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『初音ミク and Future Stars Project mirai』本日発売、大崎プロデューサー&高部ディレクターにインタビュー

任天堂 3DS

セガは、ニンテンドー3DSソフト『初音ミク and Future Stars Project mirai』の発売記念イベントを本日開催しました。

秋葉原にあるソフマップ アミューズメント館で行われたイベントですが、午前中は150人を超える行列が発生。男性だけでなく女性の姿も目立ちました。「初音ミク」は男女関係なく親しまれているキャラクターであることが伺えます。

会場でゲームを体験すると、ARカードとして使える「参加認定書」「特製使い捨てカイロ」「特製ポストカード(2枚セット)」がプレゼントされました。

また、イベント会場に度々登場しているミクさんも遊びに来て、多くの参加者がシャッターを切ってその姿を写真に残していました。

『初音ミク and Future Stars Project mirai』を手掛けた大崎誠プロデューサーと高部元志ディレクターも登場、先日行われた体験会に続いてインタビューを行いました。

―――まずは発売おめでとうございます
大崎:この業界に入って19年目になりますが、発売日にこんなにたくさんユーザーさんが来て頂けるタイトルは滅多にありません。これもミクさんを応援してくださるユーザーさんあってのお蔭ですので感謝致します。企画当初は開発難航しました。既に「初音ミク」を扱ったゲームは『初音ミク -Project DIVA-』があるので、全く同じのを作ってもしょうがなので、『Project mirai』の方向性を示すまでの期間が長かったですね。

高部:最初はいろんな層に遊んでもらいたい、もっともっと「初音ミク」を知ってもらいたいというところもあって、任天堂ハードではベストマッチなものをと選曲やゲーム性を含めてチューニングしてきました。ただ今まで『初音ミク -Project DIVA-』をプレイしてきた人たちが違うんじゃない?と感じてしまったら、それはそれでマズイので。

大崎:『初音ミク -Project DIVA-』との違いをどう出すかで頭を抱えましたね。電子の歌姫だし電子的に凄いことやりたいと思っていました。3DSは3D機能があるので、当然そこはフィーチャーしないといけない。ただ、それだけでいいのか?と言う試行錯誤期間が長かったですね。

高部:ミク=未来と言うキーワードにピンときた時からは結構早かったです。「未来ガジェット」でパッケージングするという方向性が決まりました。

大崎:最初『Project mirai』と言うタイトルじゃなかったんですよ(笑) クリプトンさんからミクさんの命名由来を聞いてましたし。「未来ガジェット」と言う方向性が決まってからは、絵の動きやガジェット的な所は早くまとまってきましたね。

■開発を振り返ってみて、苦労されたことも多いと思います
大崎:かなり苦しい期間は長かったです。最初はPSP版モデルを動かしていたのですが、違うなと頭身をどんどん下げていったらねんどろいどサイズになりました。3DSはシェーダが使えるのですが、パッと見ただけでねんどろいどには最初ならなかったんです。そこはデザイナーが頑張ってくれて、現在の形になりました。絵が最初にできたことは大きかったですね。
※シェーダ=主に光や影などの表現を行うグラフィックス処理回路やプログラムのこと。

高部:デザイナーだけでなく、ソフト制作側の人間としても3DSはいじりたくなるハードなんです。任天堂の岩田社長は社長が訊くで「3DSでできることのショーケースみたいなソフトですね」と仰られたのですが、まさにその通りです。

大崎:そのうちのひとつに「音声認識」がありますが、昔は思い通りにいかないのが当たり前でした。今回3DSでは認識もよく、まともに動いてくれてビックリしましたね。「顔認識」も同様に。プログラマーが実装しないとゲームって出来ないので、遊ぶくらいのチャレンジ精神があるのが大きかったですね。

―――「顔認識」について詳しく教えてください
高部:「マイルーム」では3つのカメラモードがあるのですが、そのうちのひとつに「フェイストラック」という項目があります。これに設定するとプレイヤーの顔の位置を追うようになります。例えば上から見ると、挑戦的な上目使いになりますよ(笑)

―――「音声認識」についてはどんな部分で採用しているんですか?
高部:主に曲する際などに使います。曲名をしゃべると一発で呼び出せます。曲数が多くなってくると探すのが大変ですよね。一声でカラカラ回って表示することができますのでぜひお試しください。PV試聴の時も使えます。

―――会心の出来!みたいな機能があれば教えてください
高部:「マイルーム」でのカメラモードは3種類あるのですが、そのうちのひとつにジャイロセンサーを使っています。強引に縦置きで使うことができるので、最近出た某ゲームみたいに楽しめるかもしれません(笑)

大崎:「マイルーム」と言えば、3DS本体を揺さぶったりしてもミクさんは反応します。おっとっと、みたいな。あまりやりすぎると怒られますが(笑) また「ひな祭り」など、季節関連イベントも発生しますので、長い期間で楽しんでもらえたらなと思います。誕生日の方は誕生日に起動すると・・・。

―――最後に読者へメッセージをお願いします
大崎:ミクさんのゲームを作る上で一番やらなくちゃいけないことは、可愛くないといけないです。製品版をプレイした方はご存じだと思いますが、簡単な所からやり応えある所まで最後の最後までいじって調整しました。
僕はアーケード屋なので、いつかやっていればうまくなる系なんですよ。絶対無理はないと思うので、上達を感じられるゲームになっていると思います。
曲に紐づいているコスチュームなど、ファンならわかってくれるような細かいネタも仕込みました。ぜひよろしくお願いします。3DSは実機で見てナンボだと思うのでぜひ買ってください(笑)

高部:買ってすぐは曲を解禁するためにゲームだけをガリガリプレイしているかなと思います。曲が全部解禁したら、PVの部分もぜひ見てほしいですね。AM2研がコンテから作った力作となっており、3DPVクリップ集としても楽しめるように作りました。すれちがい通信のコメントなど、外に持ち出して末永く遊んでいただけますようよろしくお願いします。

―――ありがとうございました!

『初音ミク and Future Stars Project mirai』は3月8日に発売予定。価格は通常版が6090円(税込)、限定版が7140円(税込)です。

(C)SEGA / (C) Crypton Future Media, Inc.
デザイン協力 : ねんどろいど
《まさと》

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