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ソニー、大人気ヘッドマウントディスプレイの新モデルを10月に発売、TGSにも出展

ソニーはHD有機ELパネル搭載を搭載したヘッドマウントディスプレイの新型モデル「HMZ-T2」を10月13日に発売すると発表しました。予約は10月1日より開始です。

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ソニー、大人気ヘッドマウントディスプレイの新モデルを10月に発売、TGSにも出展
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  • 「HMZ-T2」
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ソニーはHD有機ELパネル搭載を搭載したヘッドマウントディスプレイの新型モデル「HMZ-T2」を10月13日に発売すると発表しました。予約は10月1日より開始です。

本製品は、昨年11月に発売され大ヒットした、HD有機ELパネル搭載3D対応ヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T1」の新型モデルになります。前モデルの映像美を踏襲しながらも、新機能を追加した上に、各機能もさらなるブラッシュアップがはかられ、より没入感を高めた新製品になっています。

まず、前モデル「HMZ-T1」との違いは「音の進化」です。製品には優れた装着性とクリアな音で、5.1chバーチャルサラウンドを楽しめる、13.5mmドライバーユニットの密閉型ヘッドホンが同梱されています。それだけでなく、ヘッドホンの交換可能な構造を採用したことで、好みのヘッドホンで手軽に5.1chバーチャルサラウンドを楽しむことができます。

また、映像面においては、「24p True Cinema」というシステムを搭載し、24コマで撮影された映画も、映画館の雰囲気そのままに味わうことができます。また新搭載のパネルドライブモードには「標準」と「クリア」という2つのモードがあります。「クリア」では、動きの速いゲームなどのコンテンツでも、残像感の少ないくっきりとした映像を楽しめます。

さらに、従来より20%以上の軽量化がはかられ、快適に装着したまま、長時間楽しむことができるようになっています。さらに、周囲の光を遮光する「ライトシールド」も改良、ヘッドパッドも安定性はもちろん、位置調節機能を持たせたため、より圧迫感なく深い没入感を体感することができます。

加えて、各画質モードのチューニングが刷新され、きめ細やかな映像が再生されるだけでなく、「ハーモニクスイコライザー」を搭載し、より奥行きのある音場が実現されています。映像、音、没入感のいずれも、従来からの進化、新機能の追加など、多くの点で改良・改善されています。主な仕様は以下の通りです。

■主な仕様
・パネル:有機ELパネル×2
・画素数:1280×720
・視野角:約45度
・仮想画面サイズ:750型相当(仮想視聴距離:約20m)
・画質モード:スタンダード/シネマ/ダイナミック/ゲーム/カスタム
・ヘッドホンタイプ:密閉型インナーイヤー
・サラウンド:5.1chバーチャルサラウンド
・音質モード:スタンダード/シネマ/ゲーム/ミュージック
・音声入力:リニアPCM、ドルビーデジタル、AAC
・入出力端子:HDMI入力1系統
・HMD出力/スルー出力:1系統/1系統
・寸法・サイズ 幅×高さ×奥行(最大突起含む)
ヘッドマウントユニット部:約187mm×104mm×254mm※ヘッドバンド部含む。
可動部最小:約180mm×36mm×168mm(プロセッサーユニット)
・質量:ヘッドマウントユニット/約330g、プロセッサーユニット:約600g
・付属品:電源コード/HDMIケーブル/ヘッドパッドカバー/ライトシールドなど

なんと、東京ゲームショウ2012へ出展されることも発表になりました。ゲームのアイデアコンテスト「センス・オブ・ワンダーナイト」の特別企画ブース「HMZ没入快感研究所」にて、「公開実験」を開催するということです。今日から9月13日までの期間限定でHMZ 没入快感研究所のFacebookページから申込可能です。

さらには、プレイステーションブースにて、PS3新作タイトルとの試遊体験会を開催します。ゲームショウに行く方は、一足早く実機を体験することができますのでお楽しみに。

ヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T2」は10月1日予約開始で、10月16日発売予定です。価格は70,000円前後になると推定されています。
《宮崎 紘輔》

タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

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