今回発表になった修正では、売上高は20億8300万円(前回予想:23億7100万円)で12.1%減となっているものの、営業利益2億2300万円(同3100万円)、経常利益2億2600万円(同3100万円)、当期純損失1億1300万円(同2億8200万円)となっています。営業利益と経常利益については、前回予想をそれぞれ600%超の上方修正になりました。
今回予想の数値をもとにすると、通期では売上高が前期比1億800万円減。一方で営業利益は1000万円増、経常利益も1700万円増と前期より利益が増加する見込みです。また、赤字幅も当初予想よりは縮小されます。
売上高の修正要因としては、ゲーム開発事業において、前回予想と開発タイトルに違いがでたことに加え、大型アクションゲームを受注したものの、開発着手と売上計上が来期の第1四半期にずれ込んだこと原因となっています。また、モバイルコンテンツ開発事業では、従来のコンテンツ配信からソーシャルゲームの開発・運用へと業務形態の転換を進めています。ソーシャルゲームの売上げは伸びたものの、ロイヤリティ収入が予想を下回り減収となっているということです。
一方、当初予想を超える増益が見込まれる要因としては、ゲームソフト開発の内製化やソーシャルゲームの運用体制の見直しを進め、利益率を改善していったことが大きなウェイトを占めているということです。
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