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【ガチレポ!】第2回 悪魔城とLOSのハイブリッド。遊びやすくなった鞭アクション『キャッスルヴァニア ロードオブシャドウ~宿命の魔鏡~』

任天堂 3DS

『キャッスルヴァニア ロードオブシャドウ~宿命の魔鏡~』
  • 『キャッスルヴァニア ロードオブシャドウ~宿命の魔鏡~』
  • おもな操作キャラクターはこの3人。左から、シモン。アルカード。トレバー。
  • 美麗なイベントシーンも3Dならではの迫力が
  • ステージには様々なギミックが配置。罠を避けたり、パズルを解いたり・・・
  • ダークで荘厳な背景グラフィック
  • ムチは遠くまで届く。右は、周囲の敵を巻き込む技、ファイナル・スピニング・チェイン
  • 敵を気絶させれば、ムチで掴んで一撃で倒すことも
  • シンクロ・ブロックの瞬間。青い光とともに、巨大な相手をもひるませられる
こんにちは、Amiです。楽しいGW、みなさまはどんなゲームでお過ごしでしょうか。私は某アクションRPGを絶賛プレイ中で、ダンジョンに潜り続けてはたまに死ぬという素敵な日々を過ごしている次第です。キャラクターが強くなっても危険が尽きない環境というのはやはり楽しいものですね。

さて、これが一体何のゲームかは来週のガチレポ!でお送りするとして(笑・宣伝)、第2回目となる今週はまたまた3DSから。横スクロールタイプの探索アクションゲーム『キャッスルヴァニア ロードオブシャドウ~宿命の魔鏡~』について書いていきたいと思います。

■「新章」悪魔城ドラキュラ―ロードオブシャドウシリーズ
紹介の前に、少しゲームのバックグラウンドについて前置きさせてください。本作は、2010年にPS3/Xbox360で発売された『キャッスルヴァニア ロードオブシャドウ』(以下LOS)の続編にあたるもので、80年代から続く国産の名作アクションゲーム『悪魔城ドラキュラ』シリーズの流れを汲む、海外のディベロッパーが制作を手がけたスピンオフとなる作品です。

本家となる『悪魔城ドラキュラ』シリーズは、現在までに相当数のタイトルが発売されていますが、この『LOS』シリーズは従来の世界観やキャラクター、年表などを全て再構築した「新章」となっています。ですので、歴史の長いゲームには手が出しにくいという方でも心配ご無用。初めて触れる方でも馴染みやすく、ファンの方ならその違いを楽しむことができるものとなっているのです。

というわけで、さっそくゲーム内容について紹介していきましょう。

■悪魔城とLOSが融合したプレイ感覚が新しい
今回の『LOS』はなんと横スクロール!前作にあったアクション性とアスレチックを引き継ぎ、『悪魔城ドラキュラ 月下の夜想曲』に代表される迷宮探索要素が取り入れられています。

ステージは小規模のマップがいくつも組み合わさるカタチで1つのエリアが形成されており、探索の合間合間に戦闘シーンを挟みこむ感じでエンカウント。地続きとなった広大なステージを進みながら、絶え間なく出現する敵と戦う、従来の悪魔城スタイルとは少し違う構成です。

実際に足を踏み込むまではエリアマップが表示されない点は変わりませんが、本作では、行くべき方向の目安が赤い矢印で示してもらえるなど、敷居が低く、遊びやすくなっています。

■3人のキャラを操作!ムチと体術を駆使して戦いぬこう
操作キャラクターはガブリエル、トレバー、シモン、アルカードの3人。チャプター毎に切り替わり、それぞれの立場をとおして城を進んでいきます。

メインとなる武器はもちろんムチ…型の武器(バトルクロス)!
攻撃は直接攻撃・範囲攻撃の2種類があり、ボタン連打や長押しなど簡単なコマンド入力で多彩な技を繰り出すことができます。

ムチの攻撃範囲はかなり広いので、レンジの長さを生かして戦うのがポイントです。敵の攻撃は予備動作が少し分かり辛く、割り込みも多いので、距離をとりながら立ち回れば随分と戦いやすくなるハズです。

防御行動はブロック(ガード)と回避の2つで、敵の攻撃をタイミングよくブロックすることでシンクロ・ブロックが発動。敵をひるませ、そのまま強力なカウンター攻撃へとつなげていくことができます。シンクロ・ブロックのボタン入力の受付時間は長く余裕があるので、下手に攻撃を引きつけたりせず、先回りするようにブロックしておけば、楽に発動できます。

