスです。以前も、1万サポーターを集めたRagaru氏の『ゼルダの伝説』レゴプロジェクトなどを紹介しましたが、現時点ではまだ商品化の決定はされていないようです。しかしその他にも、サポーターの投票を待つ多くのプロジェクトが後に続いています。そんなプロジェクトの中から、『ゼルダの伝説』関連のおもしろそうなセットをピックアップして紹介したいと思います。
まずは、4月に登場したばかりのbrickcluster氏の「legend of Zelda Skyward Sword」から。こちらは『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』をモチーフにしたセットで、それぞれのパーツも詳細に設計されています。いくつもの凝ったパーツが用意されており、かなり大がかりなセットのようです。
登場してからまだ日が浅いこともあり、現在はまだ100サポーターをようやく超えた程度ですが、完成度が高いことからも、もしゼルダファンに広く知られれば1万人を超える日はそう遠くないかもしれません。
次に紹介するのは、1000以上のサポーターを獲得しているflailx氏の「Legend of Zelda: King of Red Lions Play Set」です。これは『ゼルダの伝説 風のタクト』に登場する船「赤獅子の王」と島をモデルに作られたもので、全205ピースの比較的小さめのセットとなっています。価格帯も20ドル~25ドルを想定しており、お子さんやレゴ初心者でも挑戦できそうな印象です。
そしてこちらは『ゼルダの伝説 時のオカリナ』から。アイアンナックに遭遇するリンクを描いたレゴセットです。WesTalbott氏の提案する「Legend of Zelda: Iron Knuckle Encounter」は、現在5000以上のサポーターを集めており、最終地点のゴールまでの折り返し地点に入りました。左右の柱は壊れているように見せるために分解可能で、そうすることにより、よりゲームの雰囲気に近づけます。
最後に紹介するのはお馴染みのあの盾です。phuonom氏の「Legend of Zelda Hylian Shield」は、「ハイラルの盾」をレゴ化したもので、実際に組見立てた様子も写真で公開されています。盾の角度は変えることができるため、本棚や机など飾る場所に合わせて調整可能です。phuonom氏は、実物は写真よりもかなり良く見えるとコメントしています。
いずれのプロジェクトも『ゼルダの伝説』への愛を感じさせるものばかりで、ただ見るだけでもわくわくしてきます。今後も続々と優秀デザインが登場すると思われますので、初の『ゼルダの伝説』商品化に向け、どのプロジェクトもがんばってほしいですね。
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