今回公開された「地域紹介」では近郊都市トリスタの情報が公開。近郊都市トリスタは帝都の東、大陸横断鉄道で20分ほどの位置にある近郊の町。歴史はあるが古めかしいほどではなく、居心地がいい雰囲気の街並みで、北側には「トールズ士官学院」があるため学生街としての機能も持っています。それ以外にも、導力ラジオ番組を放送する「トリスタ放送」の建物が存在。
また、「キーワード」では「トリスタ放送」の項目が追加されました。トリスタ放送は帝国時報社の元デスクとラインフォルト社の元技師が立ち上げた導力ラジオ放送局。精力的な営業活動の結果、帝国各地のパブやビアホールに導力ラジオを売りつけ、音楽番組、ニュース報道、スポーツ中継などの番組で普及に漕ぎ付けてきました。しかし帝国時報社の訴えで政府当局により「公共導力波の独占」の規制が行われ、貴族による圧力や帝国軍情報局のチェックなども始まりつつあります。
帝国時報社はレボニアで100年以上の歴史を持っている伝統ある通信社。当時から中産階級以上の層に読まれ、どちらかというとスノッブな内容で貴族階級におもねっているところがありましたが、近年の鉄血宰相の改革を受けてそれらを肯定的に報道したりと、紙面方針に迷いが見られるようになっています。そういったジレンマに囚われずに勝手気ままに報道をしている「トリスタ放送」を腹立たしく思っているフシがあり、報道のあり方を巡って圧力を掛けることも。
「登場人物」では、帝国の士官学校、「トールズ士官学院」に在籍する新たなメインキャラクター2名のプロフィールを公開されています。
■マキアス・レーグニッツ(17歳/使用武器「ショットガン」)
・巨大な帝都を管理する、革新派のレーグニッツ帝都知事の息子。眼鏡をかけた秀才タイプで、自分にも厳しければ他人にも厳しい性格。入学試験では惜しくも首席を逃がし、特科クラス“VII組”の副委員長となる。
・旧態依然とした貴族制を公然と批判し、貴族生徒に対しても敵対的に振舞う。そのため大貴族出身のユーシスとは初対面から事あるごとに対立し、結果的にクラスの雰囲気を悪化させてしまうが・・・。
■ユーシス・アルバレア(17歳/使用武器「騎士剣」)
・「四大名門」の一つ、東部クロイツェン州を治めるアルバレア公爵家の次男。貴族らしい傲慢さをナチュラルに発揮し、どこまでも偉そうだが悪気はない。
・マキアスとは初対面から衝突するが、あくまで余裕な態度は崩さず、貴族嫌いに凝り固まった彼の狭量さを嘲笑うことで火に油を注ぐことが多い。
・伝統的な宮廷剣術を兄から学んでおり、修練の甲斐もあってかなりの使い手。リィンの八葉一刀流やラウラの剣術にも興味を示し、手合わせすることも。
『英雄伝説 閃の軌跡』は、2013年発売予定で価格は未定となっています。
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