また、これらは空中でも使用可能。空中でブロックした場合は、敵の攻撃を受ける・受けないに関わらずその場に少しの間滞空しますし、空中での回避は短距離を移動できるので、探索時などでジャンプの飛距離を調整したい場合なんかにも便利です。

■戦いを有利に導く多彩な能力
それ以外にも、キャラクターによって異なる特殊能力とサブウェポンが複数用意されています。例えば、シモンであれば罠を含めたあらゆるダメージを自動で防いでくれる特殊能力「ヴェルナンデスの精霊」や、近くの敵に斧を投げつけるサブウェポン「投げ斧」が使えますし、アルカードであれば霧になって敵や一部の格子をすり抜けられる能力「ミスト・フォーム」が、トレバーであれば電磁爆弾を投げて範囲内の敵を拘束できるサブウェポン「電撃ボム」が使えます。

特殊能力はステージの仕掛けを掻い潜るのにも大活躍。特定の能力を使わないと行けない場所も沢山あるので、下画面の「旅の書」からエリアマップにメモを残しておくと便利です。

・・・何故かアルファベットしか使えないんですけどね・・・

■難易度いろいろ。初心者に配慮した親切設計も
難易度はイージー・ノーマル・ハードがあり、ゲーム中はいつでも変更可能です。私は初回をハードモードでクリアしましたが、難しさはほとんど感じませんでした。被ダメージこそ大きいものの、そこかしこにあるチェックポイント、頻繁に設置されている回復ポイントなどの数々の親切設計のおかげで、気軽に死ぬことができるのです。

特にチェックポイントはボス戦の最中にもあるので、もし途中で負けてしまっても、ある程度ボスの体力を減らした状態からリトライできるようになっています。くわえて、何度も何度も同じシーンでリトライすれば、こちらの残りHP量が少しずつ増えていくという初心者に優しい気配りも。

私が今まで遊んできたシリーズの中でも遊び易く感じましたし、アクションに自信がない人でも手に取れるアクションゲームになっていると思います。なお、一度クリアすると解禁されるスーパーハードは、ザコの一撃が脅威となる高い難易度になっているので、手に汗握って楽しみたい人にオススメですよ!

■気になるところはチラホラと・・・
最も気になったのは、カメラが固定である故に、足元の状況がわかりづらいというところです。本作では、ある程度の高さから落ちると死亡扱いとなるので、場合によっては落下死を覚悟のうえ、実際に落ちて試してみるしかないというのは厄介。ほか細かい部分を含め、少し大雑把になっているところを、チェックポイントを多くする事でなんとか補ったような部分が見え隠れするのは残念です。

『悪魔城』シリーズファンとしては、せっかくの探索型なのに、一度に表示されるマップが狭いために、探索感とスケール感が薄れてしまったのは少しさみしく感じました。BGMがオーケストラな映像音楽調で耳に残らないのも切ないですが、『LOS』の続編であるということを考えれば、これは仕方のないことかもしれません。

■敷居は低く雰囲気良し。新規の方、好奇心のある従来ファンに
いくつか気になるところはあるものの、横スクロールの雰囲気そのものはバッチリです。最初、肉を求めて思わず壁を攻撃しまくってしまったのは、言うまでもないでしょう(笑)

暗く閉ざされた城、地下に広がる洞窟や、操り人形がうごめく劇場などなど、重厚感のあるダークファンタジーな雰囲気が好きな人にはぜひオススメ。彷徨っているだけでも楽しめるハズです。

クリア時間は約10時間程度。モンスター図鑑の収集や、マップ踏破率100%を目指してのヤリコミもアリ。敷居は随分下がっているので、新規の方はもちろん、従来ファンの方でも世界観の相違点なども合わせて遊べるようになっています。現在体験版も配信されているので、ぜひ一度試してみてくださいね。

★こんな人にプッシュ★
・悪魔城=難しい⇒無理と思っている方
・ダークファンタジーや、探索アクションが好きな方
・従来と違った世界観を覗いてみたい悪魔城ファンの方

★その他備考★
・アルカードが大変なことになっている(いろんな意味で)

『キャッスルヴァニア ロードオブシャドウ~宿命の魔鏡~』は好評発売中。価格はパッケージ版・ダウンロード版ともに4,980円です。

(c)2013 Konami Digital Entertainment
Developed by MercurySteam

■筆者プロフィール
Ami
元・ゲームグラフィッカーのボス戦好きなアマゾネスな超新米ライター。
ゲームは雑食で、国産から海外、RPGからFPSまでなんでも遊ぶ、食い散らかし系です。とりあえず、ゲームができればそれで幸せ。
ブログ:http://blog.livedoor.jp/xxxplus/
《Ami》

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