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ゲームミュージックライブ「JAPAN Game Music Festival 2013」6月29日と30日開催

和製ゲームのサウンドを手がける面々によるライブイベント「JAPAN Game Music Festival 2013」が6月29日と30日に開催されます。

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ゲームミュージックライブ「JAPAN Game Music Festival 2013」6月29日と30日開催
  • ゲームミュージックライブ「JAPAN Game Music Festival 2013」6月29日と30日開催
和製ゲームのサウンドを手がける面々によるライブイベント「JAPAN Game Music Festival 2013」が6月29日と30日に開催されます。

チケットは明日12時から先行販売開始。日程は29日15時開場16時開演/30日14時開場15時開演、価格は1日券が6,300円/2日間通しチケットが10,500円、入場時別途1ドリンク500円。

演奏予定のアーティストたちは今のところ5組。まず「[H.]」、セガのサウンドセクションのコンポーザー陣で、『せがた三四郎劇場feat.藤岡弘、&セガサウンドユニット[H.]~真面目に遊ばぬ奴らに喝!~』より引き続いて登場です。代表曲として挙げられているのは『AFTER BURNER』や『BURNING RANGERS』、『龍が如く』シリーズなど。

Falcom jdk BAND」は日本ファルコムから。メンバーにヴァイオリニストがいるのが特徴。代表演奏曲は『軌跡』シリーズや『イース』シリーズなど。ファルコムのゲームミュージックといえば、連綿と継承されてきた独特の熱さに定評があり、根強いファンも存在します。生演奏にあたりバイオリンはファルコムサウンドとしてなるほど確かに必須かもしれません。

ゲームミュージック愛好家なら知らない者はいないであろうベイシスケイプからは、「LivestRow Basiscape Band」。演奏実績のある曲が列挙されたタイトルは『グランナイツヒストリー』、『電波人間のRPG』シリーズ、『朧村正』、『怒首領蜂大復活ブラックレーベル』、『エスプガルーダ2』とじつに横断的で多様性に満ちています。ベイシスケイプの名前を知らなくてもじつは楽曲担当だったということがあるでしょう。ゲームミュージック界の大御所が集結していることでも有名。

ノイジークロークの代表取締役兼作曲家である坂本英城氏を中心とする「TEKARU」。ゲームミュージックのアレンジ楽曲演奏をおもに活動しているバンドで、メンバーは全員ノイジークローク所属。TAKERUからは2ndアルバムまでリリースされています。ノイジークロークの代表作としては『龍が如く』シリーズ(2以降)、『428 ~封鎖された渋谷で~』、『勇者のくせになまいきだ』シリーズなど。坂本氏は先月リリースされた『怪獣が出る金曜日』も担当しています。

「The Musicolors」はまだ具体的な実績はありません。しかしその正体は言わずと知れた、そして古くは『サガ』シリーズ、最近では『パズル&ドラゴンズ』を手がけてきた伊藤賢治氏を中心としたインストユニット。キーボード・ギター・ベース・ドラムのメンバー4名で、コピーは「最小の構成で最高の音楽世界を彩る演奏」。演奏のクオリティは保証されているとして、選曲も気になるところです。神がかり的な数々の作品のなかからイトケンが選ぶのはどれなのでしょうか。

そしてタイトーからは「ZUNTATA」。こうした生演奏イベントと非常に相性の良いゲームサウンドチームです。代表作品は山ほどありますが、たとえば『電車で電車でGO!GO!GO!』はタイトー作品もZUNTATAの存在も知らなくても聴いたことがあるかもしれない、または思い出すことができるかもしれない印象的なヴォーカルと歌詞です。80年台から継承され、発展してきた伝統のZUNTATAサウンドは今なお色褪せない魅力で満ちています。

さらに気になるのは、アーティスト紹介ページ最下部にある"and more…!"の文字。今後さらにサプライズがある可能性もあります。ゲームの音楽といえばいわゆる打ち込み系の印象が強いかもしれませんが、最近になりハード部分での問題を解決し生演奏を部分的に採用するようになったタイトルも多々あります。そうした経緯をふまえるとじつに趣深いイベントとなりそうです。ゲームミュージックファンとして、期待が高まります。
《Gokubuto.S》
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